鬼滅の刃には9人の『柱』が登場します。
「鬼殺隊最強」の称号を与えられているだけあって、どの柱もイカれた強さを持つ化け物。
で、そんな柱達を見ていると、
「この中で1番強いのは誰?」
「強さの順番はどうなる?」
と、ついつい考えてしまいますよね?
そこでこの記事では、鬼殺隊の柱を強さを多角的に考察しつつランキングしていきます!
原作漫画をベースに書いているので、アニメ派の人はネタバレ等に注意してください。
【鬼滅の刃】柱の最強キャラは岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)!
柱の中での最強キャラは、間違いなく岩柱・悲鳴嶼行冥です。
悲鳴嶼さんの強さを簡単に羅列すると以下の通り。
・長年の戦闘経験
・柱随一の巨体とパワー
・技の威力と扱う武器の長さ
・柱で上位のスピード(柱の中で3位)
全ての能力が柱の中で突出しており、その実力は敵である上弦の壱・黒死牟すらも「300年ぶりの強い剣士」と認めるほどの強さ。
実際に柱同士が戦っている描写はほとんどないので、強さの比較は基本的に難しいです。
しかし悲鳴嶼さんに関しては、鬼滅の刃の公式でも「最強」と明言しているほどの強さなので、文句無しで鬼殺隊最強と言えそう。
公式で唯一、強さの位置付けが明らかになっているキャラは悲鳴嶼さんだけですが、彼がそれだけ強い人物ということを表しているのでしょう。
作中でも明言されているため、「悲鳴嶼さんが柱の中で最強」ということは多くの方も周知の事実。
ずば抜けた悲鳴嶼さんは置いといて、次は他の柱の強さについて考えてみましょう。
【鬼滅の刃】柱の強さをランキング順に考察!(痣なし版)
ここでは柱の強さについて考察しランキングしていきます。
ネット上では柱の強さに関して、
「痣を発現したから強い」
「痣を発現しなかったから弱い」
などの論争が割と多いので、今回は『痣の効果を抜きにしたランキング』を考えました。
当ブログでざっくり各柱の強さを上位~下位に並べるとこんな感じ。
岩>風≒炎>水≒蛇≒音≒霞>恋≧蟲
正直なところ上位と下位以外はかなりの混戦状態だと考えます。
ちょっと難しいですが、上記の並びを作中の描写を考慮してさらに細かくランキングしていきましょう!
ちなみに、公式ファンブック・弐では柱同士の印象を書いたページがあります。
その中での唯一、炎柱の煉獄さんが各柱の強さに関係するコメントをしていました。
上記の煉獄兄貴の情報も考慮しつつ、下位の柱から見ていきます。
9位:蟲柱・胡蝶しのぶ
柱の中で最下位は蟲柱・胡蝶しのぶです。
しのぶさんは他の柱と比べるとフィジカル面で大きなハンデがあります。
突き技のスピードや威力は高いですが、それ以外に他の柱よりも秀でている点が正直見当たりません。
簡単ではありますが、しのぶさんが弱いと感じる描写をまとめてみました。
・那田蜘蛛山で冨岡義勇に捕まる
・上弦の弐・童磨が「カナヲのほうが強い」と感じている
とくに注目したいのが、分析屋・童磨の「カナヲのほうが強いのでは?」というセリフ。
正直それが全てを物語っているように思います。
童磨いわく、単純な強さ勝負ではしのぶさんよりも継子のカナヲが勝っているようです。
そしてそのカナヲは他の柱ほどの強さはないでしょうから、必然的にしのぶさんの柱内での順位も下がりますよね。
ただ、しのぶさんの強さの真骨頂は藤の花を使った毒攻撃や薬の開発の部分です。
猛毒などを闘いに活かせれば、他の柱との戦闘も優位に進められそうではありますね。
8位:恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)
第8位にしたのは、恋柱・甘露寺蜜璃です。
甘露寺さんは「煉獄さんも認めるほどの才能の持ち主」で、
・ずば抜けた柔軟性
・技のスピードと独創性
などなど、ポテンシャルだけで言えば柱でも上位にくい込みます。
しかし残念ながら、戦闘経験が浅いためかピンチに陥っている場面が多いんですよね^^;
強いのは確かなんですが、戦闘経験の浅さを考慮すると、他の柱と戦った場合負ける確率のほうが高そう。
また、基本的に焦っていることが多く、冷静な判断をできないこともしばしば。
ポテンシャルは確かに高いですが、甘露寺さんの性格を踏まえると、柱の上位に食い込むことは長い目でみても想像がつきません。
7位:霞柱・時透無一郎(ときとう むいちろう)
第7位は霞柱・時透無一郎です。
優れた血筋、最速で柱まで上り詰めた才能など、時透無一郎はポテンシャルで言えば間違いなく柱の中でトップ。
冷静な判断もできるので、成長速度と血筋の良さを考えれば、悲鳴嶼さんの強さと同等か超える可能性もあったかもしれません。
しかし、甘露寺さんと同様に戦闘経験が浅すぎるためこの順位にしました。
黒死牟との戦闘では、不死川実弥が「無一郎の経験不足」について言及していましたし、ポテンシャルだけではやはり柱の上位にはいけません。
また、公式ファンブック・弐の煉獄さんのコメントでは、
「同じ歳の頃の自分よりも才覚がある」
「若いのに頑張ってえらい」
と評価されています。
このコメントを見るに、「今の力関係では煉獄さんが実力的に上」ということが伝わってきます。
最終的に「痣の発現」、「透き通る世界に入る」まで至りましたが、痣なしでは柱上位に食い込むことはできないように思えます。
6位:蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ おばない)
第6位にランクインしたのは、蛇柱・伊黒小芭内です。
正直戦闘シーンが少なすぎて判断が難しいのですが、「強い殿方」を探している甘露寺さんが好きになるくらいですから、実力は彼女の上とみて良さそう。
無惨へむけた効果的な攻撃をみるに、戦闘経験や思考力はかなり高そう。

高速再生する無惨の腕を斬りながら蹴り上げる蛇柱。 器用さ、思考力がかなり高いことが分かる。
しかし、弱視やパワー不足などフィジカル面でのハンデを考えると、柱の上位には食い込めるほどの実力はなさそうです。
無惨戦での活躍から「伊黒小芭内は柱で上位の強さ」と言われていますが、
「直前まで大きな闘いが無かった」
「無惨が薬で弱っていた」
ということも考慮すると、あの戦闘は割と妥当な描写だった気もしますよね。
5位:音柱・宇髄天元(うずい てんげん)
第5位は音柱・宇髄天元です。
巷では「柱の中で最弱」という不名誉な称号を与えられていることが多いですが、当ブログでは中位くらいの実力はあると踏んでいます。
宇髄天元が柱の中でも中位の実力があると判断した理由は以下の通り。
・忍時代からの戦闘経験
・毒の耐性能力
柱の腕相撲ランキング(公式)では悲鳴嶼さんに継ぐ強さをもち、スピードは柱の中で1番の速さを誇ります。
歴代の柱を7人も仕留めた堕姫の頸を、音もなく斬り伏せた描写は圧巻でしたよね。
また本当の上弦の陸・妓夫太郎との戦闘でも、「冷静な状況判断」と「肉体の強さ」で鬼殺隊を勝利へと導きました。
「上弦の陸に手こずったから弱い」といわれることが多いですが、逆に戦闘経験が豊富で猛毒に耐性があった宇髄さんだからこそ勝てたといえます。
ちなみに、宇髄さんは自虐的に「俺には才能がない」と言っていますが、「俺は弱い」とは言っていません。
ただ、煉獄さんが亡くなった際の「上弦の陸には煉獄すら負けるのか」というセリフを踏まえると、強さ的には煉獄さんの下になるのは間違いなさそう。
4位:水柱・冨岡義勇(とみおか ぎゆう)
第4位にランクインしたのは、水柱・冨岡義勇です。
義勇さんはとにかく拾壱ノ型・凪が強すぎます。
猗窩座の破壊殺・乱式をさばききった凪はまさに「鉄壁の防御」。
防御力だけでいえば、柱の中でトップクラスといっても過言ではありません。
さらに風柱・不死実弥とほぼ互角の剣技を披露しており、剣の腕は柱の中でもかなり高いと考えられます。
また、日輪刀をぶつけ合って赫刀にする際は「同じくらいの腕力」が必要になりますが、風柱と義勇さんは2人で刃を赤くしています。
それを踏まえると、冨岡さんの技の威力や腕力は、黒死牟が柱上位の強さと表する実弥と同等という見方ができますよね。
ただし、柱の中でも強い部類と思われる義勇さんですが、メンタル面では上位のメンツと比べると弱いご様子。(あくまで上位の柱と比べた場合)
炭治郎に励まされたり、風柱にケツを叩かれたりする描写も多く、その点を差し引いてこの順位にランク付けしました。
3位:炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)
第3位にランク付けしたのは、みんなの兄貴・炎柱の煉獄杏寿郎です。
3位に位置づけていますが、「限りなく2位に近い3位」と考えているほど、煉獄さんの実力は柱の中でも高いです。
煉獄さんの実力が分かる描写は以下の通り。
・無限列車の横転の衝撃を剣技で緩和
・魘夢、猗窩座の連戦で全員を守り切る
・強い人が大好きな猗窩座の興奮具合
・煉獄さんが亡くなった後の柱たちの反応
どれも煉獄さんの強さが分かる描写ですが、とくにわかりやすいのは猗窩座のセリフや興奮具合。
「素晴らしい闘気だ」
「鬼になれ!鬼になると言え!」
などなど、同じ柱の冨岡さんには見せなかった猗窩座の反応が、煉獄さんの強さを物語っています。
また、冨岡さんと炭治郎二人がかりでも押されていた猗窩座に1人で立ち向かい、みんなを守りきったという事実も忘れてはいけません。
「猗窩座は舐めプだった」なんて意見もよく見かけますが、最終的にはたった1人で猗窩座を追い詰め焦らせたわけですから、彼の強さはやはり至高の領域に近かったのでしょう。
さらには煉獄さんが亡くなったときの柱たちの反応も、彼の強さを推し量るポイントです。
宇髄さんの「上弦の鬼には煉獄さえ負けるのか」
伊黒さんの「俺は信じない」
などのセリフは、煉獄さんの強さを認めていると言っても良さそう。
「総合的な強さ」「戦闘での状況判断」「他人への影響力」など、文句なしで柱中トップクラスです。
関連:煉獄杏寿郎の柱での強さは何番目の順位?戦闘シーンやセリフから考察
関連:煉獄杏寿郎は痣を発現していた?透き通る世界が見えているのかについても
2位:風柱・不死川実弥(しなずかわ さねみ)
第2位にランク付けしたのは、風柱・不死川実弥です。
先ほど上の方でも書いた通り、単純な実力は冨岡さんと拮抗しており、剣技の威力や腕力は柱の中でも高いです。
煉獄さんも不死川実弥を「風の呼吸を1段階押し上げた男!あっぱれ!」と評価しており、彼の実力を認めていることが分かります。
そしてその強さに加え、十二鬼月最強の黒死牟ですらも驚嘆するほどの強い精神力を持っており、それが冨岡さんとの強さの差になっているように感じました。
さらに不死川実弥は子供の頃から鬼を自力で仕留めており、戦闘の経験値が他の柱よりも豊富なことが伺えます。
煉獄さんや冨岡さんとの実力的な差はそこまで大きくないでしょうが、この経験値や精神力の違いが大きく影響すると考え、2位という順位にしました。
しかし、日輪刀を使わずに鬼を捕らえていたってどうゆう思考と身体能力なんでしょうか?w
このぶっ飛び具合も不死川実弥の強さの源と言えそうです。
1位:岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)
そして堂々の第1位は、最初に書いたように岩柱・悲鳴嶼行冥です。
フィジカル面はもちろんのこと、精神力、戦闘経験、統率力、威圧感、どれをとっても柱の中で頭ひとつ飛び抜けています。
その強さは十二鬼月で最強の黒死牟すらも驚嘆するほど。
公式ファンブック・弐では各柱が悲鳴嶼さんの強さを認めているコメントをしています。
十二鬼月で1番強い鬼と、柱全員に認められる強さを持つ悲鳴嶼さんが文句なしで最強の柱ですね!
中位クラスが混戦!強さ議論は意味ない?
さて、上では強さ比較について長々と書きましたが、上位と下位の柱以外は強さが拮抗しているように感じます。
正直中位クラスの柱に関しては、見る人の解釈によってそれぞれランク付けが大きく変わりますよね。
柱のランキングのブログ記事はたくさんありますが、それぞれ順位が違うのがその証拠といえます。
各柱にそれぞれの強みがあり、それが上手く噛み合ったからこそ無惨も討伐できたわけですし、柱の強さ議論は難しいし意味がないのかもしれません^^;
とはいえ、推しの柱はやはり強くあってほしいというのがファンですから、いっそ揉めないように公式で強さランキングを発表してほしいところですねw
【鬼滅の刃】柱の最強順ランキング(非公式)まとめ
当ブログでの「柱の強さランキング」は以下の通りです。
8位 甘露寺蜜璃
7位 時透無一郎
6位 伊黒小芭内
5位 宇髄天元
4位 冨岡義勇
3位 煉獄杏寿郎
2位 不死川実弥
1位 悲鳴嶼行冥
作中の描写やセリフなどから位置づけた結果ですが、正直どの柱も実力が拮抗していて、見る人によっては順位が大きく変わるように感じます。
公式での強さランキングがあればそれが答えになりますし、ファン的にもスッキリするので、いっそワニ先生の順位付けを公表して頂きたいですねw
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