呪術廻戦に登場する一族『禪院家』は名門とされる御三家の1つ。
”名門”という響きはいいですが、物語が進むにつれて”禪院家のクズさ加減”が明らかになってきました。
読者のなかには「禪院家がクズすぎる…」とあっけにとられた人も多いのではないでしょうか?
この記事では御三家の1つである禪院家のクズさについて書いていきます。
※ジャンプ本誌の内容を含みますのでネタバレに注意してください。
【呪術廻戦】禪院家がクズでカスすぎる!
呪術廻戦の物語が進むにつれて、禪院家の腐敗具合が明らかになってきました。
登場する一族のほとんどが”ヤバい奴”すぎて、「禪院家ってマジでクズ集団じゃね?」と思った人も多いはず。
禅院家まとめてゴミカスすぎでしんどい なんだコイツら…
— こあら (@lmly_95) May 17, 2021
最新話色々見直したけど禅院家の人間クズしかいなくね?
— 彪也(ひょうや) (@hyoooooooooon12) May 17, 2021
禅院家もれなくクソすぎて笑ってる。まきパイセン頑張って
— ~帥升〜冬が終わっちまった (@suisyowhite2) May 17, 2021
とくに当主である禪院直毘人(ぜんいん なおびと)が命を落とした後は、地位や財産をめぐっての醜い言動が多発しています。
148話では禪院家の胸クソ描写のオンパレードで、楽しむための漫画が「苦痛の根源」にもなりそうですよねw
とくに目を引くのが、
・禪院扇
の2人です。
こいつらは本当にクズ人間でしたよね~w
2人のクズさは、他の追随を許さないほどのものでした。
まごうことなきクズの王・禪院直哉がムカつく
渋谷事変後に登場した禪院直哉(ぜんいん なおや)は初登場からクズでしたね。
出典:呪術廻戦 コミックス16巻より
「人を虫ケラとしか思っていない行動やセリフ」が、次から次に溢れ出てきます。
・性格の悪さ
・ふてぶてしさ
・人をナメた態度
上記のどれをとっても、禅院家でトップレベルのクズの王様。
禅院直哉
普通にクズやん— チキフィ/グリッドナイト応援週間 (@SSSS_chikifi312) February 16, 2021
呪術いいね。禅院直哉、生粋のカスで笑う。
— レンジでチン (@rentin_14) February 14, 2021
148話で禪院真希をカス呼ばわりしていましたが、読者からすれば「それお前がいう?」という感じでしたよねw
151話では幼い頃の直哉が描かれており、「昔から自信過剰で呪力のない人間を見下すカスだった」ことが判明。
出典:呪術廻戦 151話より
このクズな性格が子供の頃から確立しているということは、周りの大人が”ろくでもない奴ら”ばかりだったのでしょう。
そういえば、作者の芥見下々先生が「五條悟の性格は悪い」なんてもよくいっていますよね?
禪院直哉のほうが比較にならないくらいガチで性格悪そうですw
ただですね、禪院直哉は顔がカッコイイんですよね~。クソっ。
そこがさらに憎たらしさを高めてくれますよね。クソっ!
ぁあ脹相お兄ちゃん、こいつをまたシバいてくれないかな…。
禪院扇が1番のクズだった!令和の半天狗が大暴れ
禪院家のクズを語るのに外せないのが真希の父・禪院扇です。
直哉をはるかに超えるクズ界のドンで神様。
全体的にクズですが、娘を自らの手で斬っていたことには衝撃でした。
出典:呪術廻戦 148話より
しかもよくみると、斬った後にちょっと泣いてるんですよね。
当主になれないことを娘のせいにし、汚い悔し涙を流す姿はまさにクズ。
「儂ってかわいそう…」的な描写に、不快感を感じた人も多かったのではないでしょうか?
あまりの惨めでカスすぎる姿に「令和の半天狗」なんてあだ名までついたほどです。
(※半天狗⇨鬼滅の刃に登場するクズな鬼)
よく見たら扇きったねぇ涙流してて草
— ひ (@hi_tyan763) May 17, 2021
ほんとだ、扇さん最後のコマ泣いてる
ちっとも響かん涙— 八木 (@yagi_juju) May 17, 2021
扇パパが泣いてるの、娘を斬ったことへの悲しみじゃなくて「自分が可哀想」っていう半天狗的なアレでしょ
— ぴのこ (@sinsekai0219) May 17, 2021
あまりに禪院扇がクズすぎて、ほかのクズたちがいいヤツにみえる現象も発生しています。
間違いなく禪院家でもっともクズな人間といってもいいでしょうね。
ちなみに、
・汚い煉獄さん
・禪院家滅亡の戦犯
といった、あだ名も付けられていますw
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)がグレた理由も内部のイジメが原因
前述した2人をみれば分かるとおり、禪院家にはクズが揃っていますよね。
その禪院家のクズさは実は物語に大きく影響していると筆者は考えています。
というのも、伏黒恵のパパ・伏黒甚爾がグレたのは禪院家のクズさが原因だったからです。
出典:呪術廻戦 公式ファンブックより
彼がグレたことによって、星漿体(せいしょうたい)の天内理子の命が奪われ、さらには夏油傑の闇堕ちへと発展。
それが結局、偽夏油(メロンパン)の思い描くストーリーへを繋がっていくことになります。
全ての歪みが伏黒父の襲撃から始まったんならそれを始めた根本的な原因は禅院家の歪みだし何ならあの家のどっかの当主も脳みそだったりしない?
— とかち (@tomuyamu_kun06) March 28, 2021
禪院家の甚爾いじめが全てにおいて悪い💢💢💢
— ななななな (@14ka1_0007) April 12, 2021
仮に禪院家が健全なお家柄であったなら、現在の最悪な展開にはなっていないはず。
呪術界を代表する禪院家が、「今の事態を引き起こした根本的な原因」といっても過言ではありません。
そういえば禪院家には、
という、古臭い家訓というか”思想”がありますよね。
この言葉から分かるとおり、術師以外を人間として認識していないようです。
皆さんご存知のとおり、伏黒甚爾には呪力が全くありません。
上記の家訓を踏まえると、伏黒甚爾が相当ひどい扱いをされていたことが容易に想像できますね。
単行本9巻に記載された情報では、禪院家での待遇はかなりひどかったようです。
実はパパ黒の口元の傷もイジメによってつけられたものなんだとか。
彼も禪院家の被害者ともいえますね。
【呪術廻戦】禅院一族の最低・最悪のひどい言動まとめ
ここでは禪院家のクズさを細かくみていきます。
禪院家のひどい言動をざっとまとめると以下のような感じです。
・ヤバすぎる男尊女卑
・モラハラ
・暴力・イジメ
・娘を斬る異常な親
ご覧のとおり、パッと見ただけでどれも最低・最悪な言葉ばかりですね。
ここでは上記のものをもう少し深く掘り下げていきます。
真希の昇級の邪魔をする
禪院真希の術師としての等級は現在4級。
実力的には余裕で2級以上はあるようですが、禪院家は真希の昇級を邪魔していたようです。
出典:呪術廻戦 コミックス5巻より
真希は努力して上にいこうとしているのに、その行為すら踏みにじる最低の禪院家。
真希さんも昇級の邪魔されたりしてるし、持ってても持ってなくても人の扱い受けられないのしんどいな 伏黒くんが禪院じゃなくてよかったよ
— ナユチャン (̂•͈Ꙫ•͈ )̂ ୭*゚ (@meccha_carnival) March 6, 2021
単行本8巻では、五条悟の後ろ盾もあり、冥冥や東堂が「禪院真希もふくめた1・2年」を1級呪術師に推薦していました。
呪術界の上層部に力で対抗していた五条悟が封印されたいま、真希の昇級はどうなるのでしょうか。
ヤバすぎる男尊女卑
個人的に胸クソ度が高かったのが禪院家内での男尊女卑です。
「男を立てろ」とか、「女がどう」とか、正直ヘドがでそうな描写ばかり。
出典:呪術廻戦 コミックス16巻より
とくに禅院直哉の”真希の母親らしき女性”を前にしての男尊女卑を全開放したシーンにはドン引きでした。
ひさびさの呪術本誌。
禪院家は想像以上に男尊女卑の極み。— s∂t○ri🍌🍊🍋🍑 (@satoringo20) May 16, 2021
禪院家まじで男尊女卑がえぐいな
そういう教え?考え?が先代からあって直哉、、あんたもまぁひん曲がって(笑)
こてんぱんにされてまえ!— ゆず (@S_t_k_S1078) May 16, 2021
めちゃくちゃナチュラルに言葉にしている様子をみるに、幼い頃から男尊女卑の考えが身近にあったのでしょう。
禪院直哉のこの言動だけで、一族全体の女性へ対する考えがにじみ出ています。
モラハラ
禪院家はモラハラのレベルも高いです。
禪院直哉の真希へのスピリチュアル攻撃はまぁひどいもんです。
出典:呪術廻戦 148話より
叔父の容姿や実力をイジったりしていましたし、モラハラも一族のなかでは当たり前にあるものなんでしょう。
そしてさらに衝撃なのが、真希の母親の「一度くらい産んで良かったと思わせてよ」という言葉。
出典:呪術廻戦 148話より
「なぜ親の思い通りに動いてくれないの?」
「あなたのためを想って言ってあげている」
「自分ががっかりしているのはあんたのせい」
などなどの意味が込められた「毒親のモラハラセリフ」に、気を失いかけた読者も多いのではないでしょうか。
てか禪院家モラハラとセクハラがすごいな、ハラスメントのオンパレードやん…こわ
— みと💙🧠じゃない夏油オタクにも慈悲を (@mitooo_1004) February 14, 2021
扇への言及はちょっと避けとくけど、母親が本当に最低すぎて吐き気する。憲紀の母さま見習えよ
— ぷーこ (@pkpkpkro) May 16, 2021
#WJ24#呪術本誌
真希さんと真依さんの母親、微妙に情に訴えようとする感じの、こう、私を憐れんで感のある物言いがすごいウザイな……。どうせ娘のこと尊重するつもり無いんだからわざわざ親面しなくていいと思うんだけど何でそういう挙動になるのか解せぬ。直哉くんの方がまだ解る。— 河の童 (@kawawawara) May 17, 2021
このような毒親って割と多いように感じますよね。(筆者の親も似た感じ)
親も毒親に育てられたことで変態的な思考になるわけなので、毒親もまた被害者ともいえます。
おそらく真希の母親も悪気があってのセリフではないんでしょう。
とはいえ、このようなセリフがナチュラルに出てくる環境はやはり嫌ですねw
暴力・イジメ
禪院直哉は真希を日常的にイジメていたことがわかりました。
出典:呪術廻戦 148話より
さきほども少し触れましたが、伏黒甚爾の口の傷も「嫌がらせによってつけられたもの」です。
それを踏まえると、禪院家では暴力やイジメ、嫌がらせなどは日常茶飯事なんでしょうね。
立てば暴力、喋れば暴言、歩く姿は虐待一家って感じだな禪院家
— まろまゆ (@T62421) May 17, 2021
少年漫画の敵として、嫌なやつ差別的なやつ暴力的なやつ毒親はこれまでも沢山いたけど、なんだろ、禪院家、それらと一線を格すんだよな。これら全部乗せでさらに集団だからだろうか
— よみや (@isukatori) May 16, 2021
真希が0巻で禪院家のことを、
・「部屋は狭い」
・「オッサンがうろついている」
なんていっていました。
おそらくですが、これらもイジメの一貫だったのでしょう。
「知らないオッサン」なんてワードをみると、さらにいろいろと心配になります。
いや、直哉の言動をみると”そういうこと”もあったのかもしれません。
娘を斬る異常な親
これについては上でも触れましたが、最低な言動としては外せません。
実の娘を斬る」という、もはや暴力やイジメでは済まされない異常行動です。
母親も大概ですが、父親のクズさはやはり偉大でした。
禪院家クズ度合いのトップは禪院扇で満場一致しそうなのほんま草
— たった。 (@potata46) May 30, 2021
禪院扇の作戦、直哉くんですら「それでいいん?」と確認するレベルのクズっぷりですからね
— ぴのこ (@sinsekai0219) May 17, 2021
そしてやはり「儂かわいそう」の涙がクズさを引き立てますよね。
扇の涙の意味が「娘を仕方なく斬った感情の表れ」だとしたらまだ納得できます。(許せないけど)
しかし当主になれなかったことの悔しさの涙だとしたら、救いようのないクズ決定ですね。
【呪術廻戦】禅院家の闇は本物か?それとも…
上述したように、禪院家にはクズ人間や腐った思想がはびこっています。
真希への言動をあらためて見返すと、禪院家の闇は想像よりも根深いことがわかりますね。
ただ、少し角度を変えると、「実は真希や真衣へを案じていた人間もいたのでは?」と思う描写もちらほらと確認できます。
禪院直毘人(ぜんいん なおびと)はいい人だった?
禪院家の前当主・直毘人は「真希の昇級を阻んでいた人物」ともいわれています。
一見すると陰険なオヤジに感じますが、考え方を変えると真希や真衣にはかなり配慮していたようにも感じました。
例えば、
⇨真衣にも試練を課して1人にしなかった
✅真希の昇級をはばんだ
⇨危険な任務に行かせないようした
✅遺産の相続を伏黒恵にした
⇨真希にも関与しやすい状況
などなど、割と真希や真衣にプラスな状況作りをしていたようにみえます。
とくに相続のシーンでは、五条悟の後ろ盾が消えたときのことも見越して、真希にはかなり優位な条件を残していました。
出典:呪術廻戦 コミックス16巻より
直毘人が真希の昇級を邪魔していたのって嫌がらせかと思いきや、危険な任務に行って欲しくなかった説ある…??
— お抹茶を飲みます (@omatchanomimas) February 18, 2021
真希昇級嫌がらせしてたのって伯父なりに姪を禪院家と関わらせたくないだけだった説がほんとにありそう。。。
— 仲村レグラ (@regura) May 16, 2021
真相はわかりませんが、直毘人は禪院家のなかではかなりまともな考えを持っていた可能性は高そうです。
そういえば、渋谷事変でも真希を帰らそうとしたり、実際に守るシーンもありましたよね?
出典:呪術廻戦 コミックス13巻より
仮に共闘していたのが禪院直哉だとしたら、真希を助ける行動はしなかったはず。
そのほか、伏黒甚爾とも恵との件で会っていたりと、甥っ子や姪っ子には人情深い人だったのかもしれません。
禪院扇の涙の意味は?真希と真衣を守るため?
禪院直毘人がいいヤツだった場合、捨てきれないのが真希の両親への希望です。
モラハラや誅殺しようとしたり最低最悪の両親ですが、もしかしたら考えがあったのではないでしょうか?
乙骨憂太が虎杖悠仁の命を奪ってすぐに復活させたように、最終的に娘を守るための行動だった可能性も多少はありえます。
出典:呪術廻戦 143話より
最後扇さん泣いてる?ぽいから最低な言葉吐いてるけど実は2人のために何かしようとしてるという希望を捨てきれないオタク #呪術本誌
— 猿 (@_k_a_r624) May 17, 2021
扇の最後の涙は実の娘を手にかけたことに対してなのか、それとも早々に娘を手にかけなかったことに対してなのか
— 雷帝 (@menga_nobiru) May 17, 2021
娘を斬ることも父親の禪院扇が発案者とのことですし、なんだかんだで裏がありそう。
真希斬ったときの涙も、「娘を仕方なく傷つけたことへの罪悪感」からきたものだったらちょっと感慨深いですね。
…でも「お前らのせいで当主になれなかった」っていっちゃってるし、やっぱりただのクズかな?w
出典:呪術廻戦 149話より
見栄や承認欲求、一族での地位に異常に固執したお化けにしかみえませんもんねw
まともにみえるのは、やはり禪院直毘人だけでしょうか。
【呪術廻戦】禅院一族の闇とひどい言動まとめ
呪術廻戦に登場する禪院家は本当にクズでカスの集まりでした。
腐ったみかんがさらに周りのみかんも腐らせる状況が、禪院家では繰り返されているようです。
全体的にひどい一族ですが、とくに最低で最悪と思う言動は以下のとおり。
・ヤバすぎる男尊女卑
・モラハラ
・暴力・イジメ
・娘を斬る異常な親
どれもまともではありませんね~。
お金や地位、見栄などが複雑に絡むと、このような変態行動をするようになるのでしょうか。
筆者のような一般人には到底理解できませんでした。
ただ角度を変えてみると、前当主・禪院直毘人の行動には、真希や真衣のプラスになるものあった気がします。
ヤバい一族ではありますが、思いやりをもった人物も少なからずいるのかもしれません。
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コメント
いや、もう直哉くんより扇のが遥かにクズなんで、クズと情けなさの塊でしょ、あいつ、ジャンプ全体でもここまでの毒親はそうそういないでしょ、マジで。
yyさんコメントありがとうございます^^
仰るとおり、まさにそうなんですよね。
この記事を書いたばかりの頃は直哉のクズっぷりが目立ったんですが、
ストーリーが進むにつれて扇さんがそれを遥かに、予想を大きく上回るクズという事態になりましたw
あそこまでのクズってなかなかいませんよね。
あのクズさを描ける芥見先生の生い立ちがとても気になりました。
「身近に扇のような人物がいたからこそ描けたのでは?」とか考えてしまいますw