呪術廻戦に登場する伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、呪力を一切持たない異色の人物。
『呪力を0』にしたことを縛りに、あり得ないフィジカル(肉体の強さ)を手に入れています。
呪力も術式も一切持たない彼をみていると、
と感じますよね?
そこでこの記事では、伏黒甚爾の強さについてまとめていきます!
※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
【呪術廻戦】伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は強い?
結論だけお伝えすると、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)はめちゃくちゃ強いです。
彼が強いとされる理由は以下のとおり。
ここらへん皆さんすでにご存知でしょうが、それぞれ簡単におさらいしていきます。
強さの理由は呪力ゼロの『天与呪縛』
伏黒甚爾の強さの秘密には、「天与呪縛」が大きく関わっています。
彼の天与呪縛は、「生まれたときから呪力がゼロになる代わりに強靭な肉体を手に入れる」というもの。
非術師である一般人でも多少の呪力がありますが、伏黒甚爾はまったくのゼロ。
呪力を完全に手放したことで、下記のような強力な戦闘力を手に入れました。
呪力が一切なくなったことで、”ほかの術師とは一線を画する強力な武器”を獲得しています。
まぁ、彼が術師の枠になるかはわかりませんが(笑)
唯一無二のフィジカルギフテッド
伏黒甚爾の天与呪縛は「フィジカルギフテッド」と呼ばれています。
フィジカルギフテッドを獲得している者は「常軌を逸した強靭な肉体」の持ち主。
身体能力がバカ高すぎて、戦い方によっては並の術師ではまったく歯が立ちません。
よくよく考えたら最強の五条悟に一度敗北感を与えた呪力を持たないフィジカルギフテッドの強さだけで戦った伏黒甚爾って本当にとんでもない男だなって……
— つぐも@多忙 (@tugumo_Division) July 21, 2023
その強さは、特級呪術師の九十九由基すらも「超人」と認めているほど。(単行本9巻)
また、九十九由基は「呪力がゼロになった人間は世界中を探しても彼1人だった」ともいっていました。
いってしまえば、生まれながらにして彼ほどの強靭な肉体は誰も獲得できないことの表れでもあります。
禪院真希(ぜんいん まき)の上位互換
フィジカルギフテッドといえば、禪院真希(ぜんいん まき)も同じような理由で強靭な肉体を手に入れています。
しかしながら禪院真希の場合は、一般人並の呪力は残っていたのだとか。
そのため肉体に刻まれた天与呪縛も伏黒甚爾より、弱く劣っていました。
伏黒甚爾 | 呪力➔完全にゼロ | 最強の肉体、冴えわたる五感 |
禪院真希 | 呪力➔一般人並 | 強靭な肉体だが伏黒甚爾よりも劣る |
一方の伏黒甚爾は呪力がまったくありません。
天与呪縛の縛りもより強力になります。
「真希の上位互換=完全なるフィジカルギフテッド」といえます。
生まれた瞬間から完璧な天与呪縛をもってた伏黒甚爾の存在が余計に訳分からんくなってくる 双子の片割れが死なないと完全体になれなかった真希真依の事考えるとさ…
— ツ (@sb_q9k) May 24, 2021
ちなみに、禪院真希はフィジカルギフテッドのおかげもあり、少なくとも2級以上の強さは持っているといわれています。
真希以上の強い肉体を持っている伏黒甚爾は、2級以上の強さは確実に持っているといえますよね。
『全てを捨て去った者』の肉体の強さは、捨て切れなかった者の比ではないようです。(単行本13巻内での表現)
とはいえ、禪院真希に関しては149話で妹・真衣と呪力を完全に失ったことで肉体がさらに強化されました。
真希の覚醒が伏黒甚爾にどれほど近づけているのか、今後の展開がとても楽しみです。
【呪術廻戦】パパ黒の強さレベルを考察してみた!
伏黒甚爾が強い理由は上述したとおりです。
強いことは十分わかりましたが、「作中ではどのくらいの評価位置にいるの?」と、気になった人も多いと思います。
パパ黒の強さについては、作中の戦闘シーンやセリフで比較できます。
比較となりうる描写が下記の4つ。
これらの描写を参考にしつつ、パパ黒の強さをさらに考えていきます。
過去の五条悟に勝利している
パパ黒は過去の五条悟に勝利しています。(単行本9巻)
過去の五条悟は現在よりも強くはなかったようですが、それでも全術師の中で最強の一角。
そんな五条悟を相手に、下記の能力を活用してねじ伏せていました。
このときの五条悟はかなり疲労が蓄積していたようですが、それを差し引いても強すぎ。
むしろ『疲弊したときを狙ってた』ようなので、頭のキレもかなりいいようです。
夏油傑にも勝っている
パパ黒は五条悟だけではなく、夏油傑をも悠々と倒しています。
夏油傑もまた、当時の五条悟とタメを張る最強の一角。
のはずが、ハッキリいってまったく相手になっていませんでしたよね。
過去の五条悟や夏油傑の等級は明らかになっていませんが、作中の描写をみるとおそらく1級術師の上位クラス。
出典:呪術廻戦 単行本9巻より
その2人を容易く倒すパパ黒は、1級以上の強さは確実に持っていると考えられますよね。
叔父の禪院扇も震え上がるくらい強かった
禪院真希が覚醒して伏黒甚爾の強さに近づいたとき、叔父である禪院扇(ぜんいん おうぎ)は震え上がっていました。
震え上がった理由はシンプルで、覚醒した真希に伏黒甚爾の面影をみたから。(単行本17巻)
禪院扇の術師としての階級は1級。
1級術師の禪院扇が恐怖を感じていたほど伏黒甚爾は強かったのでしょう。
扇はフィジカルギフテッドをバカにしていましたが、この怯えようをみると本心では驚異に感じていたのでしょうね~。
【呪術廻戦】伏黒甚爾は術師として何級になる?
「強いのはわかったけど、術師としては何級になるの?」と、気になった人も多いのではないでしょうか?
実は呪術界では、『フィジカルギフテッドに対する術師としての評価は一切対応していない』のだとか。(公式ファンブックの内容)
つまりは伏黒甚爾の強さを、”術師のものさし”で測ることはできないといことですね。
とはいえ、目安だけでも知りたいところ。
作中の描写を踏まえつつ、彼の等級について考えてみました。
1級以上の強さ!特級に限りなく近い?
前述のとおり、作中では下記の描写がありました。
これらを踏まえると、パパ黒が「1級以上の強さを持っている」と定義できますよね。
肉体や武器メインの戦闘力なら、特級術師や呪霊ですらおそらく相手にならないでしょう。
とはいえ、特級術師や呪霊には必中効果がある『領域展開』があります。
パパ黒がいくら肉体的に強くても、領域に引きずり込まれたらさすがに勝ち目はなさそう。
1級以上の強さを持っているのは確実ですが、領域展開を獲得した特級には負ける可能性が極めて高いと想定できます。
「領域展開を獲得した漏瑚や真人に、パパ黒が勝てるのか?」
上記のように考えた場合、勝つイメージはちょっとしづらいですもんね~。
それらを踏まえると、パパ黒の強さは1級以上~限りなく特級レベルに近いと考えられます。
領域展開の必中効果が効かない?もしかして特級術師同等?
2023年7月30日追記、最新情報も踏まえて考えてきます。
なんとなんと、完全に呪力をなくした者は、建造物などと同じ扱いになるとのことが明かされました。(単行本22巻)
建造物などと同じ扱いになることで、領域展開の必中効果が無効になるのだとか。
伏黒甚爾との戦闘において、「領域展開が大きなアドバンテージを取るとこはない」ということになります。
となると、肝になるのが肉体の強さ。
これまで述べてきたとおり、伏黒甚爾には強力な肉体や呪いへの耐性、敏感な五感が備わっています。
相性によっては、特級とも渡り合える強さを持っているとも考えられますよね。
ただし、宿儺や羂索の領域展開のように、結界を閉じずに周囲の物体にも影響を及ぼすものもあります。(単行本23巻)
その他、五条の「虚式・茈(むらさき)」など、回避がほぼ不可能な術式もあります。(実際に回避できずに喰らってましたね)
それを踏まえると、特級レベルではあるが特級上位には及ばないと解釈できそうです。
【呪術廻戦】伏黒の父・甚爾(とうじ)の強さについてまとめ
伏黒甚爾はめちゃくちゃ強いです。
呪力をすべて捨て去ったことで得た『フィジカルギフテッド』が強さの所以です。
上記をを踏まえると、特級レベルの強さはありそう。
並の術師ではまったく歯が立たないでしょうね。
ただ、宿儺や羂索、五条悟のような規格外の特級には、さすがに勝つのは難しいでしょう。
それを踏まえると、特級レベルではあるが上位には及ばない強さと考えるのが妥当といえそうです。
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コメント
領域展開中の陀艮に伏黒パパ勝ってたよね⁈
なので領域展開相手は負けみたいな事は
ないんじゃない⁈
ちゃんと読んでる⁈
ポンコツさんこんにちは^^
陀艮の領域内で伏黒が伏黒も領域を展開したことで、「必中効果が消えた」と作中でも語られていますよね。
それを踏まえての記事ですよ~。
作中、この記事のどちらにも記載されていますのでしっかり読んでみてください。