獪岳(かいがく)は岩柱・悲鳴嶼の寺にいた子供?鬼に家族を襲わせた理由も解説

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岩柱の悲鳴嶼行冥は子供に対して不信感を抱いています。

理由については、悲鳴嶼さんが「過去に住んでいた寺で子供に嘘をつかれて裏切られたから」と作中で語っていました。

 

で、その裏切った子供の1人に、善逸の兄弟子の『獪岳らしき人物』が描かれています。

寺で笑って食事をするシーンなどがありますが、はたして本当に”あの獪岳”なんでしょうか?

 

この記事では、岩柱・悲鳴嶼さんの寺にいた子供が獪岳だったのかついて書いていきます!

※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】獪岳(かいがく)は岩柱・悲鳴嶼(ひめじま)の寺にいた子供!

子どもの画像

 

結論からお伝えすると、”獪岳は悲鳴嶼さんの寺にいた子供”です。

なんなら寺に鬼を招き入れて寺の子供をほとんど全滅させ、悲鳴嶼さんのトラウマを作った張本人。

 

過去の描写から「鬼を招き入れた子供って獪岳?」と、以前から噂されていました。

それが紛れもない事実だったことが以下の描写からもわかります。

 

  • 獪岳と寺の子供の首飾りが同じ
  • 獪岳と悲鳴嶼さんの過去に出てくる子供が一緒
  • 公式でも「獪岳が岩柱の寺にいたこと」を認めている

 

ここでは上記について深堀りして解説していきます。

 

獪岳と寺の子供の首飾りが同じ

作中の獪岳は「勾玉(まがだま)のような首飾り」をいつも着用していますよね。

で、悲鳴嶼さんの過去に登場した子供も同じ首飾りをしていました。

 

 

特徴的なアイテムなので、割と目立ちますよね。

そしてこの勾玉のような首飾りをしているのは、登場人物のなかで”獪岳とその子供の2人だけ”。

 

さらにいえば、「髪型や羽織っている服装も両者一緒」なのがみてとれます。

外見の共通点がここまで多いと、別人と判断するほうが難しいですよねw

 

獪岳と悲鳴嶼さんの「過去に出てくる子供たち」が一緒

獪岳と岩柱がそれぞれ過去を回想するときに「同じ子供たち」が登場します。

 

  • 岩柱の回想⇨顔がハッキリと描かれている
  • 獪岳の回想⇨登場する子供たちの顔が真っ白

 

上記のような違いはあるものの、両者の回想に登場する子供たちの髪型や着物の柄は”ほぼほぼ一緒”。

 

 

このことを踏まえると、「獪岳と岩柱は同じ思い出を持っている」のがわかりますよね。

 

ちなみに、獪岳はお寺のお金を盗んだことを子供たちに罵られています。

獪岳の回想に登場する子供がのっぺらぼうなのは、嫌な思い出として曖昧に記憶しているからなのでしょうね。

 

公式でも「獪岳が岩柱の寺にいたこと」を認めている

前述したものは、獪岳とお寺の子供を結びつける証拠になります。

が、実はさらに確実な証拠があるんです。

 

それは鬼滅の刃の公式で、

「獪岳は悲鳴嶼さんのお寺にいた子供だったと認めている」

というものです。

 

 

ちなみに、この情報は単行本17に書かれたもの。

 

 

単行本には、

「お金を盗んだ獪岳が寺の子供たちに責められ、寺を追い出された」

と記載されています。

 

ということで、「獪岳=悲鳴嶼さんのお寺にいた子供」で確定です。

 

単行本以外でいえば、公式ファンブック2巻でも「獪岳がお寺いた子供」ということに触れられています。

 

 

 

鬼化後の獪岳についても触れているので結構理解が深まります。

 

ちなみに、悲鳴嶼さんは炭治郎に「子供が言いつけを守らず日が暮れても寺に戻らなかった」といっていました。

真相を知る前に子供が鬼にやられたので、事実とは少し違う形で過去を記憶しているようですね。

 

【鬼滅の刃】獪岳(かいがく)が鬼に寺の家族を襲わせた理由は?

子供の画像

 

悲鳴嶼さんは、「獪岳は寺の者たちを鬼に売った」と感じていました。

とはいえ、さきほども触れたように、”悲鳴嶼さんの誤解”も多少なりとも混じっているんですよね。

 

たしかに獪岳はクズっぽい描写が多いですが、正直なところ真実は闇のなかです。

公式でも触れられていない部分ですが、「お寺を襲わせた理由」が気になるところ。

 

ここでは、

「獪岳がなぜ鬼に寺の家族たちを売って襲わせたのか?」

について考えてみました。

 

獪岳は自分の命が惜しくて裏切った

まずは考えられるのは、悲鳴嶼さんのいうように、単純に「自分の命が惜しくて裏切った」というものです。

 

作中の獪岳はつねに「自分ファースト」の部分がありました。

そんな彼が「自分が助かるために家族を売った」というのはしっくりきますし、1番可能性のある理由です。

 

この場合、かなり姑息な行動ですし、獪岳に非難の声が集まりそうです。

しかしながら、「子供だった獪岳なりに、生存方法を精一杯考えた結果」なんですよね。

 

 

この状況で、”自分だけ犠牲になる”という選択肢をどれだけの人が選べるでしょうか?

そう考えると、「獪岳は家族を売った最低な奴」と単純に決めつけることもできませんよね~。

 

むしろ個人的には、かなり人間臭い行動のように感じます。

 

獪岳は寺の子供に仕返しをしたかったから

獪岳はお寺のお金を盗んだことで、ほかの子供に追い出されてしまいました。

 

「なぜ寺のお金を盗んだか」は一切謎のままです。

おそらく獪岳なりに”何かしらの理由”があったのでしょう。

 

しかし、理由も聞かず寄ってたかって非難されたことで、「寺の子供たりに憎しみや怒りを抱いた」可能性も考えられます。

 

お寺の子供たちに怒りを抱いていたときに鬼と遭遇

仕返しの意味も込めて家族を売った”

 

子供ですから「一時の感情で大きな間違いを起こす」ということも全然ありますよね。

「ここまで取り返しのつかないことになる」とは考えていなかったのかもしれません。

 

また逆説的な考えですが、追い出されたときに鬼が出現したことで「自分が売られた」と被害妄想で怒った可能性も高そうです。

 

 

とはいえ、どちらにしても「獪岳が抱いた憎しみや怒りは一時的なもの」の気がします。

心の奥で後悔していたからこそ、鬼殺隊に入隊して罪を消そうと考えたのではないでしょうか。

 

 

獪岳は寺の家族が命まで奪われるとは思っていなかった

そもそもお寺の子供たちは鬼をみたことがありません。

ですので、獪岳もふくめた子供たちは”本当の鬼の恐ろしさ”をナメていたのではないでしょうか?

 

「鬼が本当に怖い存在」だとわかっていれば、さすがに寺の子供たちも獪岳は追い出していないませんよね。

逆に獪岳も、安易に鬼をお寺に引き入れたりはしなかった気がします。

 

・お寺の子供たちを少し脅かそうと思い鬼を寺に誘導

・結果的に取り返しのつかない状況になってしまう

 

鬼の認知度は噂レベルのようなので、上記のような流れも全然ありえそうです。

 

岩柱・悲鳴嶼さんに化けた鬼が「藤の香」を消すように指示した?

獪岳を襲った鬼が「血鬼術を使って悲鳴嶼さんに化けていたのでは?」とも考えました。

(ここについては完璧な妄想ですw)

 

悲鳴嶼さんに化けた鬼が「寺の藤の香を消してくれ」的なことをいう

獪岳は指示どおり「藤の香」を消す

鬼がお寺に侵入

 

上記の流れがあったことで、結果的に”獪岳が家族を売ったことに繋がった”と考えてもおもしろいです。

 

「そもそも子供だった獪岳が鬼と交渉なんてできるのか?」

と思ったのは筆者だけではないはずです。

 

鬼側がなんらかの能力で獪岳を操ったという可能性も全然ありえますよね。

鬼なんて”なんでもあり”って感じですから、獪岳がビビらない方法で近づくことも能力によっては簡単そうです。

 

 

獪岳(かいがく)は岩柱・悲鳴嶼(ひめじま)の寺にいた子供?についてのまとめ

獪岳は岩柱・悲鳴嶼さんのお寺にいた子供でした。

 

彼はお寺にいたほかの子供たちに追い出されています。

ですので、「言いつけを守らなかった」という悲鳴嶼さんは多少誤解している部分がありそうです。

 

で、「獪岳がお寺にいる家族を裏切った理由」については公式でも明確になっていません。

 

しかし作中での獪岳の「人間臭い性格」を踏まえると、

  • ”鬼への恐怖”
  • ”寺の子供たちへの仕返し”

といった理由が濃厚そうですね。

 

ちなみに、お寺で唯一生き残った子供に「沙代(さよ)」という女の子がいました。

ネット上では『上弦の肆・鳴女(なきめ)』や『隠(かくし)』になっているという噂もあります。

 

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