【鬼滅の刃】異能の鬼(いのうのおに)ってなに?異形の鬼との違いも

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アニメ版・鬼滅の刃の序盤で、元柱・鱗滝左近次が、

「異形の鬼がどうだ…」
「異能の鬼がどうだ…」

なんてことをいっているシーンがあります。

 

鱗滝さんの滑舌の問題か、「え?何いってんの?」と思った人も多いはずw

セリフだけ説明すると、「いのうのおに」「いぎょうのおに」と鱗滝さんはいっていました。

 

どちらも似たような言葉ですが、どんな意味があるのでしょうか?

そこでこの記事では、異能の鬼と異形の鬼の意味や違いなどについて書いていきます。

【鬼滅の刃】異能の鬼(いのうのおに)とはなに?

さっそく「異能の鬼」から深堀りしていきます。

 
✅まずはじめに

「いの”お”の鬼」と思っている人も多いですが、「いの”う”の鬼」ですのでご注意ください。

鱗滝さん滑舌悪いですよね…?w

 

鱗滝さんは「異能の鬼」のことを、”厄介な存”と炭治郎に話していましたよね?

異能の鬼とは一体どのような鬼のことを指しているのでしょうか。

 

異能の鬼の意味は?

異能の鬼とは、普通の鬼が持たない『超人的な能力を持った鬼』を指しています。

 

”異能”という字の意味を調べてみると、

  • 「人よりすぐれた才能。一風変わった独特な能力。異才。」
  • 「他の人と異なる独特な能力や才能。」

引用:goo辞書

と出てきます。

 

まさに読んで字の如しって感じでが、簡単にいえば「個性あふれる能力を持った鬼」ってことですね。

 

この”異能”という字は、実は鬼だけではなく実際の人間にも使われることもあるそうです。

 

人間でいえば、

  • 超能力
  • 憑依能力
  • 予知能力

といった、人知を超えた特殊能力を持つ人を表すときに使用するのだとか。

 

人間の場合は「異能の人」や「異能者」なんて言い回しをするみたいですよ。

 

アニメでは急に「いのうの鬼が…」なんていい始めて、正直なんのこっちゃって話でしたが、文字にすることで意味が分かりやすくなりますね。

 

異能の鬼は血鬼術を使う!

上述したように、”人知を超えた特殊能力”を持った鬼を、『異能の鬼』と位置づけています。

異能の鬼はかなり厄介な相手で、作中で登城する強敵は基本的にこの部類の鬼。

 

鱗滝さんも炭治郎に対し、 「その者達との戦いはこれまで以上に困難を極める」 と注意を促していましたよね。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス2巻より

 

 

異能の鬼がつかう能力は「血鬼術(けっきじゅつ)」と呼ばれ、その鬼の過去や性格などに関連してさまざまな効果を発揮します。

 

鬼によって「特殊能力の種類」も「攻撃力の強さ」も全然変わるので、鬼殺隊員が初見殺しに合うケースも少なくありません。

能力の把握や対処が難しいので、「異能の鬼=厄介」とされているのでしょうね。

 

【鬼滅の刃】異形(いぎょう)の鬼とはなに?

では今度は「異形の鬼」について見ていきます。

 

「異形の鬼」という表現に関しては作中でも序盤しか出てきません。

しかしながら、異形の鬼自体は作中で割と登場しています。

 

序盤でいうと、最終選抜に登場した「手鬼(ておに)」なんかが分かりやすいですね。(※緑色のデカい鬼です)

そんな異形の鬼についてもう少し深堀りしていきます。

 

異形の鬼(いぎょうのおに)の意味は?

異形の鬼とは、「体の形が大きく変わった鬼」のことを指しています。

鬼はもともと人間だったので、基本は人間と大差のない容姿をしている場合が多いです。

 

人間との違いでいえば、瞳が猫っぽかったり、キバや爪が鋭いといったところでしょうか。

 

ただ「異形の鬼」に関しては、もはや人間とはかけ離れた姿になっています。

血鬼術は使えないものの、見た目からして確実に人間ではないと判断できるほど。

 

「異形」という言葉の意味は以下のとおり。

  • 「普通と違った怪しい姿・かたち」
  • 「形や型が普通とは変わっているもの」

引用:goo辞書

こちらも読んで字の如しですね。

 

異形は「いけい」とも「いぎょう」とも読めますよね。

”怪しい姿”を表すときには「異形(いぎょう)」のほうが適しているのだとか。

 

ちなみにですが、異形の鬼の姿も「人間時代の過去や記憶、性格」などが表面化しています。

手鬼なんかは「手をつないでほしい」という願望が丸出しで分かりやすかったですよねw

 

そのほかにも「過去の記憶が姿に反映されている鬼」が多いです。

そこらへんもチェックしながら作品をみると、より鬼滅の刃を楽しめるのではないでしょうか。

 

しかしながら、人間だった頃の過去が姿形に反映されるとは、いくら鬼でもちょっと切ないですよね~。

 

 

異形の鬼は血鬼術を使わない?

解説してきたとおり、

  • 異形の鬼=強力な能力
  • 異形の鬼=姿形の変化

という感じで、鬼の種類は分かれています。

 

手鬼の「手を伸ばす能力」もパッとみ血鬼術のようにみえますが、あれは肉体の変化のみなので血鬼術には含まれません。

 

そういえば、作中であまり深堀りされていませんが、「禰豆子のサイズ変化も異形の鬼の能力」なんでしょうね。

 

公式ファンブックでも「手鬼=異形の鬼」と紹介されていますし、肉体変化は”術”とはいわないようです。

 

 

 

ただ、「異形の鬼がまったく血鬼術を使わないか?」というと実はそうではないんですよね。

実は鬼舞辻無惨の直属の配下のなかには、異形の姿をしつつ強力な血鬼術をつかう鬼が存在します。

 

作中では「異形の鬼」と「異能の鬼」なんて分けて語られていますが、実際のところ両方をかね揃えた鬼が上位に君臨しています。

 

 

【鬼滅の刃】異能の鬼と異形の鬼の違いは強さ?

「異能の鬼」と「異形の鬼」は字や呼び方が似ていますよね。

しかしながら、似ているのはその呼び名だけで、”強さ”については段違いです。

 

両者を比べた場合、異能の鬼のほうが圧倒的に強いです。

強敵が多くなる物語後半でも「異形のみで強い鬼」はおらず、そのほとんどが血鬼術をもった異能の鬼。

 

鱗滝さんの「その者達との戦いはこれまで以上に困難を極める」という言葉は、まさに的を得ていました。

 

ただし、さきほど上で少し触れたとおり、異形の鬼でも血鬼術をつかう強力な鬼がいます。

強さの順を表すのであれば、以下のような感じでしょうか。

 

✅【鬼の強さの順番】
・異能+異形の鬼 強い








弱い
・異能の鬼
・異形の鬼
・普通の鬼

 

異形の鬼は、あくまで「人間の時代の意識が鬼の肉体に反映したもの」の可能性が高いです。

 

ですので、「異形の鬼=血鬼術が使えない」わけではなく、条件によっては異能をつかい始めることもありえます。

そのことについては、鱗滝さんも作中で触れていました。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス2巻より

 

最終選別の手鬼も、もう少し人を喰っていれば血鬼術を使っていたかもしれません。

仮に最終選別の手鬼が血鬼術を使っていたら、さすがの炭治郎でも負けていたでしょうね。

 

 

【鬼滅の刃】異能の鬼(いのうのおに)・異形の鬼の意味や違いまとめ

鬼には「異能の鬼」と「異形の鬼」がいます。

ざっくり分けた場合、以下のような感じになります。

 

  • 異能の鬼=”血鬼術”という特殊能力を使う
  • 異形の鬼=人間の姿とかけ離れた姿をしている

 

異能の鬼は、普通の鬼や異形の鬼よりもはるかに強いです。

姿もさることながら、大きな違いは”強さ”にあるといっても過言ではありません。

 

ただ、異形の鬼でも「人をたくさん喰えば」血鬼術を使えるようになります。

両方の能力を備えた者が、上位の鬼として君臨しています。

 

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