鬼の始祖・鬼舞辻無惨は、鬼になってから十二鬼月を始め、沢山の人間に血を分けて鬼にしています。
鬼滅の刃を見ている側としては、
無惨が鬼を増やすのは”もはや当たり前”な感じになっていますが、そもそも見なぜ鬼舞辻無惨は鬼を増やしているのかが気になりますよね?
ということでこの記事では鬼舞辻無惨が鬼を増やす理由について書いていきます!
※単行本の内容をベースで書いていますので、アニメ派の人は注意してください。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が鬼を増やすのはなぜ?
鬼舞辻無惨は平安時代に鬼になってから、自らの血を分けて鬼を増やしています。
無惨は最初好きこのんで鬼を増やしていると思われていました。
しかし単行本の15巻では「増やしたくもない同類」というセリフを言っていることから、嫌々鬼を増やしていたことが判明。
そう言えば、
ファンの間では有名な通称「パワハラ会議」で、無惨は下弦の鬼を躊躇なく解体しましたよね^^;
”お気に入りの累が倒された腹いせ”なんて噂もありますが、元々同類となる鬼が嫌いだからというのが根幹にあるのかもしれません。
しかし鬼滅の刃の読者としては、
「なぜ嫌いな鬼を自らわざわざ増やすわけ?」と思ってしまうところではありますが、その理由が公式情報でついに明らかになりました。
単行本を見ている人は知っているとは思いますが、次は公式無惨が鬼を増やす理由について見ていきます。
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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が血を分ける理由
鬼舞辻無惨が自らの血を分けて鬼を増やす理由が公式で明らかになったのは、鬼滅の刃の単行本・22巻でのこと。
鬼を増やす理由については上の画像のように、
・太陽(日光)を克服する鬼を作るため
・上弦の鬼(強い鬼)を作るため
というものでした。
「太陽(日光)を克服する鬼を作る」というのは、
「日光で消滅しないため」「永遠に生きるため」というのが物語上の流れでなんとなく分かります。
一方の「上弦の鬼(強い鬼)を作るため」ということに関してですが、
「そもそもなぜ強い鬼が必要だったのか?」という視点で、もう少し深堀りして頂きたかったところ^^;
そこでここでは、「無惨が上弦の鬼をそもそも作ろうとした理由」について深堀りして考えてみました。(ちょっと妄想多めですので、気軽に読んで貰えると幸いです)
縁壱(よりいち)から自分を守るため?
強い鬼を欲した1番の理由として考えられるのは、
「縁壱さんのような剣士から自分を守るため」というのが可能性的には高そう。
作中の描写をみると、無惨は縁壱さんに細切れにされてから剣士にトラウマを抱えており、鬼殺隊との接触をずっと避けていたようにも見えます。
その証拠に、炭治郎が遭遇するまで無惨の正体についてはほぼ不明でしたし、リスクを少なくした隠密(おんみつ)行動を長らくしていたようにも感じますよね。
無惨が十二鬼月を作り始めたのが、上弦の参・猗窩座を鬼にした江戸時代ごろですし、縁壱さんにボコされたことで、無惨的にリスク回避法を色々と考えたのかもしれません。
当初の無惨様の想定だと今の上弦クラスのやつ十二体揃えとけば縁壱に逃げる時間稼げるだろう…くらいなんだろうが、残念ながらそこまで質がいい鬼はいなかったんだろうなあ…
— 波仁明(パニアキ) (@shokushu_swordM) October 25, 2020
ちなみに、無惨の脳と心臓は合わせて12個。
これを一気に斬られると再生が不能になるようです。
十二鬼月の数と合致しますが、もしかして12個ある脳と心臓を1つでも守れるようにと考えた結果だったのかもしれませんね。
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柱や鬼殺隊の殲滅(せんめつ)
上弦の鬼への無惨の発言をみると、上弦の鬼に柱を始めとした鬼殺隊の殲滅(せんめつ)もさせようとしていたようです。
柱に負けない鬼を沢山増やすことで、自分は戦わずに高みの見物ができるわけですから、無惨的に鬼を増やさない理由が逆にありません。
そして遊郭で柱が近くにいると分かりつつも自分でさっさと始末しなかったのは、自分の安全を確保しつつ鬼狩りを全滅させたかった表れでもあります。
先程書いた通り、縁壱さんにコテンパンにやられたことで鬼殺隊にの剣士にビビっているとすれば、”生へ執着”する無惨としては当然の行動ともいえますね。
関連:鬼殺隊が政府非公認なのはなぜ?警察や一般人は存在すら知らない?
青い彼岸花の情報収集
作中の描写をみると、上弦の鬼を増やす理由には「青い彼岸花の情報収集」という意味合いもあったようですね。
猗窩座との会話や上弦会議のシーンを見ると分かりますが、
太陽を克服する鬼を探す一方で、善良な医者が薬に使用した青い彼岸花の情報収集には上弦の鬼を頼っていたことが分かります。
パワハラ会議では青い彼岸花については触れていないので、情報収集という点でも上弦の鬼がやはり能力的に大きく勝っていたんでしょうね。
刀鍛冶の里や産屋敷を見つけた玉壺や鳴女の能力の高さを見れば、確かに上弦の鬼を増やしたくなるのも納得です。
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結局自分が生きるための手段?
上弦の鬼を増やす理由について色々書きましたが、
総じてしまえば結局「無惨が生き続けるため」ということに繋がります。
最終選別の手鬼が手を繋ぎたくて異常に手を増やしたように、
下弦の伍・累のように繋がりを求め、おかしな家族を作ったように、
無惨も「生への執念が強いまま鬼になった」ことで、生き残るということにしかフォーカスできなくなったようにも思えますよね^^;
脳が沢山あるのにたまに頭の悪い行動をしている無惨様ですが、
鬼になったことで本能的な部分が強くなりすぎてしまい、自分でも制御できない部分があったのかもしれません。
鬼を増やしていくという行動も、実は鬼の本質の部分に繋がっている気もしますね!
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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が鬼を増やす理由・動機についてのまとめ
無惨が鬼を増やす理由は、
・太陽(日光)を克服する鬼を作るため
・上弦の鬼(強い鬼)を作るため
ということが明らかになりました。
そして「そもそもなぜ上弦の鬼を増やす必要があるのか」という部分ですが、
鬼殺隊の殲滅や青い彼岸花の情報収集などを任せるためということが、作中の描写でも分かります。
ただ総じてしまえば、「無惨自体が長く生き延びる」という目的に向かった行動。
鬼を増やすという行動も、結局は無惨も手鬼や累、黒死牟などと同じように、
鬼の本能的に人間時代の心残りを埋めようとした行動なのかもしれません。
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