【鬼滅の刃】鬼が切ないし泣ける!元人間の悲しい過去シーンランキング

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鬼滅の刃に登場する鬼たちはみな恐ろしいですよね。

しかしながら、そんな鬼も元は人間で、『切なくて悲しい過去』を密かに抱えています。

悲しい鬼の過去の描写に「やばい、涙がちょちょぎれる…」と思った人も多いのではないでしょうか?

彼らの過去を知るとなぜか他人事とは思えなくなりますよね~。

この記事では、鬼たちの過去を個人的に悲しいと感じた順にランキングしてみました。

また、我々読者が非道な鬼たちに対して切なさを感じる理由」についても考えていきます。」

単行本ベースで書いていますので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】鬼(元人間)の泣ける・切ない過去シーンランキング

まずは元人間の過去シーンを振り返り、悲しい順に”勝手に”ランキングしていきます。

かなり筆者の独断と偏見なので、気軽に読んでもらえれば幸いです。

とうことで、中途半端ですが6位までランキングした結果が下記のとおり。

  • 6位:元十二鬼月・響凱(きょうがい)の過去
  • 5位:最終選別・手鬼の過去
  • 4位:下弦の伍・累の過去
  • 3位:上弦の壱・黒死牟の過去
  • 2位:妓夫太郎・堕姫の過去
  • 1位:上弦の参・猗窩座の過去

あぁ…上記のラインナップをみただけでも目から水漏れを起こしそう。

みなさんすでにご存じでしょうが、鬼たちの悲しい過去を改めて確認していきましょうか。

6位:元十二鬼月・響凱(きょうがい)の過去

6位にランキングしたのは、元十二鬼月の下弦の陸・鼓鬼(つづみおに)の響凱。

元十二鬼月の鬼・響凱(きょうがい)は、切なくて悲しい過去がある鬼の1人です。

響凱の場合、人間時代というよりも「鬼になってからの過去」が語られていました。

鬼化したあとにも関わらず、「作家」や「鼓打ち」としての腕を磨いていた”変わった鬼”でしたよね~。

謎に向上心がある鬼でしたが、努力家が結果に繋がらず、報われない姿に心が痛みます。

”鬼としての努力”も実らず、無惨にも失望された彼にはさすがに同情しますよね。(単行本3巻)

「頑張っているのになかなか結果に繋がらない」ということは、現実世界でも往々にしてあること。

響凱の作中でみせていた、生きるための『怒り・焦り・悲しみ』といった感情は、多くの人にとって共感できるものではないでしょうか?

そういえば、響凱は炭治郎に「血鬼術が凄い」と褒められたとき涙を流していましたよね?

響凱はとにかく「他者に認めてほしい」という気持ちが大きかったのかもしれません。

鬼でありながら物書きや鼓打ちの努力をしていた響凱。

人間時代はさぞかし魅力的な人間だったんでしょうね~。

5位:最終選別・手鬼の過去

手鬼は江戸時代に鱗滝さんによって捕まえられた鬼ですね。

最終戦別が行われる藤襲山(ふじかさねやま)にて、長年生き続けていた異形の鬼です。

彼の過去シーンもとても悲しいものでしたよね~。

とくにアニメでは単行本ない描写もあり、手鬼がより切ない鬼に感じました。

グロい手鬼も、元はめちゃくちゃかわいい無垢な少年。

人間時代はいつも大好きなお兄ちゃんに手を握ってもらっていたようですね。

しかし鬼化した手鬼は、大好きだったお兄ちゃんを自らの手で襲ってしまったとのこと。

大好きな人の命を奪ってしまうなんて、想像するだけでどうにかなりそうです。

さらには「お兄ちゃんの存在自体を忘れてしまう」というさらなる悲劇。

人間時代のかわいい少年(手鬼)が、慕っていた兄を忘れゆく姿はみていて辛くなります。

消滅直前には、炭治郎に手を握られたことでお兄ちゃんを思い出したのでしょうか。

最後に大粒の涙を流すシーンは、とても印象深く切ないものでした。

”手鬼”という異形の姿になってしまったのも、「手を握ってほしい」という気持ちが具現化したものなんでしょうね。

それを考えると、手鬼の過去シーンはさらに泣けるものに感じます。

4位:下弦の伍・累の過去

下弦の伍・累も悲しい過去を持っていますよね。

人間時代の累は身体が弱く、歩くだけで苦しくなる病弱な子供でした。

同じように”過去に病気で苦しんだ無惨”の手によって鬼になります。

鬼になったことで体は強くなりましたが、人を喰うようになったことがさらなる悲劇の始まり。

絶望した累の両親に心中を図られ、怒った累が父と母の命を奪ってしまいます。

”家族の絆”を強く求めていた累ですが、もっとも大事な絆を彼自身が切ってしまったのは本当に悲しい描写でした。

累の過去シーンは、下記のような”親目線”でみても心にグサグサ刺さります。

  • 丈夫な体に産めなかったこと
  • 自分の子供が人を食べたこと
  • 子供の命を自らの手で絶たなければいけなかったこと

などなど、累の親も相当苦しく辛かったでしょうね~。

「偽りの絆を増やしても虚しさが止まない」

上記の累の言葉からは、後悔の気持ちが強く表れていました。

鬼にならなければ、病気ながらも優しい両親と一緒に幸せに過ごせたんでしょうね。

ちなみに、無惨が累を鬼にしたのは、過去の自分と似ていたからかもしれません

無惨が下弦の鬼である累を自由にさせていたのも、感情移入していたからなのでしょうね。

3位:上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の過去

3位にランキングしたのは、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の過去シーン。

黒死牟に関しては、「悲しい」とか「泣ける」ではなく、ひたすらに切なくて虚しい人間時代でした。

人間を超越した縁壱さんが近くにいたことで、一生涯自分を認めることができなかった黒死牟。

底知れない虚無感だけが漂う人生でした。

  • 「縁壱さん」という存在に嫉妬し、  
  • 彼に近づくために妻も子供も捨て、
  • 強さを求めて痣を発現し寿命を縮め、
  • 寿命を獲得するために鬼になり人を喰らい続け、
  • 子孫すら斬り捨てながら、さらなる化け物に姿を変え、
  • 「すべてが生き恥だった」ことに気づいて消滅していく

なんか…、ねぇ。

控えめにいっても、かなり滑稽な人生にみえてしまいますよね~。

すべて”縁壱さんへの嫉妬”が、黒死牟の行動に繋がっています。

“他者との比較”だけにすべてを注いできた彼は、自分の人生をまともに歩んでいません。

縁壱さんの真似事をしていただけ。

そして結局、「なにも残せていない」「なにも手に入れられない」ということを消滅寸前に気づく黒死牟。(単行本20巻)

読者すらもやるせない気持ちになります。

2位:上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の過去

2位にランクインしたのは、上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の過去です。

きらびやかに感じる”遊郭の闇”が詰まったような人間時代でした。

妓夫太郎は母親がかかっていた”梅毒”の影響で、容姿がとても醜くい状態で産まれています。

醜い姿の妓夫太郎は、美がすべての遊郭で怪物のように扱われていました。

名前すら与えられず、母親や周囲の人から罵(ののし)られて育った過酷な人間時代を送っています。

妓夫太郎の精神は酷くネジ曲がったものになり、その影響をうけて育った妹の堕姫もまともではなかったようですね。

まともではない堕姫は遊郭にきた侍の目をカンザシで刺し、報復として生きたまま焼かれるという悲惨な目にあってしまいました。

  • 唯一の生きる希望だった堕姫を焼かれた妓夫太郎
  • 周囲に染まりやすく、凶暴に育ってしまった堕姫

よく考えると、両者とも自分以外の要因でひどい目にあっています。

鬼となり悪行を重ねた2人ですが、人間時代ではむしろ被害者といっても過言ではないですよね~。

環境が違えば「2人には違う人生があった」と考えると、とても悲しい気持ちになります。

ちなみに、絶望の中で妓夫太郎と堕姫に手を差しのべたのが、上弦の弐・”童磨”でした。

妓夫太郎に「初めてなにかを与えてくれたのが人間ではなく鬼だった」というのはとても皮肉なものです。

1位:上弦の参・猗窩座(あかざ)の過去

切ない人間時代1位は上弦の参・猗窩座(あかざ)です。

彼の過去はとても悲しいもので、涙なしにみることはできません。

猗窩座の人間時代は、ことごとく「大切な人を守れない人生」でした。

  • 父親を失い
  • 人生の恩人を失い
  • 結婚を誓った最愛の人も失う

人間時代の猗窩座は本当に失ってばかりです。

「頑張っても、強くなっても、大切な人を守れない」というのは、本当に切なくてやるせないものですよね~。

”大切な人を守るために強くなろう”と決めたはずなのに、鬼になってからはそれすらも忘れて戦いに明け暮れる日々。

本来の「強くなる目的」を忘れた猗窩座の姿には、途方もない虚しさや切なさが感じられますよね。

ちなみに、猗窩座の技には、下記のような設定があると公式で明かされています。(単行本18巻の情報)

  • 技名が思い出の花火が由来
  • 術式展開の模様は恋雪の髪飾りの模様
  • 構えと使っている技は素流が元になっている

記憶がなくなっても、人間時代の思い出が技として表れているのがさらに泣けますよね~。

【鬼滅の刃】鬼の過去が切ない・泣けると感じる理由

罪のない人々を恐怖に陥れる鬼は、鬼殺隊に倒されてしかるべきです。

が、上述してきたとおり、「切なさや悲しさ、かわいそう」といった気持ちが溢れ出てきますよね?

我々ファンは、「なぜ鬼に対してなぜそんな感情を持ってしまうのか」

上記について少し考えてみました。

鬼が元人間だからこそ切ない

ご存知のとおり、鬼たちは元々「人間」です。

それぞれに”1人の人間としての過去”がありました。

初めから鬼であるなら誰も同情はしませんが、元人間となると話は変わっていきます。

人を襲う化け物ではありますが、我々と同じ人間だったことを考えると、『”鬼=絶対悪”』ではありませんよね。

さらにいうと、好きで鬼になった者も少ないです。

好きこのんで鬼になったのは、黒死牟や童磨くらいでしょうか。

  • 無理やり鬼にされた
  • 鬼にならざる得ない状況だった

大抵は上記のどちらかに該当し、どうしようもなく鬼になった者がほとんど。

人間時代の鬼たちの不遇を知ると、どうしても自分の人生経験と照らし合わせてしまいますよね。

また、”鬼が元人間”ということは、鬼滅隊と鬼の戦いも『人間同士の争いの1つ』といっても過言ではありません。

人間同士が何百年も争い続けるのも切ないものですよね~。

人生経験が豊富な人ほど『鬼たちの過去が泣ける

そんな鬼たちが消滅する瞬間には、彼らの過去の回想シーンが描かれます。

ほとんどが切なくて悲しい過去ばかり。

中には猗窩座のように壮絶な過去を持っている鬼もおり、「彼らの過去シーンに泣いた」という人も多いはず。

泣けるということは、「辛い気持ちが理解できる」ということの裏返しです。

人生経験が豊かな人ほど、感情移入して号泣してしまった人も多いかと思います。

”同じ人間だった”ことが分かっているからこそ、

  • 過去の苦労
  • 取り返しのつかない過ち
  • 悔いても湧き上がる後悔

といった、悲しい感情に心が動かされるのでしょうね~。

「この鬼の悲しい過去が自分の身に起こったら…」

そう考えるだけで、彼ら鬼たちの過去シーンは涙を誘いますね。

【鬼滅の刃】鬼が切ないし泣ける!悲しいシーンランキングまとめ

鬼滅の刃に登場する鬼の過去を、”切なくて悲しい順”にランキングしました。

どれも切なくて悲しい過去ばかりで、炭治郎が鬼をあわれむ気持ちも分かります。

今回この記事を書いていて思ったのですが、強い鬼ほど悲しい過去を持っていると感じませんか?

「人間時代の心残りや執念が大きかった者」ほど、鬼になったときに爆発的な強さを発揮するのかもしれませんね~。

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