鬼滅の刃の単行本10巻では、音柱・宇髄天元が「かまぼこ隊は俺の継子だ」的なことをいっていました。
しかしながら、かまぼこ隊は遊郭に来るまで宇髄さんとの接点はなかったはず。
筆者のように、
と感じた人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、かまぼこ隊は宇髄天元の継子なのかについて書いていきます。
単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
【鬼滅の刃】かまぼこ隊は音柱・宇髄天元の継子(つぐこ)?
音柱・宇髄天元は上弦の陸との戦闘のとき、
といっていました。(単行本10巻より)
”継子”とは「柱の弟子」のことを指しており、直々に指導や稽古をつけてもえる存在です。
しかしながら、遊郭編まで宇髄さんと絡みがなかったはず。
かまぼこ隊はいつの間に「宇髄さんの継子」になったのでしょうか?
師匠と弟子の関係ではない
結論からお伝えすると、かまぼこ隊の3人は宇髄さんの継子ではありません。
さきほども書きましたが、宇髄さんとかまぼこ隊は遊郭にくるまで絡みはほぼゼロ。
なので、そもそも「師匠と弟子」という関係には至っていないんですよね。
公式ファンブック1巻によれば、
とのこと。
そもそもかまぼこ隊の戦闘を1度もみたことない宇髄さんが、彼らを弟子と認定するのもおかしな話です。
ではなぜ宇髄さんはあの緊迫した戦闘の中で、「かまぼこ隊を継子として扱った」のでしょうか?
上弦の陸戦でのセリフはハッタリ?
そもそも継子ではないなら、上弦の陸戦でのセリフは「鬼に対してのハッタリ」だった可能性が高そう。
- 3人の実力もまともに把握していない
- お互い信頼関係もほぼない
上記のことを踏まえると、本気で弟子にしようとは考えてないでしょうね~。
宇髄さんの継子発言
私は「継子級の戦力が3人いるんだぞ」という妓夫太郎へのハッタリで、実際に継子としてどうこうする気は無いと解釈していたのですが、世間的にはガチで継子にする意思があると解釈してる人が多いみたいですね— ダナ(ファンブック2済) (@kime_dana) November 30, 2017
で、ハッタリをかますということは、宇髄さんになにかしらの意図があったはず。
作中では明言されていませんが、「俺たち連携がとれますよ」ということをアピールすることで、鬼側の攻めの勢いを落とす狙いがあったのかもしれません。
まぁ、妓夫太郎にはすぐに嘘だとバレていましたが、心理戦の1つだった可能性が高そうです。
遊郭編のその後に弟子にしようと考えていた?
とはいえ、上弦の鬼を目の前にして「逃げない根性」は本気で認めていたようです。
もしかすると、妓夫太郎や堕姫へのハッタリだけではなく、
と思っての発言だった可能性も高そう。
そうじゃなきゃ宇髄さんの場合特に、自分にハッパかける為というより本気で当然の様に生き残ってその後コイツらの面倒見てやってもいいかと思わないと‘継子’発言しないと思うから……!
— ユナ@暫く低浮上 (@sunshower_01) November 27, 2017
煉獄さんも宇髄さんも炭治郎たちを継子にしたがるの、本当は骨のある継子可愛がりたいんだろうなーって見えてていいよね
継子にしたけど辛さに逃げられちゃって悲しんだりしたんだろうな— アカツキ (@hb_akatsuki) February 20, 2021
結果として宇髄さんは怪我で柱を引退することになりました。
しかしながら、当時は無事に帰れたあかつきには、「本当に継子として迎え入れる」という考えだったのかもしれません。
そういえば、単行本15巻での柱稽古では、炭治郎が宇髄さんの元に訪れたとき宇髄さんがめっちゃ嬉しそうだったのが印象的でした。
上弦の鬼を一緒に撃破した思い入れもあるのでしょうが、基本的に「根性がある隊士」が好きなのでしょうね。
【鬼滅の刃】宇髄天元とかまぼこ隊は相性がいい?
結果として、かまぼこ隊は宇髄天元の継子にはなっていません。
宇髄さんの継子になったかまぼこ隊もみてみたかったですよね~。
まぁ、宇髄さんが柱を引退してしまったのであれば仕方がありません。
ただ、仮に宇髄さんが本当に彼らを弟子として迎え入れていた場合、かなり相性が良かったように感じます。
ここでは宇髄さんと、
- 炭治郎
- 善逸
- 伊之助
といった、それぞれの相性の良さについて考えてみました。
竈門炭治郎との相性
宇髄さんには、
- 「敵を倒すための思考力」
- 「チームをまとめる統率力」
といった優れた部分があります。
格上の鬼を倒すときに”もっとも重要になる力”ですが、実は炭治郎にもそのような一面があるんですよね。
たとえば、
- 那田蜘蛛山の首のない鬼との戦闘
- 下弦の壱・魘夢との戦闘
なんて描写が分かりやすいではないでしょうか?
宇髄さんの継子になれば、さらに「戦略的な思考」や「リーダーとしての素質」を伸ばせていけたように感じます。
あっ、あと”どちらも長男”という点も相性が良さそうに思えますねw
我妻善逸との相性
師匠と弟子との相性でいえば、宇髄さんと善逸はかなり良さそう。
というのも、音の呼吸は「雷の呼吸から派生したもの」だからです。
宇髄さんの音の呼吸は雷からの派生だから刃が黄系統なんだよね~きれいだな~~
— もちマロン (@mt_kr) November 28, 2021
派生とは「一つの物から新しい物が生まれること」を意味しています。
ただ、「元となる呼吸が同じ」であれば、いろいろと応用もできる可能性は高そうですよね。
宇髄さんの攻撃能力を善逸の抜刀術に応用できれば、攻撃の幅もだいぶ広がりそうです。
また、両者「耳がいい」「足が速い」という共通点もあるので、善逸が宇髄さんから学べることはかなり多いでしょうね。
嘴平伊之助との相性
宇髄さんは伊之助と同じ二刀流の剣士です。
鬼殺隊では珍しい二刀流ということで、伊之助が宇髄さんに学べることも多いように感じます。
伊之助は完全独学で呼吸を使えるようになった天才。
宇髄さんの剣の使い方を覚えれば、かなり戦力のアップに繋がるのは間違いありません。
また、
- 「ムキムキの筋肉」
- 「同じ世界感」
を持っているという共通点もあります。
シンプルに人間としての相性も悪くないのではないでしょうか?w
伊之助は割とすぐに宇髄さんの影響を受けていたので、継子として馴染むのも意外と速いかもしれませんねw
【鬼滅の刃】音柱・宇髄天元とかまぼこ隊の関係まとめ
宇髄さんがかまぼこ隊を「継子」といっていました。
しかし、状況から考えて
だった可能性が高そう。
とはいえ、根性がある面なども褒めているので、「本当に継子にしたい」という気持ちもあったのでしょうね。
結果として継子にはなれませんでしたが、かまぼこ隊とはかなり相性が良かった気がします。
もはや叶いませんが、師匠と弟子としての描写もファンとしてはみてみたいところですね~。
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