色変わりの刀と言われる日輪刀の中でも「黒い刀になるのは珍しい」と言われています。
鬼滅の刃の作中でも、黒刀になった描写があるのは始まりの呼吸の剣士”縁壱”と”炭治郎”のみ。
2人に共通するのは日の呼吸を使えるということですが、黒い刀は日の呼吸となにか関係があるのでしょうか?
今回は黒刀と日の呼吸について考察しながら書いていきます!
【鬼滅の刃】黒刀は日の呼吸の使い手だけの色?
冒頭でも触れましたが、作中で日輪刀が黒刀になっているのは縁壱と炭治郎のみです。
そして2人に共通するのは”日の呼吸の使い手である”ってことですよね。
この事実から考えると、日輪刀が黒い色になりうるのは日の呼吸が使える可能性がある者のみなのかもしれません。
もしそうだとするならば、「なぜ日の呼吸の使い手のみが黒刀になりうるのか?」という点が気になりますよね?
まずはその理由をここでは考えていきます。
黒刀は全ての能力や特性の集合体?
日輪刀は使い手によって色が変わる「色変わりの刀」。
使い手の得意な呼吸の属性に応じて炎→赤、水→青、風→緑・・・といった感じで、使い手の呼吸の属性によって色が変化すると言われています。
詳細は明らかにされていませんが「刀自体の色にもそれぞれ特性がある」と言われていますよね!
で、ここで思ったのが、
炭治郎が持つ「黒刀は全ての呼吸属性と刀が持つ特性の集合体」なのでは?
ということ。
というのも「黒色というのは全ての色を混ぜた色」だからです。
全ての属性を合わせ持つ者が日の呼吸を使える素質があり、それが黒刀という色になって刀に表れるのではないでしょうか?
鱗滝左近次が炭治郎の黒刀を見て「漆黒はあまり見ない」と言っていましたが、それだけ日の呼吸を使える素質が色濃く出た可能性は高そう。
ちなみに、黒刀になる剣士が少ないのは、そもそも日の呼吸を使える素質を持つ人間が少ないからとも考えられますよね。
”日の呼吸からの派生”と”色の派生”
作中では「全ての呼吸は日の呼吸から派生したもの」と言われています。
とするならば、「刀の色も全てを混ぜた黒色からそれぞれの色に派生していった」と考えると合点がいきますよね?
色の派生というよりも、”全ての色を混ぜた黒色から色を抜き取っていった”という感じでしょうか。
そう言えば、煉獄杏寿郎の父が「全ての呼吸は日の呼吸の後追いで劣化版」と言っていましたよね?
派生した呼吸に関しても、「日の呼吸から一部を抜き取った呼吸だから全部ショボい」ということを言いたかった可能性がありますね^^;
これらを踏まえると、「黒刀=全ての属性の能力を持ち合わせた証明」とも考えられます。
そして、その全ての属性の能力を持ち合わせた者が、”完全無欠の日の呼吸を使うことができる”ということなのかもしれません。
【鬼滅の刃】黒刀には赫刀になりやすい秘密がある?
縁壱や炭治郎が持つ黒刀ですが、「鬼に効果的な赫刀(かくとう)になりやすいのではないか?」と個人的に思っています。
現に縁壱さんは戦闘は常に赫刀だったようですし、炭治郎も刃を赤くして鬼舞辻無惨と戦っていました。
赫刀の発動条件には「万力の握力」や「金属同士の衝撃」などが挙げられていますが、実は黒刀自体にも秘密があるのではないでしょうか?
ここでは黒刀が赤い赫刀になる秘密について考察します。
黒色の刀は使い手のエネルギーを吸収する?
黒色は光を吸収してエネルギーを溜めやすい性質があります。
エネルギーを溜めやすい黒刀が使い手のエネルギーを溜め込むことで、刃を赤くし切れ味を増すのではないでしょうか?
刀が漆黒だった縁壱さんは好きなときに赫刀にしていたようですが、縁壱さんの莫大なエネルギーを黒刀が常に吸収してたとも考えられます。
ただ、縁壱さんに限っては握力が化け物級だったのでは?との見方もありますねw
しかし、炭治郎が鬼舞辻無惨との戦闘で、力まずに赫刀にしていることからやはり黒刀自体が赤い刃になりやすい可能性は高いです。
黒刀は熱を温度を上げる
黒色はエネルギーを吸収しやすいですが、逆に放熱する力も働いているとのこと。
黒い物が熱くなりやすいのはこの性質が働いているからで、黒刀にもこの力が働いているのではないでしょうか?
それを踏まえると、使い手のエネルギーを吸収した黒刀が放熱することによって赫刀になりやすいというのも十分に考えられますね。
しかも濃い黒色になればなるほど、吸収も発熱の作用も大きくなるようです。
縁壱零式に隠された刀はかなり黒色が深いようですので、それだけエネルギーを吸収し赫刀として反映しやすい黒刀なのかもしれません。
黒色が深い黒刀を使うことによって、炭治郎も赫刀になりやすくなった可能性は高そうです。
ちなみに、痣が発現するときに体温が上がるようですが、それらの熱も黒刀は吸収・発散しやすくしている可能性もありますね!
【鬼滅の刃】日の呼吸の使い手が黒刀の理由まとめ
日輪刀が黒刀になる剣士は、日の呼吸の属性を持っている可能性が高いです。
呼吸の属性によって刀の色が変わりますが、全ての色を混ぜると黒色。
もともと日の呼吸からいろいろな呼吸が派生しているので、全てが集約された日の呼吸の素質を持つ剣士が黒刀になるのは割と自然な気もします。
そして黒色にはエネルギーを熱に変えたり発散しやすいという特性もあるので、黒刀を扱う縁壱さんや炭治郎が赫刀になりやすいのも割とうなずけますね~。
ちなみに、鱗滝左近次さんや煉獄杏寿郎が「黒刀は出世できない」と言っていましたが、「日の呼吸の素質」があることと関係しているのかもしれません。
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