【呪術廻戦】禪院真希の母親はなぜ直哉を刺した?産んでよかったの意味も

呪術廻戦に登場する禪院真希の母親は、152話で禪院直哉を刺しました。

禪院家を崇拝していたと思いきや、まさかの行動に驚かされましたよね。

忌庫へ行く真希の存在を否定していた毒親ですが、なぜ急に真逆にも思える行動をとったのでしょうか。

この記事で、禪院真希の母親の心情について書いていきます。

※ジャンプ本誌をベースに書いていますので、ネタバレに注意してください。

【呪術廻戦】禪院真希(ぜんいんまき)の母親はなぜ直哉を刺した?

禪院真希の母親は152話で直哉を背中から刺しました。

出典:週刊少年ジャンプ2021年28号 呪術廻戦152話より

”禪院家に尽くすイメージ”があっただけに、まさか真希の母親が直哉にトドメをさすとは思いませんでしたよね。

 

読者としては「直哉を刺した動機」がとても気になるところです。

母親が直哉を刺した理由は明確になっていませんが、現状考えられるものとしては以下のとおり。

・娘のためではなく自分のため
・男尊女卑に嫌気が指していた
・禪院家の男なら誰でもよかった?

ここからは上記についてもう少し深堀りしてみていきます。

 

娘のためではなく自分のため

母親が直哉を刺したのは、自分自身のためと考えるのが妥当です。

理由はシンプルで、真希に対する母親の対応に一切愛情が感じられないからです。

 

真希が忌庫へ向かった際の、

『一度くらい産んで良かったと思わせてよ』

といったセリフからも、その傾向がみてとれました。

 

「これ以上私をがっかりさせないでほしい」
「私は娘のためにこんなに頑張っているのに」
「自分のように身分をわきまえた生き方をしなさい」

 

真希の母親からは、上記のような毒親臭が漂ってきますよね。

相手に罪悪感を感じさせてコントロールしようとするスタイルは、まさにお手本のような毒親の”それ”。

一見すると子供を想っているセリフのようにも見えますが、結局は真希を一切尊重していない自分よがりの言動のようにも感じますね。

 

母親の言動をみていると「娘を想っている気になっているだけ」で、本心から真希を想っているようには感じません。

娘が誅殺されるというときに、「平然と台所で飯の用意をしていた」のがいい証拠です。

出典:週刊少年ジャンプ2021年28号 呪術廻戦152話より

忌庫への通路で真希を待っていたのも、一族内での世間体を気にして一応きたといったところでしょうか。

 

そもそも娘を斬ろうとする扇を止めないで、娘に説教するなんて異常すぎますよね。

こんな母親が真希のために直哉を刺すはずがありません。

おそらく母親が個人的に直哉を恨んでいたのでしょう。

 

男尊女卑に嫌気が指していた

「娘以外で母親が恨んでいたこと」で考えられるのは、男尊女卑の思考に対してでしょうか。

禪院直哉の女性に対しての考え方は最悪で、「女性はでしゃばるべきではない」と当たり前のように思っています。

出典:呪術廻戦 コミックス16巻91ページより

 

ただ、男尊女卑の考えは禪院家に深く根付いている思考のようで、直哉だけに限ったものではありません。

禪院家のひどさについては、単行本5巻で西宮桃(にしみや もも)の

「女はスタートラインにすら立たせてもらえない」

といったセリフからも十分推測できますよね。

力をもった男性が牛耳る一族の中で、真希の母親は従順に振る舞っているようにもみえます。

しかし内心では男尊女卑の考えに嫌気がさしており、それが直哉の包丁事件に繋がったとも考えられますよね。

 

実際に直哉の「三歩後ろをあるかれへん女は背中を刺されて…」のセリフには、さすがに不快感MAXの表情を浮かべていました。

 

真希のことをイジられてムッとしているのかな?と思いました。

しかし、改めて考えると母親が直哉の思考にキレているようにもみえますよね。

そもそも甥っ子が自分を蔑(さげす)む発言をしていれば、おもしろくないのは当然といえます。

 

禪院家の男なら誰でも良かった?

母親が男尊女卑の考え方に恨みを持っていた場合、憎んでいた対象は直哉だではなく一族の男全員です。

ですので、直哉を狙って刺したのではなく、禪院家の男性なら誰でもよかったとも考えられます。

そもそも上手いぐあいに直哉がいるわけもないので、たまたま生き残っていた直哉に母親の刃が向かったのでしょう。

 

 

とはいえ、最後まで直哉は女性を罵倒していましたし、その言葉に吸い寄せられてきたようにも見えますよね。

出典:週刊少年ジャンプ2021年28号 呪術廻戦152話より

それだけ禪院家への恨みが大きかったのかもしれません。

命がなくなるまえに、「自分の本来の感情」を表そうとした行動ともみえますよね

 

【呪術廻戦】母親の「産んでよかった」のセリフの意味はなに?

真希の母親が直哉を刺したあと、「産んでよかった」といっていました。

真希や真衣と一緒にいる描写もあるので、「娘を産んでよかった」ということで間違いなさそうです。

出典:週刊少年ジャンプ2021年28号 呪術廻戦152話より

しかし、忌庫への通路では「産んでよかったと思わせてよ」なんて真逆のことをいっていましたよね?

本当に真逆のセリフですが、「産んでよかった」にはどのような意味が込められているのでしょうか。

ここでは母親の「産んでよかった」のセリフの意味を考えていきます。

 

自分の願望を実現できた

さきほども書きましたが、真希の母親は禪院家に憎しみを持っていた可能性が高いです。

本当は禪院家なんか嫌いだし、ナメた態度をとる一族の男にもずっと報復したかったはず。

 

 

しかし、母親には力もないし、真希のようにポジティブに突き進む行動力もありません。

それが娘たちによって、禪院家の崩壊や一族の男性への報復に繋がったわけなので、夢がかなった瞬間ともいえます。

おそらく「禪院家にきて初めて自分の願望が形となった瞬間」だったのでしょうね。

 

力のある一族や男性への報復など、通常は叶いもしない夢。

それが達成できたことで、初めて娘たちの存在価値を実感したようにも感じるセリフです。

「やっと私の役に立ってくれた」という意味が込められているのかもしれません。

表情やセリフなどをみると、決して娘主体ではなく、「自分の感情を優先している」ようにしかみえませんでした。

 

自分の存在価値を確認するセリフ

「産んでよかった」のセリフには、母親本人の存在価値を確認する意味もあったように感じます。

・女性というだけで差別される
・召使いのようにこき使われる
・娘たちは術式が弱いor呪力すらない
・娘が弱いことで、バカにされる

禪院家では母親に対して、上記のような仕打ちが長年されてきたことは想像に難しくありませんよね。

 

虐げられた環境になれてしまうと、自分の存在価値を見出しづらいです。

真希の母親も「自分の存在価値がどれほど大切なのか」ということを忘れるほど、禪院家に染まってしまったのかもしれません。

出典:呪術廻戦 コミックス5巻より

しまいには、産んだ娘が一族を全滅させてしまい、そして自分の命も奪われてしまう。

正直いってあまりにも惨めすぎる人生ですよね。

 

惨めな人生を受け入れることができなかったため、恨んでいた一族を壊した娘を評価し、その生みの親である自分の存在価値を無理やり高めようとした可能性はゼロではなさそう。

 

きっと「産んでよかった」には、「自分は間違っていなかった」と自身にいい聞かせる意味もあったのかもしれません。

仮にそうだとすれば、直哉を刺した理由も、自己肯定するための行動ともいえます。

 

過去に愛していたことを思い出した?走馬灯?

亡くなる直前に走馬灯をみるというのは有名な話です。

真希の母親も娘が幼いころは幸せを感じており、愛の感情を思い出していたのかもしれません。

「産んでよかった」のシーンと、術式の有無がわかったシーンの”娘たちがほぼ一緒”のようにみえました。

出典:呪術廻戦 コミックス5巻より

時期的には、娘の術式が判明する5~6歳くらいの思い出の可能性は高そう。

 

しかし、術式の有無が判明してからは母親の立場も悪くなり、徐々に娘に愛情が持てなくなったのかもしれませんね。

それまでは、

「娘の将来」
「自分の地位」
「幸せな家庭」

などなど、たくさんの期待に胸を膨らませていたのでしょう。

その幸せだったころの記憶が走馬灯のように蘇り、「産んでよかった」のセリフに繋がったようにも感じます。

 

【呪術廻戦】禪院真希のお母さんが直哉にトドメを刺した理由まとめ

禪院真希の母親が直哉を刺したのは、積年の恨みの可能性が高いです。

要は娘のためではなく、自分の感情を精算するために刺したということですね。

・一族にはびこる男尊女卑
・術式がすべてのカースト制度

上記に嫌気がさしていたことが動機としては考えられます。

ただ、瀕死で徘徊していたところをみると、直哉以外の人物でもよかったのかもしれません。

 

「産んでよかった」のセリフについては、

・自分の願望が叶ったこと
・自分の存在価値の確認
・過去に感じていた娘への想い

といった意味が込められているように感じました。

 

母親の真意については、のちに明らかになる可能性もあります。

情報が明確になれば再度追記してきますね!

関連:【呪術廻戦】禪院直哉は呪霊になる?呪術師が呪いになる条件から考察

コメント

  1. 匿名 より:

    >娘が誅殺されるというときに、「平然と台所で飯の用意をしていた」のがいい証拠です。

    「台所にいただけ」で「平然と」は違うよね。
    更に言えばその「誅殺」は予定外。
    本来なら(禪院家の思惑)では扇が重傷を負わせた後に二人共呪霊に始末させるはずだった。
    しかし予想外の復活で…誅殺騒動に至った。

    >そもそも娘を斬ろうとする扇を止めないで、娘に説教するなんて異常すぎますよね。

    自身が書いてるように男尊女卑のため女には力がなく扇を止めれない。
    だから立ち入る前に引き返すように諭した。
    しかし聞き入れられず(その時点では扇には敵わない=殺されると思っていた。更にその前に真依が進んだ時も母の言う事を聞かなかったと思われる)真希が死ぬ。子供が親より先に死ぬなんて辛い事。
    そもそも真希が引き返せば斬られることはないから聞かない扇より娘に説教するのは普通。

    その辺は描かれていないから想像でしかないけど、他の内容はあなたの書いてる通りだと思う。
    なんか偉そうだけど、二つの想像を合わせて正解だと思う。
    根本は「禪院家」への復讐。
    男尊女卑万歳の家だから「出来損ないを産んだダメ女」って扱いだっただろうし。
    誰でも良かったわけではなく、女や出来損ない見下す次期当主(伏黒抹殺でね)に止めを刺せた。
    騒動を起こし対象を瀕死にしてくれて「産んで良かった」と思う。

    • アツキ アツキ より:

      匿名さんコメントありがとうございます^^
      少し長くなりそうですが、頂いたコメントについて返させていただきます。(あくまで個人的な意見です)

       

      >「台所にいただけ」で「平然と」は違うよね。

       

      A.確かに台所にいたからといって、「平然と」という表現は絶対ではありませんね。
      しかしながら、「娘の命がどうなるかわからない」といった状況で、
      台所で料理しているって親として”かなり”おかしくないですか?

       

      筆者は子供が2人いますが、仮に自分があの状況にいたら「料理をする」なんて思考すら浮かびません。
      子供を持つかたなら、わりと多くの人が真希の母親の行動に違和感を感じたと思います。
      「平然と」ではないにしろ、母親の行動には異常性を感じずにはいられません。

       

      >更に言えばその「誅殺」は予定外。
      本来なら(禪院家の思惑)では扇が重傷を負わせた後に二人共呪霊に始末させるはずだった。
      しかし予想外の復活で…誅殺騒動に至った。

       

      A.真希の誅殺は一族で決めたものですので、予想外ではありません。
      作中でも、「誅殺は扇の案」と明かされていますよね。
      ですので、扇と真希の戦闘はある程度、母親にも予想はできていたはずです。
      「その状況でよく台所にいれたもんだよね」って話です。

       

      >自身が書いてるように男尊女卑のため女には力がなく扇を止めれない。
      だから立ち入る前に引き返すように諭した。
      しかし聞き入れられず(その時点では扇には敵わない=殺されると思っていた。更にその前に真依が進んだ時も母の言う事を聞かなかったと思われる)真希が死ぬ。子供が親より先に死ぬなんて辛い事。

       

      A.仰るとおり、扇を止められないのであれば、娘を止めるしかありません。
      しかしながら、止める描写に娘への愛が一切感じられないのがちょっと不気味でした。
      本気で止めたいのならもっとしつこく止めていてもおかしくありません。
      しかし母親は「なんであんたはいつもそうなの」的な感じで強く引き止めもしませんでしたよね。
      心配だったならもっとしつこく、いや、なんなら、
      「あんた誅殺の対象だから逃げな!真衣も忌庫から戻っていないから危ない!」
      くらい言ってもよかったのではないでしょうか。
      でも結局忌庫への通路を離れ料理を作っている…やはり個人的に理解しがたい行動です。
      子供が親より先に死ぬなんて…と心底想っている行動ではないような気がしてなりません。

       

      >そもそも真希が引き返せば斬られることはないから聞かない扇より娘に説教するのは普通。

       

      A.そもそもですが、娘を斬ろうとしている扇がおかしくて、それを止めない母親も異常だと個人的には思っています。
      また、「真希がなぜ忌庫へ行きたいのか」という理由を聞かず、謎のイヤミをいう母親の態度もおかしいですよね。
      これは普通ではないと個人的には感じました。
      その描写からみても、「母親が真希を1人の人間として尊重していない」というのが透けて見えてしょうがありません。
      「娘に自分の言ったとおりに動いてほしい」
      筆者的には、上記のように「毒親が自尊心を満たす行動そのもの」のように映りました。

       

      >誰でも良かったわけではなく、女や出来損ない見下す次期当主(伏黒抹殺でね)に止めを刺せた。

       

      A.これに関しては判断要素が少なすぎて真意が分かりづらいですよね。
      ただ個人的には、「あの状況で直哉を狙い撃ちできたのか?」というのが引っかかっています。
      恨んでいた一族(仮定の話ですが)の次期当主を潰せれば、母親としても本望だと思います。
      しかし、瀕死の状況でそこまでできるでしょうか?
      母親の描写をみると、意識は朦朧(もうろう)としているし、どこまで歩けるかもわからない状態です。
      そもそも直哉と認識していたかも微妙なところです。
      それを踏まえると、直哉を故意に狙っというよりも、「一族の男」を狙った行動のようにみえました。
      てか、意識がなくなったことでの「無意識下の行動だった」可能性も十分ありえそうです。

       

      とはいえなんですが、母親の行動については描写が少なすぎますよね^^;
      母親についてはモヤモヤしている点も割と多いので、公式で明確にして欲しいと願っています。

       

      この記事で書いたものが的外れの場合も十分にありますが、こうして作品に対してお互い理解を深めていくのは楽しいですね!
      また気づいた点があればコメントお待ちしております^^

  2. 匿名 より:

    >A.真希の誅殺は一族で決めたものですので、予想外ではありません。

    いや、その「一族で決めた」のは扇がダメージを与えて修練場に放り出して終了。
    ところが覚醒して…それを「予想外」としていますよ。
    なので、台所にいた時点では「予定外の誅殺騒動」で、更にその「予定外の誅殺騒動」は一族があっけなく敗北。
    なので、男尊女卑の中で台所に居たのは普通って話し。

    A.そもそもですが、娘を斬ろうとしている扇がおかしくて、それを止めない母親も異常だと個人的には思っています。

    おかしくはない。
    いや、おかしいけど…その「おかしい」が「おかしくない一族」ってのはすでに十分描かれている。
    なので、「産んで良かったと思わせて」は嫌味のようで嫌味ではない。

    特にワンピースがそうだけど「考察」としつつ、「自分がこう思う」だから「こう思う」ための理由を付けて「それが絶対」と信じ込む。
    ワンピースの考察系を見ればよく分かる。
    鏡と同じで自身を見れるよ。
    悪いけどここはもう見ないから返しは不要。

    • アツキ アツキ より:

      >いや、その「一族で決めた」のは扇がダメージを与えて修練場に放り出して終了。
      ところが覚醒して…それを「予想外」としていますよ。
      なので、台所にいた時点では「予定外の誅殺騒動」で、更にその「予定外の誅殺騒動」は一族があっけなく敗北。
      なので、男尊女卑の中で台所に居たのは普通って話し。

      A.もしかして「誅殺」と「乱心」をごっちゃに捉えていますか?
      誅殺は禪院家から真希に向けられたもので、一族からすれば予定外ではありませんよ。
      失礼ですがしっかり読んでいますか?
      また、男尊女卑の中で台所にいるのも普通とのことですが、その思考が狂っているよねと言っているんですよ。

      >おかしくはない。
      いや、おかしいけど…その「おかしい」が「おかしくない一族」ってのはすでに十分描かれている。
      なので、「産んで良かったと思わせて」は嫌味のようで嫌味ではない。
      特にワンピースがそうだけど「考察」としつつ、「自分がこう思う」だから「こう思う」ための理由を付けて「それが絶対」と信じ込む。

      A.これこそ決めつけのように感じますが…。
      母親に関しては描写が少ないので、個人の生きてきた環境で捉え方が大きく変わりそうです。
      あなたの意見を否定しているわけでもないし、筆者の書いたものが「絶対」なんて微塵も思っていませんよ。
      正解は芥見下々先生ですので、あくまで描写から想像考察しています。

      >悪いけどここはもう見ないから返しは不要。

      A.そうしてください。
      なんか禪院家と同じ気配を感じます。
      できるならブロックしたいところです。