【鬼滅の刃】刀鍛冶のお面はなぜひょっとこ?素顔を隠す理由も考察!

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鬼滅の刃に登場する刀鍛冶の人たちは、みんな『ひょっとこのお面』をかぶっています。

鋼鐵塚さんだけお面をつけていると思いきや、刀鍛冶の里では子供から大人までひょっとこ姿w

非常におもしろい光景ですよね~。

とはいえ、「なぜひょっとこのお面を付けているの?」といった疑問をもった人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、刀鍛冶の里の人たちがひょっとこのお面をしている理由について書いていきます!

※単行本ベースで記事を書いていますので、アニメ派の人は観覧に注意して下さい。

【鬼滅の刃】刀鍛冶のお面はなぜひょっとこ?

鬼滅の刃ではお面を付けていたり顔を隠している人が多いです。

育手の鱗滝さんや錆兎、伊之助など、お面や被り物をするキャラが割と存在しています。

その中でも印象的なものといえば、日輪刀を作っている「刀鍛冶の里の人達のひょっとこのお面」ではないでしょうか?

「なぜひょっとこのお面なんだろ?」と感じて調べたところ、実は刀鍛冶とひょっとこには深い関係があったようです。

それらを簡単にまとめたのが下記のもの。

  • ひょっとこの語源は『火男(ひおとこ)』
  • ひょっとこは『竈神(かまどかみ)』
  • ひょっとこは『鍛冶神(かじしん)』

ここでは上記について、さらに深堀りして解説していきます。

ひょっとこの語源は『火男(ひおとこ)』

実は”ひょっとこ”という言葉は、火仕事をする「火男(ひおとこ)」が語源になっているとのこと。

「火男(ひおとこ)がなまってひょっとこになった」というのが、もっとも有名な説のようですね。

みなさんご存知のとおり、刀鍛冶は火を扱います。

それを踏まえた上で、『刀鍛冶=火男(火を扱う男)=ひょっとこ』といった流れになった可能性はかなり高そうですよね~。

実際に、刀鍛冶の里にいた「小鉄少年」も”火男の服”を着用していました。(単行本12巻)

作中の描写をみても、ワニ先生が火男とひょっとこに関連性を持たせているのが分かります。

ちなみに、火男がなまった説の他に、

「竈(かまど)の火を竹筒で吹く姿を揶揄している(からかっている)説」

などがあるそうですよ。

ひょっとこは『竈神(かまどかみ)』

日本では、火を扱う「”竈(かまど)”は神聖な場所」とされています。

東北地方では竈の近くにひょっとこの面をかけて、「竈の神様」としていたのだとか。

なんでも東北の岩手県では、

「ヒョウトク」という子供が竈神(火の神)になった

という昔話があり、それがひょっとこの由来になっているようです。

岩手県以外でも「ひょうとく」や「うんとく」といった子供が登場する民話が、東北地方には割と多いようです。

で、そのどれもが『竈神(火の神)になった』というオチに繋がるそう。

いずれにしても、結局”火”という部分に繋がるのが興味深いですよね~。

ちなみに、”竈”といえば竈門家が思い浮かびますよね?

”火”と”竈”に関係性があり、それがひょっとこに繋がるのなら、「炭治郎の家系」と「刀鍛冶」もなんらかの繋がりがあるのかもしれません。

ひょっとこは『鍛冶神(かじしん)』

竈神のほかにも、ひょっとこは鍛冶の神様である「鍛冶神(かじしん)」ともいわれています。

日本神話には、「天目一箇神(あまのまひとつのかみ)」という名前で記されていました。

天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩屋戸に隠れたとき、「”刀”や”斧”などの祭器を作った神」だといわれています。

ウィキペディアの情報によると、天目一箇神の”目一箇”は「一つ目」を表しているとのこと。

神名の「目一箇」(まひとつ)は「一つ目」(片目)の意味であり、鍛冶が鉄の色でその温度をみるのに片目をつぶっていたことから、または片目を失明する鍛冶の職業病があったことからとされている。

引用:ウィキペディア様

これは鉄を溶かす高熱の炎を片目の肉眼で判断するため、

「目を細めている」、または「その熱で肉眼を潰してしまった(失明)」

ということが一つ目の由来になっているようですね。

そういえば、作中でも鋼鐵塚さんが、上弦の伍・玉壺に「片目を潰されている描写」がありました。(単行本14巻)

日本神話を元にして考えるなら、鋼鐵塚さんは「一つ目姿になったことで鍛冶神に近づいた」ともいえます。

ワニ先生のことですから、その辺も意図して書いている可能性も考えられますよね~。

ちなみに、鬼滅の刃に登場するひょっとこのお面は両目がしっかり開いています。

しかし、本来は片方の目は細くなっているのが正解とのことですよ!

【鬼滅の刃】刀鍛冶が素顔を隠す理由を考察!

前述してきたとおり、刀鍛冶とひょっとこには実は深い関係がありました。

しかし、深い関係があるとはいえ「なぜずっとお面で素顔を隠しているの?」という疑問も湧きますよね。

ここに関しても、とくに公式では深堀りされていない部分です。

ただ、「刀鍛冶という職業」や「作中の描写」を踏まえると、下記の理由があるように感じます。

  • 顔面の火傷や失明を防ぐため?
  • 鬼に刀鍛冶を特定されないため?

ここでは上記のことについて、深堀りして解説していきます。

顔面の火傷や失明を防ぐため?

まず考えられるのは、刀を作るときの「顔面保護の役目があるのでは?」というものです。

刀鍛冶が刀を作るときには、当然ですが火を使いますよね?

火を扱う火床(ひどこ・ほど)の温度は800℃ほどで、時には「1,200~1,400℃もの高温になる」のだとか。

そんな高温を毎日近くで浴びていると、顔や眼球が焼けてしまうこともあります。

鍛冶神の『天目一箇神』のとこでも軽く触れましたが、裸眼でしか仕事ができなかった昔は「”火傷”や”失明”は鍛冶屋の職業病」とされていたとのこと。

それを踏まえると、刀鍛冶の里の人たちはお面を付けることによって、高温から自分の顔を保護している可能性は高そうです。

鬼に刀鍛冶を特定されないため?

ひょっとこのお面は顔の保護のほかにも、「鬼から素顔を特定されないための役割」も考えられますよね。

日輪刀は鬼を倒すときに欠かせないものです。

「もっとも鬼の驚異になるもの」ですから、鬼舞辻無惨が黙って見過ごすわけがありません。

実際に作中でも、「上弦の肆・半天狗」と「上弦の伍・玉壺」といった強者が、刀鍛冶の里を襲いにきましたよね。

とくに”優秀な刀鍛冶”は狙われるリスクも跳ね上がります。

そのことを踏まえると、

「みんな同じお面をかぶってカモフラージュしていた」

といった可能性はかなり高そうです。

里が襲われたとしても、優秀な技術が残れば里はまた再建できます。

少し残酷な話ですが、優れた人間を守る意図は少なからずあったでしょうね~。

お館様は「産屋敷邸」や「刀鍛冶の里」の場所も巧妙に隠していたようですから、ここらへんも徹底していそうです。

【鬼滅の刃】刀鍛冶の里でひょっとこのお面をつけている理由まとめ

刀鍛冶のお面がひょっとこなのは、

  • 火を扱う火男
  • 竈神(かまどかみ)
  • 鍛冶神(かじしん)

といったものが関係・由来になっているからといった可能性が高そうです。

「なぜいつもひょっとこのお面をしているか」は公式でも明言されていません。

ただ、日本神話や鬼殺隊の状況から推測すると、

  • 刀を作る際の高温から顔を守る
  • 鬼から個人を特定させないようにしている

といった意図があったように感じます。

ちなみに、”鍛冶神”は日本神話に出てくる神様です。

実は「新上弦の肆・鳴女も神話がモチーフになっているのでは?」との噂もあるんですよね。

気付いていないだけで、鬼滅の刃には日本神話をモチーフにしたものが割と含まれているのかもしれません。

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コメント

  1. 桃園めるう より:

    はがねずかさんってお面外したらイケメンなの?

    • アツキ アツキ より:

      桃園めるうさんコメントありがとうございます^^

       

      >はがねずかさんってお面外したらイケメンなの?

       

      はい、ひょっとこ外すととんでもないイケメンが出現しますw