【鬼滅の刃】鳴女の沙代(さよ)説はウソ?隠になっていたから違う?

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鬼滅の刃に登場する、新上弦の肆・鳴女(なきめ)は謎が多い鬼の1体。

読者の間では「鳴女は何者か」について、さまざまな憶測や考察がされています。

 

考察でいえば、

  • 「鳴女=琴葉説」
  • 「我妻善逸との親子説」
  • 「蛇場・伊黒小芭内との親子説」

といったものが有名でしょうか。

 

で、有名考察の1つに『鳴女(なきめ)の沙代(さよ)説』というものがあります。

真相はさておき、鳴女説の中でもなかなか有名。

 

そこで今回は、『鳴女=沙代説』の真相について深堀りして書いていきます!

※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】鳴女(なきめ)の沙代(さよ)説はウソ?

結論からお伝えすると、『鳴女(なきめ)=沙代(さよ)説』というのはウソです。

まぁ、公式で明らかにされていないので、ウソと断言するのはちょっと大げさですねw

とはいえ、個人的には極めて可能性が低い説だと考えています。

 

理由は以下のとおり。

  • ワニ先生のコメント
  • 無惨との信頼関係

 

ここでは上記について深堀りして解説していきます。

 

『紗代は14歳の女の子?』ワニ先生のコメント

実は原作漫画では、作者のワニ先生が沙代について触れているページがありました。

そこではワニ先生は、「紗代は人間として生きている」的なコメントを残しているんです。

 

で、肝心のコメントでは、

  • 紗代が寺に侵入した鬼について説明できなかったこと
  • 紗代が悲鳴嶼さんの容疑を晴らせなかったこと
  • そのことを”14歳になった今でも”気にしていること

といった、紗代の現状を表すことが書かれています。(単行本16巻の情報)

 

 

上記のことを踏まえると、

  • 沙代はいまだに人間として生きていること
  • 悲鳴嶼さんへの冤罪を止められなかったことに後悔していること

が分かりますよね。

 

とくに「14歳になった今でも沙代は気にしており、謝りたいと思っている」という文面は、紗代が人間として過ごしている証といえそうです。

 

鳴女と無惨の信頼関係

鳴女は鬼の総本山である「無限城を管理している鬼」。

根城となる城の管理を任されるほどですから、ある程度の信頼はされているはずですよね。

 

ここについては妄想ですが、おそらく”数十年”は無惨の側近として活動している可能性は高そう。

 

で、悲鳴嶼さんのお寺で起こった「獪岳(かいがく)事件」のときの沙代の年齢は4歳。

そして現在の紗代の年齢が14歳です。

 

仮に紗代が鳴女だった場合、鬼化して10年弱しか経過していない計算になりますよね。

 

「10年やそこらで無惨との信頼関係をあそこまで築けるか?」

と考えた場合、かなり微妙なところ。

また、鳴女の血鬼術の厄介さをみても、鬼としての歴が長いことが分かるのではないでしょうか。

 

まぁ妄想の域を超えませんが、ワニ先生のコメントとセットにすると『鳴女=沙代説』の崩壊には十分ですよね。

 

 

【鬼滅の刃】沙代(さよ)は『隠(かくし)』になっていた?

鳴女説が囁かれる沙代ですが、実はそれよりも有力かつ面白い説がありました。

それは「沙代が鬼殺隊の『隠(かくし)』になっていた」というもの。

 

 

これも公式で明言された説ではありません。

しかしながら、考えようによっては「沙代と思える人物」が、たしかに隠の格好をして作中に紛れているんですよね。

 

鳴女説よりもかなり筋が通った説なので、紗代の隠説についても深堀りしていきます。

 

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の最後にいた隠は沙代?

沙代らしき隠が登場するのは、無惨最終戦の悲鳴嶼さんが息を引き取るシーン。(単行本23巻)

 

 

意識が朦朧とする悲鳴嶼さんの横に涙ぐむ女性の隠がいますが、「彼女が沙代なのでは?」とファンの中では噂されています。

 

 

鬼殺隊最強の悲鳴嶼さんがいなくなる悲しみももちろんあるんのでしょう。

しかしながら、悲鳴嶼さんの手を握る女性の描写には、”なんらかの想い”があるように感じます。

 

まるでこの隠が「悲鳴嶼さんへの個人的な感情がある」ようにもみえる描写でした。

しかもこの女性の隠が悲鳴嶼さん手を触れたときに、「過去のお寺の子どもたち」と霊界通信を始めたのも興味深いシーンの1つ。

 

控えめにいっても、まったく無関係の人物とは到底思えません。

仮にこの隠が沙代だとしたら、「悲鳴嶼さんへの恩を鬼殺隊の働きで返そうとした」とも考えられますよね。

 

ワニ先生のコメントでは、「悲鳴嶼さん謝りたいと思っている」と書いてあったので、機をみて謝ろうとして隠に所属していたとも考えられます。

 

 

隠は柱に『様』呼びだけど『さん』呼び?

悲鳴嶼さんへの呼び方を踏まえても、女性の隠が沙代である可能性は高まります。

 

というのも、隠は基本的に柱たちの名前を「”様”呼び」しますよね?

  • 不死川様
  • 胡蝶様
  • 時透様

※単行本6巻の描写

それは柱が初登場した単行本6巻から一貫した描写です。

 

 

しかし、悲鳴嶼さんの横にいた隠は『悲鳴嶼”さん”』と、なぜか「さん付け呼び」

 

 

その描写からも、女性の隠が悲鳴嶼さんへの特別な想いがあったことを表している気がしますよね~。

他の隠が”様”付けで呼ぶなか、「”さん”付け」で呼ぶのは顔見知りだったからではないでしょうか。

 

上述していた理由と相まって、「沙代が鳴女だった」というよりも鬼殺隊の隠になっていたというほうがしっくりきます。

 

 

【鬼滅の刃】沙代の鳴女説と隠説についてのまとめ

単行本16巻でのワニ先生のコメントや年齢などを考慮すると、沙代が鬼化している可能性は極めて低いです。

 

一方で、「沙代は鬼殺隊の隠になった説」がありますが、無惨戦で悲鳴嶼さんのシーンをみるとそちらのほうがありえそうです。

 

まぁ、どっちでもなかったという可能性が1番高いですが、こうやって考察するのもファンの醍醐味ではありますよねw

 

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