【鬼滅の刃】カナヲは最終選別に無断参加だった?しのぶにも秘密にした理由

※本サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

カナヲは蟲柱・胡蝶しのぶの継子で、優秀な鬼殺隊員です。

彼女はかまぼこ隊とも同期で、同時期に最終選別に参加していましたよね。

 

実はあのときのカナヲは「無断で最終選別に参加していた」とのこと。

感情が希薄なカナヲが、なぜ危険な最終選別に無断で参加したのでしょうか?

 

この記事では、カナヲが最終選別に無断で参加したことについて書いていきます。

※単行本ベースで書いていますので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】カナヲは最終選別に無断参加だった!

冒頭でも触れましたが、カナヲは最終選別に無断で参加していたとのこと。

これは作者のワニ先生が原作漫画で明かしたことであり、公式として扱われている情報です。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス19巻より

 

 

カナヲといえば、「子供時代の虐待」が原因で感情の起伏がほぼありません。

ささいなことでも「コインの裏表を判断基準にする」など、決断力が欠落していることは作中の描写からもみてとれます。

 

そんなカナヲが無断で最終選別に参加していたなんて、正直驚きしかありませんよね。

 

そもそも最終選別については、鱗滝さんのような育手から了解を得て参加するイメージがありました。

まさか個人の判断で受けれる設定だったことにも驚きです。

 

よく考えたら伊之助も普通に育手なしで参加しているし、最終選別の参加自体は自由なんでしょうね。

 

 

【鬼滅の刃】カナヲが鬼殺隊に入隊した理由

そもそも自身の感情を示すことのないカナヲが、

「なぜ最終選別に参加したのか」

という点が気になります。

 

最終選別といえば、命を落とす可能性もある過酷な試験。

大型の異形の鬼である”手鬼”もいましたし、「なぜそんな危険を犯してまで選別に参加したの?」と感じた人も多いのではないでしょうか?

 

実はここらへんも原作漫画の19巻で書かれており、以下のものが参加理由として明かされています。

 

  • 家事やケガ人の治療ができなかったから
  • アオイやしのぶの肉親が鬼に命を奪われたのが許せなかった

 

感情のないカナヲですが、彼女なりにいろいろと考えて最終選別に参加していたようですね。

ここでは上記についてもう少し深堀りしていきます。

 

家事やケガ人の治療ができなかったから

カナヲは蝶屋敷にきてから、”アオイ”や”きよちゃんたち(小さい女の子3人組)”と同じように、「家事やケガ人の治療をしようとした」とのこと。

 

しかし、廃人の一歩手前だったカナヲは、それらを上手くこなすことはできなかったようです。(まぁ当然ですよね)

 

出典:鬼滅の刃 コミックス19巻より

 

そんなカナヲですが、「花の呼吸だけは見よう見まねで出来るようになった」とのこと。

自分の得意なものをカナヲなりに活かそうとした結果が、鬼殺隊への入隊理由の1つになっていたようですね。

 

炭治郎や善逸をみるとわかりますが、呼吸や型ってみんな苦労して覚えていましたよね?

それを「見よう見まね」で覚えてしまうあたり、カナヲの能力やポテンシャルの高さが分かります。

 

両親の胸くそ虐待が、カナヲの能力発達に関わっているのも皮肉なものですね。

 

 

「アオイやしのぶの肉親が鬼に命を奪われた」のが許せなかった

アオイや胡蝶しのぶは、カナヲにとって”とても大切な存在”です。

その「アオイやしのぶの肉親たちが鬼に命を奪われたこと」も、最終選別への参加を決意した理由とのこと。

 

「大切な人たちの幸せを奪った鬼」

という、憎き存在を倒したい気持ちが彼女のなかで強くなっていったようですね。

 

とくにしのぶさんの姉である”胡蝶カナエ”に関しては、実の姉と感じるほどカナヲにとっても大切な存在でした。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス18巻より

 

 

カナエが上弦の弐・童磨にやられてしまったことで、

「カナヲ自身も肉親の命を奪われた」

という気持ちを強く感じたのかもしれません。

 

感情が薄かったカナヲですが、心の奥底には「大切な人の役に立ちたい・守りたい」という感情があったのでしょうね。

 

 

【鬼滅の刃】師範のしのぶにも秘密にした理由を考察

前述したとおり、カナヲの最終選別への参加は彼女なりの考えがあってのことです。

とはいえなんですが、「なぜ師範である胡蝶しのぶに秘密にしたの?」って感じですよね?

 

感情が薄いカナヲが「自分の意思で最終選別に行きたい」と考えるのは、しのぶさんにとっても喜ばしいことです。

それなのに「わざわざ秘密にする必要ある?」と読者的には思いますよね。

 

で、これについても「単行本19巻のワニ先生のコメント」からなんとなく理由がみえてきます。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス19巻より

 

 

どうやらしのぶさんは「カナヲの決断は自分本位のものではない」とつねづね思っていた節があったようです。

 

しのぶさんは以前から「カナヲの意思表示の低さ」をかなり心配していたのでしょう。

しかし過剰な心配は「カナヲの判断を信じきれていない」ということにも繋がってきます。

 

信頼がない状態で最終選別を受けたいと相談したとしても、承諾してくれるとはカナヲも思いませんよね。

一方で、「しのぶさんのカナヲを想う気持ち」も強く感じとっていたのでしょうね~。

 

しのぶさんの気持ちをカナヲ自身も十分すぎるほど感じていたからこそ、

「最終選別に行くこと」
「鬼殺隊になること」

といったことが相談できなかったように感じます。

 

たしかに猛反対される絵が浮かびますもんねw

きっと「反対されるくらいなら無断参加で…」となったんでしょうね~。

 

  • 「大切な人への思い」
  • 「鬼への憎しみ」

といった理由がカナヲの行動に繋がっているとしたら、炭治郎に出会う前からカナヲの感情は少しずつ動き始めていたのかもしれません。

 

 

【鬼滅の刃】カナヲが最終選別に無断で参加した理由まとめ

カナヲは育手の了解を得て最終選別にきたと思いきや、実は無断参加でした。

 

最終選別に参加したのは

「大切な人の幸せが奪われたこと」
「大切な人の役に立ちたい」

という気持ちが、カナヲのなかで大きくなったのが理由です。

 

師範のしのぶさんにも秘密にしたのは、絶対に反対されると分かっていたからでしょうね。

しのぶさんが「カナヲを心配の対象」としてみていたことも、秘密にするキッカケになった気がします。

 

簡単にいえば、「毒親と思春期の子供の関係」みたいな感じでしょうか?w

 

経緯はどうあれ、最終的にはカナヲは「しのぶさんと並ぶ強さ」を手にしています。

それが無惨の討伐に繋がっていくので、カナヲが鬼殺隊に入って大正解でしたね!

 

コメント

  1. 通りすがりの無名 より:

    コインで行くか行かないか決めた説もありそうだと思います