【呪術廻戦】伏黒甚爾(パパ黒)が自害した理由は?よかったなの意味も考察

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呪術廻戦に登場する伏黒甚爾は、降霊術で器となった男の体を占領しました。

「そのまま復活するのか?」と思いきや、伏黒恵との戦闘中にまさかの自害。

 

筆者同様に、

「えっ?どういうこと?」

と思った人も多いと思います。

 

また「よかったな」というセリフを恵に残しており、渋谷でのパパ黒はかなり謎めいていますよねw

そこでこの記事では、伏黒甚爾が自害した理由と「よかったな」の意味について書いていきます!

 

※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【呪術廻戦】伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が自害した理由はなぜ?

特級呪霊・陀艮(だごん)をボコった後、いきなり自害したパパ黒。

 

とはいえ、このパパ黒は「伏黒甚爾の情報を持った何か」と公式ファンブックでも明言されています。

ですので、正確にはパパ黒本人の言動ではないんですよね。

 

 

ただ、”伏黒甚爾の情報を持っている”ということは、

「自害=彼が選択する可能性があった行動」

ともいえます。

 

要は”伏黒甚爾もどき”は、本人に近い行動をしていたということですね。

そんなパパ黒もどきは、なぜ自害という行動を選んだのか作中の描写から考えていきます。

 

パパ黒は現世に興味がない

作者・芥見下々先生いわく、「パパ黒は現世に興味がない」のだとか。

これは呪術廻戦の公式ファンブックで明かされている内容です。

 

 

「生きている意味がないので自害した」というのが、理由としては大きいようですね。

 

 

パパ黒は結婚した嫁さんを亡くなってから自暴自棄になり、さらに”やさぐれた”ことも公式ファンブックに記されていました。

 

唯一心から愛した人間がいなくなったことで、この世に生きる意味を見いだせなかったようです。

 

 

伏黒恵が生きていることを知った

「現世に興味がない」なんて言いつつも、パパ黒は五条悟との戦闘に負けたあと、恵のことを若干心配していた節がありました。(単行本9巻)

 

 

恵への愛の大きさは不明ですが、愛した人の子供だけあり心残りではあったようです。

 

 

そんな恵が大きく成長していたことが確認でき、完全に現世にいる意味がなくなったのかもしれません。

この世に生きるメリットが一切なくなった瞬間に自害するあたり、パパ黒節が全開ですね。

 

伏黒恵の命を奪わないため

パパ黒が自害した理由は、現世に生きるメリットが完全になくなったことが大きいのでしょう。

 

ただ、そのほかにもすぐに自害した理由には、「恵の命を守るため」ということも含まれているのではないでしょうか?

 

というのも、渋谷でのパパ黒は「器が壊れるまで戦い続ける殺戮人形」と化した状態。(単行本13巻)

あのまま暴走が続いていれば、恵の命を奪っていたかもしれません。

 

 

それを感覚的に認識していたからこそ、最低限の会話をして自害した可能性は割とありそう。

 

 

パパ黒が「恵にさらなる危害を加えないうちに…」と考えていたとしたら、なんだかちょっと泣けてきますね。

 

 

【呪術廻戦】パパ黒の「よかったな」のセリフの意味を考察

パパ黒の自害した理由もさることながら、

「良かったな」

という、最後のセリフの意味も気になります。

 

本質がわからないうちに自害したので、「えっ?なにがよかったの?」と思った人も多いはず。

 

セリフの意味については公式でも明言はされていませんが、考えられるものとしては以下の3つでしょうか。

 

  1. 恵が禪院家に売られていない
  2. 禪院家に行かなくても生きていけている
  3. パパ黒自身や嫁に向けたセリフ?

 

ここでは上記をもう少し深堀りして考えていきます。

 

息子が禪院家に売られていない

「よかったな」のセリフは、

伏黒恵が禪院家に売られていないこと

に対しての可能性が高いです。

 

もともと恵は「禪院家に売られる手ハズ」になっていましたが、『五条悟パワー』で無効にになりました。

 

禪院家といえば、

  • 「男尊女卑」
  • 「モラハラ」
  • 「暴力」

が当たり前のようにあるクズの密集地帯。

 

仮に売られていたら、まともな人間になる可能性はかなり低いですし、ツラい経験もするはめになったでしょう。

ここについては、五条悟のファインプレーともいえます。

 

 

パパ黒自身も幼い頃から嫌がらせを受けていたらしく、

『禪院家での生活環境は最悪だった』

と、公式ファンブックにも明記されていました。

 

自分の経験も踏まえた上で、「お前禪院家に行かずに済んでよかったな」という意味を込めていたのでしょう。

 

ちなみに、パパ黒は「恵が強い術式を持っている」と確信していたようです。

強い術式があれば、一族内での扱いもまともになるのだとか。

 

「そもそも息子を売るなよ」って感じではありますが、

「パパ黒が育てるよりも禪院家、禪院家が育てるよりも五条悟のほうがマシ」

と、判断したのでしょうね~。

 

 

恵が禪院家にいかなくても生きていけている

少し上述したことに似ていますが、

「伏黒恵が禪院家にいかなくても生きていけている」

という嬉しさ?の意味もあったのではないでしょうか。

 

禪院家に売られていない状態で、なおかつ順調に成長できているということは「恵の居場所を作ることができた」ということ。

 

高専に入ったことで辛いこともあったでしょうが、結果的に恵は行動をともにできる仲間を得ています。

 

くり返しになりますが、禪院家は”肥溜めを煮詰めたような一族”。

その醜悪な一族に関わらずに成長できたことはかなりのラッキーといえます。

 

「一族に関係なく元気に成長できている」という事実に、「よかったな」のセリフを使ったようにも感じます。

 

 

パパ黒自身や嫁に向けたセリフ?

少し角度を変えてみると、「よかったな」というセリフは、パパ黒自身や嫁に向けたものだったようにも感じます。

 

 

パパ黒自身や嫁に対していったセリフであれば、

「両親と息子の関係がまだ残っていること」

の嬉しさを表現しているのかもしれません。

 

パパ黒は五条悟との戦闘でも、最後の最後で家族を思い浮かべていました。(単行本9巻)

 

 

一見家族に興味がなさそうですが、心の奥底では、

  • 「親としての自覚」
  • 「家族が大切」

という気持ちがあったのでしょうね~。

 

【呪術廻戦】パパ黒が渋谷で自害した理由とセリフの意味まとめ

伏黒甚爾は渋谷事変で「よかったな」のセリフを吐いて自害しました。

 

自害の理由としては、「現世に興味がないことが1番大きい」ようです。

息子の恵が生きていることを確認できたので、余計にこの世への未練がなくなったのでしょう。

 

「よかったな」のセリフの意味について考えられるものは以下のとおり。

 

  • 恵が禪院家に売られていない
  • 禪院家に行かなくても生きていけている
  • パパ黒自身や嫁に向けたセリフ?

 

恵が禪院家に売られていないことや、自分と関係が続いていることの嬉しさが込められていたように感じます。

 

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