【鬼滅の刃】鳴女(なきめ)は善逸の母親?親子関係の説を考察!

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鳴女といえば無限城の管理者でもあり、半天狗の後に上弦の肆になった鬼です。

弦楽器の琵琶を常に持っており、鬼の転送や鬼殺隊の偵察などをこなす鬼側の影の功労者。

そんな鳴女が「我妻善逸の母親なのでは?」とネットやSNSで密かに噂されています。

そこで今回は、鳴女と我妻善逸の関係について書いていきます!

【鬼滅の刃】鳴女(なきめ)は善逸の母親?

単行本の19巻で「善逸は捨て子だった」ということが明らかになっています。

「両親」や「出生」のことは謎のままでしたが、「まさか捨て子とだったとは…」といった感じですよね。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス19巻より

 

ただ、よく考えてみたら善逸の過去は全然明かされていませんし、育手に引き取られる前の描写がほぼありません。

 

ワニ先生のことですから善逸の過去になにか衝撃的事実があって、意図的に描かれていない可能性は十分に考えられます。

 

そんななかで噂されているのが「善逸の母親=鳴女説」といった割とクレイジーな考察です。

 

 

正直、個人的には「そんなことありえないでしょ!」と思っている口ではあります。

とはいえ気になるので念のため調べたら、結構”共通点”というか「繋がる部分が多い」ことにビックリしています。

 

あくまでも噂の話ではありますが、2人の共通点の多さから”善逸の母親=鳴女説”も「ありえない話でもないかも?」と感じました。

 

【鬼滅の刃】鳴女と善逸の親子関係説と共通点

「鳴女と善逸の共通点」とされているのが以下のものです。

 

・髪型(髪質)が似ている?
・どちらも弦楽器が得意?
・鳴女と善逸は遊郭・花街の出身?
・鳴柱(なりばしら)と鳴女(なきめ)

 

あくまで妄想の域の話ですが、ここでは上記について深堀りしていきます。

 

髪型(髪質)が似ている?

鳴女と善逸は、髪型がというか”髪質”がとても似ています。

髪の艶っぽさは鳴女が圧倒的に綺麗ですが、毛束感なんかの特徴はかなり近いものがありますよね。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス4巻・6巻より

 

 

 

 

髪質だけで親子と判断するのはかなり気が早いですよねw

とはいえ、外見の特徴が似ているのは1つのヒントにはなりそうです。

 

上記のように考えると、善逸がわざわざ金髪になった描写もなにか意味を感じます。

そもそも「善逸が雷に打たれたシーン」は、読者側にはそこまで重要な描写ではありません。

善逸を金髪にすることで、何かをカモフラージュしている可能性はとても高そうですよね。

 

ちなみに、蛇柱の伊黒さんも同じような髪質で、鳴女との関係性が噂されていました。

しかし伊黒さんについては、過去がある程度明らかになったことで鳴女との接点はほぼなさそうです。

 

 

どちらも弦楽器が得意?

「お互い”弦楽器が得意”」という共通点も、鳴女と善逸の繋がりを匂わせるものの1つです。

善逸は上弦の陸が潜む遊郭で弦楽器の三味線を弾いていまし、母親説のある鳴女も弦楽器の琵琶(びわ)を使って無限城を管理しています。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス9巻より

 

 

善逸がなぜ三味線を弾けるようになったのかは一切明かされていません。

三味線の他に”琴(こと)”も弾けるようですので、弦楽器は基本的に得意みたいですね。

 

「耳がいいから一回聞いたら弾けるらしい」とのことですが、そもそも弦楽器に慣れ親しんでいたり、才能がないといきなり弾くことは不可能です。

 

上記を踏まえると、善逸は弦楽器と深い繋がりがありそう。

 

一方の鳴女に関しては、血鬼術に琵琶を使うほどの鬼です。

人間時代には琵琶を生業として生きていたのでしょう。

 

「どちらも弦楽器を弾ける」という事実は、たしかに2人の関係性を深めます。

「鳴女の弦楽器を弾く才能が子供の善逸にも遺伝した」と考えるのもおもしろいですよね。

 

鳴女と善逸は遊郭・花街の出身?

そもそも2人が弦楽器を得意とするのは、「どちらも遊郭・花街の出身だからでは?」という噂もあります。

(※遊郭と花街は若干の違いがあるようですがここでは省略します)

 

こちらは「出身地が同じかも?」ということでの親子説ですね。

 

鳴女が琵琶を得意とする理由は人間時代に芸妓として、日常的に弾いていたからと考えることもできます。

人間時代から琵琶に触れていたからこそ、鬼になってからも琵琶を持ち続けているのかもしれません。

 

そして善逸に関しては、出身地が「東京府 牛込区」ということが公式ファンブックで明らかになっています。

 

出典:鬼滅の刃 公式ファンブック1巻より

 

 

”牛込区”は「現在の新宿区の神楽坂に位置」で、その神楽坂は大正時代に花街として全盛を誇ったとのこと。

 

神楽坂付近は、大正時代に隆盛を誇った花街で、飯田橋駅を背にした坂の右手に残る花街特有の路地は、日本でもここにしかないといわれている。

引用:ウィキペディア様

 

善逸の出身地が「生まれた場所」なのか「物心ついてからのもの」なのかは不明です。

しかし2人のルーツが”遊郭や花街にある”とすれば、両者の関係性がグッと強まります。

 

そういえば、鳴女が管理する無限城の作りが、どことなく遊郭や花街にある建物に雰囲気が似ていますよね。

無限城の作りにも、鳴女の人間時代の記憶が反映されているのかもしれません。

 

ちなみに、芸妓さんは基本的「芸を売る」お仕事です。

しかしながら、大正時代には水面下での売春もあったとのこと。(今は当然ないでしょうが)

 

人間時代の鳴女と剣の達人との子供が善逸だったりしたら、彼の居合の凄さにも繋がりそうです。

てか、一周回ってその剣の達人が善逸の師匠だったりしたらおもしろいですねw

 

 

鳴女は瞽女(ごぜ)だった可能性も?

上の補足になりますが、鳴女は瞽女(ごぜ)をやっていた可能性も考えられます。

 

瞽女とは「盲目の芸能者」のこと指しており、三味線などを弾いてお金を稼いでいた人たちです。

ときには琵琶を弾いて語り物を語ったりもしたとのこと。

 

ネットの情報では、瞽女として活動していた人も「やむなく売春をするときもあった」ようですね~。

人間時代の鳴女が盲目だった場合、子どもを産んだ末に捨ててしまったという流れも考えられます。

 

 

「おくるみに名前も書いていない」のは、そこらへんが関係しているのかもしれません。

 

鳴柱(なりばしら)と鳴女(なきめ)

雷の呼吸を極めて柱になると、「鳴柱(なりばしら)」と呼ばれるようです。

善逸は雷の呼吸を使うので、柱になれば”鳴柱”と呼ばれることになりまよね。

 

で、鳴女にも「鳴」という漢字が使われており、それが2人の関係性を表しているという考察もあるようです。

 

 

ただ、この考察に関してはちょっと考えが安易な気もするんですよね~。

理由は単純で、”鳴柱”はそもそも呼び名として存在していたからです。

 

鳴女の名前も無惨が名付けていますし、関係性はかなり薄いといえそう。

たしかに似ている呼び名ですが、この考察に関しては親子説の足がかりには弱いですね。

 

 

【鬼滅の刃】鳴女の目の能力と善逸との関係

仮に鳴女が善逸の母親だとしたら、血鬼術の能力にもなにか秘密というか”ヒント”があるのではないでしょうか?

 

例えば、鳴女は無限城の管理の他にも探知能力に優れています。

これは人間時代の鳴女が「生き別れた子供を探したい」という願望から生まれたものだと考えることもできます。

 

 

鬼は人間時代の後悔や弱点を姿や能力に反映させることが多いです。

最終選別の手鬼には手がたくさんありましたし、下弦の伍の累は繋がりを求めて能力が糸になりました。

 

鳴女の人間時代が瞽女(ごぜ)だった仮定すると、「よく見えるように目がデカくなった」ということにも繋がります。

 

鬼舞辻無惨はそそのかすのが上手いですからね~。

「生き別れた子供を探す能力を与える」なんてそそのかして、鬼にした可能性も十分に考えられますよね。

 

 

【鬼滅の刃】鳴女と善逸の親子関係の考察まとめ

鳴女も善逸の過去も謎が多く、本当に親子関係なのかは不明です。

むしろ親子ではない可能性のほうがかなり高いんでしょうねw

 

しかし調べてみると、2人には以下のような共通点があります。

 

・髪型(髪質)が似ている?
・どちらも弦楽器が得意?
・鳴女と善逸は遊郭・花街の出身?
・鳴柱(なりばしら)と鳴女(なきめ)

 

上記のように、2人の共通点は意外に多く、割と興味深いものも多いんですよね。

それを踏まえると、鳴女が善逸の母親説の可能性は”ゼロ”ではなさそうです。

 

仮に鳴女の子供が善逸だとすると、鳴女の探知能力の高さは「生き別れた善逸を探すために会得した能力」かもしれませんね。

 

2021年9月16日追記・・・

公式ファンブック2巻で明らかになっていますが、人間時代の鳴女には夫(旦那)がいたようです。

かなり貧しく、鳴女が琵琶の演奏で日銭を稼いでいたとのこと。

仮に両者が親子関係であった場合、善逸が花街に売られたという考察もできそうですね。

 

 

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