愈史郎(ゆしろう)が画家になった理由は?瑠璃の花と珠世の絵の意味も

鬼滅の刃の最終回では時間軸が”現代”に移りました。

現代まで時が流れても、愈史郎はいまだに鬼として生き続けているようです。

なんでも「画家として活動している」ようで、憧れだった珠世さんを書きまくっているとのこと。

 

ファンとしては「画家になった理由や作品に込められた意味」はとても気になるところです。

そこでこの記事では、愈史郎が画家になった理由や、絵の意味について書いていきます!

【鬼滅の刃】愈史郎(ゆしろう)が画家になった理由は?

時間軸が現代へと移り、平和に過ごす炭治郎たちの子孫や転生者たち。

最終話では炭彦がパルクールをしてたり、産屋敷輝利哉らしき人物が長寿になっていたりと、色々と興味深い描写が多いですよね。

 

 

そんな中とくに目を引くのが、鬼として大正時代から生き続けている愈史郎の存在。

なんと「山本愈史郎」という名前で画家として活動しており、愛する珠世さんを書き続けているようです。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス23巻より

 

ただ「なぜ画家として活動しているのか」については、残念ながら作中では明言されておらず謎のまま。

答えはワニ先生のみぞ知るって感じなんですよね。

 

ということで、個人的な視点から「愈史郎が画家になって珠世さんを書き続ける理由」を考えてみました。

考えられるものとしては、以下の理由があるのではないでしょうか?

 

・珠世さん顔を忘れないため
・珠世さんの存在を後世に伝えるため
・転生した珠世さんに見つけてもらうため

 

ここからは上記についてもう少し深堀りしてみていきます。

 

珠世さんの顔を忘れないため

愈史郎は珠世の顔をより鮮明に記憶しておくために、ひたすら珠世の顔を書いているのかもしれません。

愈史郎が珠世さんを愛していたとしても、年月の経過とともに顔の記憶が薄れ忘れる可能性も十分にありますよね。

 

 

普通に考えて、愛する人の顔を徐々に忘れてしまうなんて耐え難いです。

とくに愈史郎の珠世への想いは半端ないので、その気持もかなり強そう。

愈史郎にとっては心を徐々にえぐられる感覚に近いのかもしれません。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス23巻より

 

愈史郎は珠世を書き続けることで、「忘れる」という最悪な現象を回避しようとしていた可能性は十分にありそう。

 

珠世さんの存在を後世に伝えるため

「珠世さんの存在を後世に伝える」ために絵を書いている可能性も考えられますよね。

 

炭治郎や善逸、伊之助たちは、これから子孫たちが「自分が生きてきた証」を証明し続けてくれます。

しかし家族を自ら喰ってしまい、鬼とし長年生きてきた珠世さんにはそういった人物がいません。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス23巻より

 

受け継いでいく人間がいないと「珠世が生きていた」という事実も証明できなくなります。

愈史郎はそれを防ぐために、作品として「珠世」という存在を証明し続けているのかもしれません。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス23巻より

 

実際に愈史郎は炭治郎に、「珠世さんのことをずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけ」といわれていましたよね。

もしかすると、彼の心に炭治郎の言葉が響いた結果かもしれません。

 

ちなみに、炭治郎と愈史郎のこのシーンは、個人的にはかなり残酷に感じてしまいました。

「愛する人を失っても、知り合いがどんどんいなくなっても、鬼として生き続けないといけない」

 

上記のように考えると、ある意味で”呪い”でしかありません。

 

転生した珠世さんに見つけてもらうため

絵を書き続ける理由には、「珠世が転生したときに自分の存在を見つけてもらうためではないか」とも考えました。

 

珠世を書き続けていれば、彼女の生まれ変わりとコンタクトが取りやすくなるため、出会える可能性も格段に上がります。

 

 

珠世は「鬼として人を喰った」という事実があり、正直転生できるかは不明です。

それでも愈史郎は「いつか珠世の生まれ変わりと出会えること」を夢見て書き続けているようにも感じます。

 

もしかすると、珠世さんの生まれ変わりを確認できた時が、愈史郎の役目も終わるときなのかもしれません。

 

山本の苗字に隠された珠世の名前(アナグラム)

上に書いてきた通り、愈史郎が画家として活動しているのは、珠世が理由になっているのはほぼ間違いなさそう

 

それは彼の画家としての活動名である「山本」という苗字からも分かります。

 

”山本”をローマ字にすると「YAMAMOTO」ですよね。

で、文字を入れ替えると「TAMAYO(たまよ)」となり、苗字がアナグラムで表現されているんですよね。

(※アナグラム→文の中の文字を入れ替える言葉遊び)

 

 

このような事実からも、愈史郎が画家として活動している理由に珠世の存在が関係していることがなんとなく伝わってきます。

 

【鬼滅の刃】『瑠璃の花と珠世』の絵の意味を考察!

珠世にフォーカスして絵を書き続ける愈史郎ですが、それらの作品にも意味が込められていそうですよね。

 

とくに気になるのが、善逸の子孫が気に入っている、

・八百十二番(812番)『瑠璃の花と珠世』

という作品にはなにか特別な意味が込められていそうです。

 

ここでは瑠璃の花の意味や絵に込められた愈史郎の想いについて考察していきます。

 

瑠璃の花は『ネモフィラ』/和名・瑠璃唐草(るりからくさ)

まずは”瑠璃の花”について調べたところ、同じ名前の花は実際には存在していないようです。

しかし、ムラサキ科ネモフィラ属の『ネモフィラ』という花が瑠璃の花として扱われているとのことが多いのだとか。

 

ネモフィラの花

 

ネモフィラは日本の昔話などで使われる風呂敷の唐草(からくさ)模様に似ています。

そのことから、和名は『瑠璃唐草(るりからくさ)』となっているとのこと。

 

で、「ネモフィラ」という名前自体はギリシャ語の、

・「nemos(小さな森、または)」
・「phileo(愛する)」

という言葉が語源となっているようです。

 

ちなみに、英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれているようですよ。

 

ん~、花の名前だけみると、珠世さんとの関連性はあまりなさそうですね~。

関係しているとしたらやはり「ネモフィラの花言葉」でしょうか?

 

ネモフィラの花言葉は?

ということで、早速ネモフィラの花言葉について調べました。

ネモフィラの花言葉には、以下のようなものがあります。

 

・どこでも成功
・常なる成功
・愛国心
・清々しい心
・荘厳
・初恋
・可憐
・あなたを許す私はあなたを許す

 

ん~なるほど!どの花言葉も興味深いです。

花言葉をサラッと並べただけですが、珠世さんっぽさが一気に漂ってきました。

 

ネモフィラの花言葉を愈史郎と珠世に当てはめると、

・「珠世が天国にいようが地獄にいようが、どこでも可憐に生きている」

・「初恋の珠世が、愈史郎を鬼にして1人で先立ったことを最初は恨んでいたけど今では許せる」

といったところでしょうか。

 

あくまで個人的な解釈ですが、ネモフィラの花言葉は、たしかに愈史郎と珠世に通じるものがありそうです。

 

で、さらに愈史郎の絵について調べていたら、違った視点からおもしろい情報が浮かび上がってきました。

次の項で深堀りしていきます。

 

【鬼滅の刃】812番の意味は?珠世を薬師如来として描いている?

八百十二番(812番)「瑠璃の花と珠世」という作品ですが、やはり気になるのが『812番』という数字。

 

「作った作品の順番の数字でしょ?」と普通に流してしまいそうですが、逆に怪しすぎると感じて調べてみました。

で、変態的に調べてみたところ、興味深い情報が浮かび上がってきたんです。

 

長野県・高森町にある瑠璃寺(るりじ、るりでら)が関係している?

 812番と瑠璃について調べていてヒットしたのが、長野県下伊那郡高森町にある「瑠璃寺(るりじ、るりでら)」です。

この瑠璃寺の住所の地番がなんと『812番』。

 

 

「瑠璃の名前」と「812番の地番」が一致していることに、勝手に感激して震えましたよw

こじつけているだけの可能性も高いですが、「812番と瑠璃」がセットになっているのをみると、やはりなんらかの関連性を期待してしまいます。

 

さらにこの瑠璃寺は、掘れば掘るほど鬼滅の刃を連想させる事実が出てきました。

 

瑠璃寺の本尊は薬師如来(やくしにょらい)

調べてみたら、瑠璃寺の本尊(※)は「薬師如来(やくしにょらい)」とのこと。

(※本尊=信仰の対象として最も尊重されている中心的な仏像)

 

薬師如来は「病気を治す功徳のある仏」といわれています。

で、正式の名称は、

薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」

と呼ばれているようです。

 

薬師如来は「東方浄瑠璃(とうほうじょうるり)」というサファイヤが広がる清らかな浄土に住んでおり、現世にご利益を与えてくれる如来様とのこと。

(瑠璃=サファイヤを意味している)

 

”瑠璃”や”薬”、”病気を治す”などなど、愈史郎が描く「瑠璃の花と珠世」と繋がる部分が多いように感じます。

 

珠世さんは”医者として”鬼から人間に戻る薬を開発しました。

それが結果として無惨を倒すことに繋がり、現世に平和をもたらしています。

その事実を踏まえて、愈史郎は「珠世=薬師如来」という表現をしていたのかもしれません。

 

脇侍(わきじ)には日光菩薩と月光菩薩

薬師如来については、さらにおもしろいと思った点があります。

 

実は薬師如来の左脇には「日光菩薩」右脇には「月光(がっこう)菩薩」という脇侍(わきじ)がいるんです。

※脇侍(わきじ)=本尊の補佐をする存在

 

鬼滅で言えば、

・「日光=縁壱さん、炭治郎」
・「月光=無惨(月彦)、黒死牟」

などが連想できますよね。

 

太陽のような存在の縁壱さん

出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より

 

 

本来『月光菩薩』には全く悪い意味はないので、鬼といった驚異の存在には該当しません。

 

とはいえ、さきほどの薬師如来のことも踏まえると、

・「日光菩薩=日の呼吸を扱う者」
・「月光菩薩=月の光の中で活動する者」

といった、鬼滅の刃を連想するイメージが浮かんできます。

 

仮に珠世さんを薬師如来とした場合、

・「縁壱&炭治郎(日光)」
・「珠世(薬師)」
・「鬼舞辻無惨(月光)&黒死牟」

といった、物語を大きく動かした構図ができあがります。

 

考えすぎかもしれませんが、画家の愈史郎がそこまで考えて、作品を作っていたらおもしろいですよね~!

 

まぁここらへんの真実は、ワニ先生のみぞ知るってところでしょうかw

ファンブックの第2弾ではそこらへんについて触れられていませんでした。

公式ファンブックの第3弾などがでて、そこらへんも解説されれば嬉しいですね!

 

 

 

茶々丸は猫神さま?

少しおまけ程度の情報ですが、この瑠璃寺の敷地内には「瑠璃の里会館」という場所があるようです。

 

 

で、その会館に祀(まつ)られているのが、なんと「猫神さま」。

 

仮にこの「瑠璃寺」が愈史郎や珠世さんと関係していた場合、祀られている猫神さまと「茶々丸」の関連性もありそうです。

 

出典:鬼滅の刃 公式ファンブック1巻より

 

 

正直考えすぎではありますが、あまりの共通点の多さにちょっと驚いておりますw

ここまで鬼滅の刃を連想できるお寺も珍しいですが、何か関係性があればおもしろいですね!

 

 

【鬼滅の刃】山本愈史郎が珠世の絵を書く理由と作品の意味まとめ

愈史郎が珠世さんの絵を書き続けている理由は、公式でも明言されていません。

 

ただ、愈史郎の作中での描写や炭治郎が彼に言った言葉を踏まえると、

・珠世さん顔を忘れないため
・珠世さんの存在を後世に伝えるため
・転生した珠世さんに見つけてもらうため

といったものが理由になりそう。

 

さらに、珠世の名前を入れた”山本”という苗字で活動していることも踏まえると、彼女への想いが絵を描く行為に繋がっている可能性は高そうです。

 

また、八百十二番(812番)「瑠璃の花と珠世」という作品ですが、

・「数字の番号」
・「瑠璃の花」
・「珠世」

というキーワードを掛け合わせると、瑠璃寺や薬師如来という”仏教”の存在が見え隠れしているように感じました。

 

鬼滅の刃では割と仏教に通じる描写があります。

愈史郎の絵に関しても関連性があるのかもしれませんね!

 

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