鬼滅の刃の鬼は藤の花が苦手で嫌いです。
しかし、作中で鬼が藤の花を嫌う描写はあっても、その理由は全く明かされていません。
一見そのままスルーしてしまいそうですが、よくよく考えるとなぜ藤の花が苦手で嫌いなんでしょうか?
この記事ではなぜ鬼が藤の花が嫌いで苦手なのかその理由について考察していきます!
※単行本ベースで書いていますので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
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【鬼滅の刃】鬼は藤の花がなぜ苦手?
作品を見て分かるように鬼は藤の花が苦手です。
最終選別が行われた藤襲山(ふじかさねやま)でも藤の花が一年中咲いており、中に閉じ込められた鬼は藤の花が邪魔して山から出ることができません。
ってか、なんで鬼って藤の花嫌いなの??「嫌い」って事実しか判明してなくて、理由出てないよね??これから、それも明らかになる??
— ❆かわかぜ❆ (@Tj8ehMbSVGUW4kU) November 22, 2019
鬼滅の刃の鬼が藤の花が苦手な理由気になる
— あかふくはガメオベラ (@Akafuku2daime) August 6, 2019
鬼が藤の花を苦手とする理由ってあるのかなあこれから分かるのかな〜
— 純之助 (@Nosuk_eee) May 8, 2019
ただ残念なことに、鬼が藤の花を苦手とする理由については作中では明確に示されないまま^^;
そこで鬼滅の刃の作中の描写やネットの情報から、鬼が藤の花を苦手としている理由を色々と考察してみました。
鬼が藤の花を苦手と感じている理由としては、
・鬼は藤の花の匂いが嫌い
・藤の花の毒性や成分が鬼に効果的?
・藤の花は鬼の弱点の日光をたくさん浴びている
・藤の花はマメ科で「魔滅」の意味がある
などなどがありますね。
ファンの間でも鬼と藤の花に関する考察はされていますが、作中の描写から上記のものがかなり有力候補として挙げられています。
【鬼滅の刃】鬼が藤の花を嫌い・弱点の理由
蟲柱・胡蝶しのぶのように藤の花を上手く使えば、
それこそ鬼の弱点の1つとして扱うことができますから、鬼を狩る鬼殺隊としてもかなりの重要事項。
なぜ鬼が嫌いなのかという点も含め、読者的にもますます「鬼に対する藤の花の影響力」が気になるところ。
上では鬼が藤の花を苦手とする理由に、
「藤の花の匂い」「毒性」「太陽の光の吸収」「マメ科=魔滅(まめ)の意味がある」ということを挙げました。
ここから下ではこれらの理由を深堀りして解説していきます!
鬼は藤の花の匂いが嫌い?
まずは鬼は藤の花の匂いが単純に苦手ということが考えられます。
人間も不快な匂いには近づきたくないものですが、鬼にとって藤の花がそのような存在なのかもしれません。
あ…やっぱり藤の花の匂いは鬼共通の弱点なんだな…??
— 垢以降しました (@kamado_0714_tan) September 1, 2019
そう言えば、響凱の屋敷にいた稀血の子供に、「藤の花の香り袋を持たせるだけで鬼除けになる」という描写がありました。
持っているだけで鬼が近づかないってかなりの効果ですよね?
また岩柱・悲鳴嶼行冥の過去に登場するお寺でも、
「藤の花のお香を消したことで鬼が侵入してきた」という描写もあるので、鬼は藤の花の匂い自体がかなり苦手ということが分かります。
近寄れないくらい嫌いということは「本能的にやばい匂い」と鬼が感じている可能性が高そう。
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藤の花の毒性や成分が鬼に効果的?
本能的にやばいと感じる理由があるのであれば、やはり藤の花に含まれる毒性でしょうか。
実際に藤の花には毒があり、これは人間にも影響を与えるのだとか。
藤の花、食べたら嘔吐とか普通に人間にとって毒だからしのぶさん…
— りらてん🍤10000/20000 (@tentenrirarira) November 24, 2019
藤の花って食べると人間にも毒があって、めまいだとか腹痛だとか催すらしいんだけど、しのぶさんそれと戦いながら鬼倒して柱になって……って考えると愛おしいな
— 🍵 (@Ocha_fire) October 4, 2019
藤の花のどういった部分が鬼に影響を与えるのかは謎な部分ではありましたが、
胡蝶しのぶさんのセリフから「藤の花に含まれる毒」が鬼に影響を与えることが判明。
この毒は不老不死とも言える鬼にも多大な影響を与え、弱い鬼は命さえ落としてしまいます。
上弦の弐・童磨にすら効き目があるんですから、鬼の体と藤の花の毒はよほど相性が最悪なんでしょうね。
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藤の花は鬼の弱点の日光をたくさん浴びている
藤の花をググってみると、太陽の光がとても大好きな植物であることが分かります。
どうやら「日陰では花が咲かない」とまで言われているくらい太陽の光が大好きなようですね。
鬼は藤の花が無理なんだけどなんで無理なんかな〜と興味本位で藤の花について調べてたら藤の花は日光が強く当たるところを好むって書いてあって鬼も太陽の光当たったら消滅するし日光大好きな植物と日光ダメな鬼で対比してた
— Ha🍒 (@mcz_mi_mu) December 5, 2019
太陽の光をたくさん浴びている藤の花は日輪刀の原料のように太陽の光を吸収しており、鬼にとっては驚異の存在とも考えられます。
また、「藤の花がたくさん咲いている場所=日当たりの良いところ」ということも考えることができます。
鬼の最大の弱点といえば太陽の光ですから、藤の花の咲く場所を本能的に嫌っているのかもしれません。
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藤の花はマメ科で「魔滅」の意味がある
鬼といえば節分、節分といえば”豆”ですよね。
豆は「魔滅」からきているとも言われており、鬼の撃退には有効と昔から言い伝えられてるようです。
「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)といのが語源」とのこと。
で、実は藤の花もマメ科の植物で、言い伝え的には鬼が嫌う植物の1つと考えることができます。
鬼が藤の花を嫌う理由について考えてたんだけど、これかなぁ…
日差しの強い場所を好む→太陽を沢山浴びている→鬼は日光がダメ
あとはマメ科のマメって‘’魔滅”っていう当て字があるのも関係ありそうかなぁと pic.twitter.com/fU7djLAOFm— しらこ (@shirako_ponn) February 12, 2020
「柱」は9画だから9人!藤の花が有効な設定なのはマメ科の花だからで、理由としては豆の語源は「魔滅」だからっていう考察ができるぞー。しかも豆と言えば節分。節分と言えば鬼
— ポトゥェゥゥット (@15842831ww) February 19, 2020
しかし節分の言い伝えによると、鬼に有効なのは”炒った豆”とのこと。
だとすると、藤の花ではなく大豆や小豆でいいよねって話にもなりますね・・・?
しかも、これはあくまで言い伝えというか節分に関してのことなので、
これが鬼滅の刃の鬼になにか影響しているかと言われれば少し微妙な気もします^^;
ただ「藤の花がマメ科」という現実の言い伝えをワニ先生が参考にして、「鬼=藤の花が苦手」という理由の1つにした可能性は十分にありそう。
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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の細胞が藤の花を恐れている?
上記のものが鬼が藤の花を苦手と思う理由として考えられますが、
「なぜ藤の花が全ての鬼に対して弱点となりうるのか」という点が疑問です。
個人的には、
「鬼舞辻無惨が藤の花に何らかのトラウマを持っている」「藤の花の毒が鬼舞辻無惨の体に大きな影響を与える」と考えています。
ご存知の通り、全ての鬼は無惨の血によって人間が変化させられたもの。
思考が読まれたり、位置を把握されたりなど、鬼化した者はもはや無惨の細胞の一部と化しますよね?
下弦の鬼の解体シーンでも思考を読んだり、鬼の場所の特定をしたりと、鬼たちはもはや鬼舞辻無惨の分身のようなもの。
その分身たちが藤の花を恐れているのは、本体の鬼舞辻無惨が藤の花に何らかのトラウマや恐怖があるからにほかなりません。
では鬼舞辻無惨が藤の花に恐怖やトラウマを抱えているとしたら、一体どんなものがあるのでしょうか?
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藤の花は平安時代では喪服として使われていた
藤の花が鬼舞辻無惨のトラウマ説があるとするなら、
「藤の花が喪服として使われており嫌な思いをした」ということでしょうか。
細かく言うと「藤のツルの皮を使った衣類」なんですが、
平安時代の上流階級の間では「藤衣(ふじごろも)」として流行したそうです。
鬼舞辻無惨は平安時代から生きていますし、その時代に医者を呼べるくらいの貴族ということを踏まえると「”藤衣”の存在は知っている可能性は高い」と考えられますよね。
調べもの↓
「その逆に、喪服の色と呼ばれ、麻布で作った喪服は「藤衣(ふじごろも)」と呼ばれ忌み嫌われた時代もありました。このことから、紫色を縁起の悪い色と今でも思う人がいるようです。」
— ⛩️クリス⛩️はマントの裾をお持ちしたい🌙 🌹☀️🍵☕️ (@OliviaLaurant) May 20, 2020
長谷部のお香が藤の香りだそうですが、「藤衣」といえば平安時代には喪服を表す歌語ですね。「君なくて立つ朝霧は藤衣池さへ着るぞ悲しかりける」とか……
— キヌべぇ@やっぱり三日月を牧畜する (@kinu_kayanagi02) December 26, 2017
そして鬼舞辻無惨は”生”に対して異常な程の執着をみせていますが、
藤衣は病弱だった自身の絶命を連想させる嫌なものだった可能性はあります。
自身の病気が治らないことに苛立って医者を亡き者にしてしまうくらい生に固執した生き物ですから、絶命を連想させる藤衣の流行は、無惨にとってはトラウマになるくらい耐え難いものだったのかもしれません。
鬼舞辻無惨の病気と藤の花は関係がある?
鬼舞辻無惨が「人間時代に患っていた病気は藤の花に関係していた」とも考えました。
これについてはちょっと妄想気味の推測ですが、
鬼舞辻無惨と産屋敷一族の病気は元々同じもので、その「病気に藤の花が関係している」のではないでしょうか?
鬼舞辻無惨と産屋敷一族は同じ血筋だったことが作中で明らかになりましたが、この「血筋そのものが藤の花の毒に弱い家系」と考えるのも面白いですよね。
突然なんですが御館様の病気、あれ『藤の病(不治の病)』なんじゃねぇかと思ってるんですが
いや、産屋敷家(無惨様含む)が実は藤の花の毒に物凄く弱い体質で、そばに藤が生えてるような環境にいて少しずつ蓄積していくと、大体20そこらで死ぬんじゃないかなってちょっと思って— あぶら (@o_kyac) January 15, 2020
無惨が鬼になった呪いで産屋敷一族は短命と言っていましたが、
そもそも無惨も20代で余命宣告を受けていましたから、一族そのものが遺伝的に何か問題がある気がします。
産屋敷家の短命、呪いじゃなくて確実に無惨が患ってた病気だよな
— 逢坂@もふもふ依存症 (@0421006amB) November 23, 2019
で、その遺伝的な問題の一部となっているのが藤の花と考えると、
「無惨の細胞を持つ鬼たちが藤の花の毒で絶命」というのもある意味うなずけるものではないでしょうか?
関連:産屋敷(お館様)と鬼舞辻無惨の関係は兄弟?顔が似ている理由!
【鬼滅の刃】鬼は藤の花が苦手で弱点の理由まとめ
鬼が藤の花を苦手とする理由はまだ明らかにされていませんが、考えられるものとして以下のようなものがあります。
・鬼は藤の花の匂いが嫌い
・藤の花の毒性や成分が鬼に効果的?
・藤の花は鬼の弱点の日光をたくさん浴びている
・藤の花はマメ科で「魔滅」の意味がある
どれもありそうな理由ではありますが、少し単純すぎますかね~^^;
ただ鬼全体が藤の花を嫌いなのは、「鬼舞辻無惨の細胞が藤の花を受け付けないから」というのは可能性としては高そうです。
そもそも無惨も産屋敷一族も病的に同じものの可能性もありますし、そこに藤の花が関係してくることも考えられます。
ちなみにファンブックも読みましたが、
落としているのか鬼と藤の花についてはあまり書かれていませんね^^;(字が多くて全て読みきれない)
「ただ単に鬼は藤の花が嫌い」という単純な設定かもしれませんが、読者が引くぐらいの裏設定をワニ先生にはぶち込んでほしいです^^
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