最終決戦で無惨の血を注ぎ込まれた炭治郎は鬼化してしまいました。
鬼化した炭治郎をみると悲しみがこみ上げますよね。
一方で、
と思わずにはいられません。
そこで今回は鬼化した炭治郎と鬼舞辻無惨の強さについて書いていきます!
※原作漫画をベースに作成しているので、アニメ派の人は注意してください。
【鬼滅の刃】炭治郎の鬼化は鬼舞辻無惨より強い?
炭治郎は「無惨のすべて」を注ぎ込まれ、鬼化しました。
無惨の血は少量であっても、注入された鬼は格段に強くなることが明らかになっています。
そしてその「すべてを受け継いだ炭治郎」は、恐るべき強さを持っていることは確実。
そこで気になるのが「鬼化した炭治郎と無惨はどっちが強いのか」ということですよね。
結論からいうと、鬼化したばかりの炭治郎と比べるのであれば、「無惨の方が圧倒的に強い」可能性が高いです。
その理由は以下の炭治郎の描写からも判断できます。
- 自我・思考力がない
- 手負いの冨岡義勇に抑えられる
- 鬼化したばかりは弱い
上記の描写を踏まえつつ、「鬼化した炭治郎が無惨よりなぜ弱いか」についてさらに深堀りしていきます。
自我・思考力(知力)がない
鬼化したばかりの炭治郎は、自我や思考力(知力)がほぼ皆無です。
作中でも「本能のまま目の前の人間を襲う」といった感じでした。
たとえ恐ろしい力があって場合でも、自我や思考力がないと力をコントロールしつつ戦略的な戦闘は不可能。
たとえばですが、無限城に鬼殺隊がはいったとき、「下弦程度の力をもった鬼」が大量発生していました。
その鬼たちは血鬼術も使えないようで、名もなきモブ隊士でも戦えるほどの強さ。(単行本17巻)
本来下弦の鬼といえば”かなりの強敵”のはずです。
しかし自我や思考力を持たない鬼は、自分の力を最大限発揮できないようですね。
仮に鬼化した炭治郎と無惨が同じ力を持っていた場合でも、「戦略的に戦える無惨様のほうが強い」のは明白です。
手負いの冨岡義勇1人に抑えられる
鬼舞辻無惨は炭治郎を鬼にするまえに、数人の柱を相手に大暴れしていました。
珠世さんの薬の影響がありつつも、柱1人の力では到底太刀打ちできない強さをみせつけた無惨様。
その圧倒的な姿は”名実ともに最強の鬼”といえます。(単行本22巻)
一方、鬼化したての炭治郎は、手負いの義勇さんや伊之助に抑えられていました。
たしかに強いのでしょうが、無惨ほどの”絶望的強さ”や”恐怖感”は感じられません。
上で書いたとおり、まだ力のコントロールができていないように思えます。
やはりこの段階の炭治郎では無惨の強さには敵わないでしょう。
鬼化したばかりは弱い
上では「鬼化したては力が上手く発揮できない」という旨を書きました。
実は公式でも「鬼化したばかりは弱い」的なことが表現されているんです。
たとえば、
- 「鬼化したばかりの獪岳(かいがく)への愈史郎のセリフ」
- 「鬼化した炭治郎を見たカナヲの心の声」
といったものですね。
内容的には、
- 愈史郎は善逸に対して、
⇨「お前の戦った鬼は自分の力をまだ使いこなせていなかった」 - カナヲは鬼化した炭治郎をみて、
⇨「鬼化直後だから炭治郎の攻撃を避けられる」
といった感じの表現がされていました。(単行本17巻・23巻の描写)
この表現をみる限り、やはり鬼になったばかりでは「力のコントロールが上手くいかない」ようです。
潜在能力が高くても、本来の実力が出せないと意味がありませんよね。
こういった描写を踏まえると、鬼化したばかり炭治郎では無惨の強さには敵わないのはほぼ確実といえそうです。
【鬼滅の刃】最強の鬼の王はどっち?
前述したとおり、鬼化したばかりの炭治郎では無惨の強さには敵いません。
しかし、それは「鬼化したて」のことであり、力をコントロールできるようになったら話がガラッと変わりそう。
人間に戻らなければ、
として君臨していた可能性がかなり高いです。
理由としては、作中で以下の描写があったからです。
- 太陽(日光)を克服!弱点がない?
- 赫刀(かくとう)も効かない?
- 痣持ちで日の呼吸が使える
- 血鬼術をすぐに使える?
- 無惨も認める鬼の王・炭治郎
ここでは上記についてさらに深堀りして解説していきます。
太陽(日光)を克服!弱点がない?
炭治郎は鬼の最大の弱点となる太陽(日光)を克服しました。
無惨が1,000年間も克服できなかった弱点を一瞬で克服する炭治郎。
あの無惨でさえ、「巨大な肉の鎧」を身にまとい消滅を遅らせることで精一杯でした。
適応力の高さでいえば、速攻で無惨を超えているといえます。
鬼の絶対的弱点を克服した炭治郎は、
といっても過言ではありません。
まさに「最強の鬼の王」としての可能性を感じさせてくれた瞬間でした。
ちなみに、日光への適応能力の高さは「竈門家の血筋が関係している」なんて噂もファンの間ではされています。
(※公式では明言されていません)
赫刀(かくとう)も効かない?
義勇さん曰(いわ)く、鬼化した炭治郎には「赫刀(かくとう)」も効かないようです。(単行本23巻)
赫刀は鬼の再生を遅らせたり、一定のダメージを与えてくれます。
しかし完全体に近づいた炭治郎は、「それらの効果も無効化する」とのこと。
義勇さんがなにをもって「赫刀が効かない」と判断したのかは正直不明です。
でもまぁ、柱がいうのだから効かなくなったのでしょうねw
おそらくですが、
と、義勇さんは判断したんでしょう。
(※日の光を含んだ鉄+熱=太陽に近い赫刀)
無惨ですら赫刀による影響を受けます。
その赫刀すら効かないのであれば、やはり無惨よりも優れているといえます。
痣持ちで日の呼吸が使える
炭治郎は鬼化する以前から、身体能力を強化する痣をもっていますよね。
しかも最強の呼吸といわれる『日の呼吸』の使い手です。
上記のことは、病弱だった炭治郎の父・炭十郎をみても明らかですよね。
炭治郎の場合、その条件下に「無惨のすべて」が加わりました。
単純に「無惨以上の最強の鬼が誕生する」ということは想像に難しくありません。
といったところでしょうか。
ん~、まさに最強ですねw
血鬼術をすぐに使える?
作中の描写をみると、並の鬼は「鬼化後すぐには血鬼術が使えない」ような流れですよね。
一方で、鬼化した炭治郎はすぐに「血鬼術らしきもの」を使うことができていました。
単行本23巻では、エネルギーを球体化させて放つ技を出していましたよね。
そもそも炭治郎が使ったものが血鬼術かどうかは怪しいです。
しかしながら、「エネルギーを具現化する」という能力は、まるで上弦の鬼である童磨や玉壺のよう。
通常鬼は人を喰うことでパワーアップしていく生き物です。
鬼化した炭治郎は”そんな仕組み”をガン無視して、急速に成長しているのがわかります。
力をコントロールできれば速攻で無惨の強さを超えるでしょうね。
日の呼吸もそうですが、炭治郎の血筋はさまざまなことへの「適応力が常軌を逸している」ように感じます。
無惨も認める鬼の王・炭治郎
鬼化した炭治郎が「最強の鬼の王」になることは、そもそも最強だった無惨自らも認めています。
的な、無惨様のモノローグがありました。(単行本23巻)
最強の鬼が「最強」と認めれば、それは本当の最強なのでしょうね。
そもそも自分以外をゴミクズのように扱うあの無惨が、他者の存在を認めるなんて相当なことですw
鬼の始祖・無惨が、ここまで絶大な期待を寄せたのはきっと初めてでしょうね~。
無惨にすら認められた鬼化した炭治郎。
自我を保てるようになったとき、「どこまで強くなっていたのか」という点も、ファンとしては気になるところでしたね。
【鬼滅の刃】鬼化炭治郎が無惨より強い鬼になる可能性まとめ
鬼化した炭治郎と無惨は戦闘描写がないので、どっちが強いかは明言できません。
ただし、鬼化した炭治郎は作中で以下のような描写がありました。
- 自我・思考力がない
- 手負いの冨岡義勇に抑えられる
- 鬼化したばかりは弱い
上記を踏まえると、鬼化したばかりの炭治郎は無惨には勝てないでしょう。
とはいえ、
- 短時間で弱点を克服したこと
- 痣や日の呼吸を使えること
などを踏まえると、無惨以上の潜在的強さをもっていることがわかります。
あの無惨も「最強の鬼の王になる」というほどです。
時間の経過次第では手に負えない強さの鬼になっていたことでしょうね。
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コメント
鬼化の炭治郎の「血気術」ってなんなの?知りたいです。
匿名さんこんにちは^^
炭治郎の血鬼術については明確にされていません。
ただ、最終巻でエネルギーを具現化している描写がありました。
個人的にはその描写が「血鬼術なのかな?」と感じています。
確かに?
無駄と鬼化した「柱」ってどっちが強いのですか?知りたいです。
黒死牟が鬼化しても無惨より弱いですから、無惨のほうが強いのではないでしょうか。
現代の柱については、誰も鬼化していないのでわかりません。