鬼滅の刃に登場する禰豆子(ねずこ)は強いです。
とくに遊郭編で覚醒してからは、上弦の鬼たちと戦えるほどの強さを発揮していました。
基本的に「鬼の強さは喰った人間の数で決まる」といわれていますよね。
しかしご存知のとおり、禰豆子はいっさい人間を食ってはいません。
筆者と同じく「いやいや…人を喰わない禰豆子がなんで強いわけ?」と感じた人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、禰豆子がなぜ強いのかについて書いていきます。
※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
【鬼滅の刃】禰豆子(ねずこ)が強いのはなぜ?
冒頭でも触れたとおり、禰豆子は人間を食べていないのに激強。
そこらへんの鬼よりもはるかに強いです。
育手の鱗滝さんは「基本的に鬼の強さは人を食った数で決まる」的なセリフをいっていました。(単行本1巻)
逆行しまくる禰豆子の強さに「えっ、話が違くね?」と感じずにはいられません。
実はこの矛盾については、公式でも一切明言されていないんです。
ただ、作中の描写などを踏まえると、下記のものが可能性として考えられます。
ここでは上記について、さらに深掘りしつつ解説していきます。
鬼の素質があった?
作中の描写を改めてみると、禰豆子には「鬼の素質」があった可能性があります。
その「鬼の素質」が彼女の強さに関係しているという考えですね。
無惨さま曰(いわ)く、「兄・炭治郎は最強の鬼になるポテンシャルがあった」とのこと。(単行本23巻)
これについては、愈史郎も同じようなことを言及していました。
無惨や愈史郎のセリフを踏まえると、血を分けた禰豆子も鬼の素質が十分にあった可能性は高そう。
実際に作中では、太陽を克服し「無惨ですら到達できなかった進化」を遂げていました。
そもそも「太陽の克服=鬼の素質」という部分が謎ではありますけどねw
ただ、禰豆子の鬼としてのポテンシャルの高さはかなり関係しているように感じます。
痣の発現で一気に覚醒した?
上述したように、おそらく竈門家はなんらかの理由で鬼の素質が高いのでしょう。
で、禰豆子の場合、その素質が一気に開花したのは上弦の陸・堕姫(だき)戦でのこと。
強い怒りによって鬼化が進み、痣・角が発現し鬼としてさらなる覚醒を果たしました。
【放送まであと30分】
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) January 16, 2022
本日1/16(日)夜11時15分よりテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 第七話が全国フジテレビ系列にて放送。
第七話『変貌』
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気づきの人も多いでしょうが、強い鬼には基本的に”痣”や”角”があります。
禰豆子も「強い鬼の条件を満たした」ことで、強さが一気に上がったように感じます。
鬼の痣についても謎な部分ばかりですが、おそらく炭治郎や柱たちの痣と同じ効果があるのかもしれません。
【鬼滅の刃】強さは上弦の鬼に近い?
怒りで強さが引き出された禰豆子ですが、「その強さはどのくらいなの?」という部分も気になるところ。
こちらも作中の描写から考えてみると、下記のとおりでしょうか。
まぁ、みなさんよくご存じの部分ですよねw
ここでは上記について改めてまとめてみました。
強さは堕姫(だき)以上
覚醒した禰豆子は、確実に堕姫(だき)よりも強いです。
作中での両者の戦闘シーンからも、どっちが強かったのかは明白でしたよね。
公式ファンブック2巻でも、「堕姫を圧倒せんばかりの戦闘力を発揮」といった旨の記載がありました。
公式でも禰豆子は堕姫よりも強い設定にしているように感じますよね。
ただ、遊郭編時点での禰豆子は、自身の力にまだ慣れていないようでした。
(堕姫をボコる一方で、相当疲れているような描写もあったので)
それを踏まえると、
と考えるのが妥当かもしれませんね~。
上弦の鬼に限りなく近い強さ
さきほど比較した堕姫は、おそらく下弦の鬼よりも強いです。
その堕姫をボコれるほどの強さですから、「禰豆子は上弦の鬼に限りなく近づけた」といえそう。
上弦の肆・半天狗の半身たちとも戦えていましたからね~。
血鬼術の”爆血”ありきなら相当強いことは間違いありません。
ただ、「上弦の鬼に近づけただけ」で、妓夫太郎や玉壺、猗窩座などと比べると弱い気がします。
仮に禰豆子が上弦の鬼並に強いのであれば、半天狗とも1人で戦闘できていたはずですからね。
それらを踏まえると、
上弦の鬼>>禰豆子>堕姫>>下弦の鬼
くらいに考えるのが描写的にはしっくりきます。
【鬼滅の刃】人間を食べないのに血鬼術が使える理由も考察
禰豆子は人間を食べないのに強くなったのは驚きですよね。
それに加えて「血鬼術(爆血)を使えたことが1番の驚きなんだけど…」と考えている人も多いのではないでしょうか?
血鬼術を使う鬼は「異能(いのう)の鬼」と呼ばれているのはご存知ですよね?
なんでも、人間をたくさん喰った鬼が能力を開花させるのだとか。
実際に公式ファンブック2巻でも、下記のように書かれていました。
「人間を多く喰らい力をつけた鬼は、血鬼術と呼ばれる異能を扱える」
出典:鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐より
血鬼術に関しても、禰豆子は公式の設定すら関係ないようですw
で、禰豆子が血鬼術を使える理由についても考えてみました。
作中の描写も踏まえて、下記のものが理由として考えられます。
ここでは上記について、それぞれ深堀りして解説していきます。
竈門家の血筋や環境が理由?
さきほど上でも触れましたが、禰豆子が強いのは下記の2点が関係している可能性が高いです。
「血鬼術が使えること」に関しても、竈門家の血筋が関係しているとも考えられますよね。
最終巻では炭治郎も人を喰わずに”血鬼術的なもの”を使っていましたし、”竈門家のなにか”が影響しているのでしょう。
まぁ、「竈門家になんの秘密があるの?」という点が、そもそもの疑問な部分ではあるのですがw
縁壱さんの日の呼吸を”見様見真似”で覚えるくらいですから、特殊な血筋であることは間違いありません。
また、竈門家の周辺には青い彼岸花が咲いていたとのこと。
血筋のほかにも、住んでいた環境になにか秘密があったのかもしれませんね~。
浅草ニードル(旦那)の血鬼術も強力だった
あくまで仮定の話ですが、作中では「禰豆子が血鬼術を使える=血筋に秘密がある」という裏付けになりそうな描写があります。
それは浅草で鬼にされた「浅草の旦那」の存在。
ファンの間では「浅草ニードル」なんて呼ばれていますよねw
そんな浅草の旦那ですが、最終決戦で無惨さまに対して強烈な血鬼術を発動していました。(単行本16巻)
実は浅草の旦那も、禰豆子同様に人間を食べていないんですよね。
作中では禰豆子の血を摂取したことで、正気を取り脅したことが書かれていました。
ということは、「禰豆子の血が覚醒(血鬼術)の引き金になったのでは?」といった考え方もできます。
「浅草の旦那に竈門家の血が入ったことで強くなった」と考えるのもおもしろいですよね~。
人間を食べないと強い血鬼術が使える?
極論なんですが、「人間を食べないほうが結局強くなれるのでは?」なんてことも考えました。
実際に、人間を食べていない鬼たちは超優秀。
人間を喰うことで強くなることも間違いではないのでしょう。
しかし、人間を食べないほうがさらに強くなる可能性を秘めていたのかもしれません。
無惨さまはそこに気づけず逆行してしまった。
だからこそ太陽の克服もできなかったのかもれませんね~。
【鬼滅の刃】禰豆子の強さと爆血(ばっけつ)が使える理由まとめ
禰豆子が強いのは、竈門家の血筋が関係している可能性が高そう。
炭治郎にも同じ現象が起こっていたので、竈門家に由来する”なにか”に理由があるのでしょう。
人間を食べていないのに血鬼術が使えるのも、おそらく血筋が関係していそうです。
縁壱さんの呼吸もすぐに覚えてしまいますし、なにか特殊な力をもった一族なのかもしれませんね~。
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