炭治郎の鬼の素質ってなに?才能があった理由を考察!

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炭治郎に鬼の素質と才能がある理由 鬼滅の刃

鬼滅の刃23巻では、鬼の愈史郎(ゆしろう)が炭治郎に「鬼の素質がある」的なことをいっていました。

 

なんとなくスルーしてしまいそうなセリフです。

 

が、よくよく考えると、

「いや、そもそも鬼の素質ってなに?」

って話ですよね?w

 

筆者同様に気になった人も多いのではないでしょうか。

また「炭治郎になぜ鬼の素質や才能があったの?」という部分も気になるところ。

 

そこでこの記事では、

  • 炭治郎の鬼の素質の意味
  • 炭治郎にはなぜ才能があったのか

について書いていきます!

 

原作漫画をベースに書いていますので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】炭治郎の鬼の素質ってなに?

炭治郎は無惨の血を全て注がれ、一瞬で鬼化しました。

 

その光景をみていた愈史郎が、人間に戻った炭治郎に対して、

「お前の鬼としての素質はずば抜けている」

といったことを話しています。(単恋本23巻)

 

 

  • 「鬼の始祖である鬼舞辻無惨」
  • 「無惨の支配を受けなかった禰豆子」

愈史郎曰(いわ)く、上記の2人をも上回る鬼の素質があったとのこと。

 

しかしながら、そもそも”鬼の素質”はどんな力のことを指しているのでしょうか?

 

残念ながら公式では深堀りされなかったので、個人的な見解も含め考えてみました。

それが下記のものです。

  • 無惨(鬼)の血に順応しやすい体質
  • 太陽(日光)を一瞬で克服
  • 自我が消えない(自我を保てる)

 

まずはこれらのことを深堀りして解説していきます。

 

無惨(鬼)の血に順応しやすい体質

炭治郎に鬼の素質があったのは、

「無惨(鬼)の血に順応しやすい体質だった」

というのが大前提にあったように感じます。

 

というのも、無惨の血を大量に与えられると「変貌の速度に耐えきれず細胞が壊れる」といわれていましたよね。(単行本2巻)

 

 

しかしながら炭治郎は、そんな恐ろしい無惨の血をすべて注がれても、順応し鬼化しています。

炭治郎の場合、”大量の血”どころか「無惨のすべての血」ですからね~w

 

それで無事ということは、

「そもそも鬼の血に順応できる体質だった」

という考えもできます。

 

また、上弦の壱・黒死牟は「強い剣士ほど鬼化するのに時間がかかる」といっていました。(単行本17巻)

 

 

炭治郎の強さは柱に近いくらいなので、十分強い剣士の部類にはいります。

黒死牟のいうことが正しいのであれば、本来なら鬼化に時間がかかるはずですよね。

 

それなのに”無惨のすべて”に一瞬で順応できたということは、体質的に鬼の素質があったからでしょう。

 

 

太陽(日光)を一瞬で克服

炭治郎が鬼化したとき、短時間で太陽(日光)を克服しました。

無惨が1,000年以上もの間達成できなかったことを、一瞬で達成してしまった描写には驚きでしたね~。

 

この描写をみても、

「炭治郎が完全体の鬼に近づける体質だった」

ということに繋がりそう。

 

愈史郎も作中で、「太陽を克服することが鬼の素質」的なセリフをいっていましたよね?

まぁ、「太陽を克服する=鬼の素質」という理屈は正直意味不明ではありますがw

 

  • 「鬼としてさらなる進化を遂げた」
  • 「無惨の血をさらに昇華させた」

という視点でみれば、たしかに鬼の素質に繋がるのかもしれません。

 

ちなみに義勇さん曰(いわ)く、鬼化した炭治郎には赫刀(かくとう)が効かないとのこと。

ダメージを与える術がないということは、炭治郎がそれだけ鬼として完全体に近づいた証といえます。

 

 

自我が消えない(自我を保てる)

炭治郎が鬼化したとき、彼はギリギリまで自我が消えていなかったとのこと。(愈史郎談)

 

作中の描写をみると、自我や思考力が失っているようにもみえました。

 

しかしながら、

  • 禰豆子を喰わなかったこと
  • 鬼殺隊への攻撃をそらしたこと

などをみると、たしかに自我を保っていたともいえますね。

 

鬼化すると”無惨細胞のいいなり”となるようです。

細胞レベルの洗脳に抗(あらが)うことは控えめにいっても凄いこと。

 

無前の血を大量に入れられて自我を保っているのであれば、ある意味「鬼の血をコントロールしている証」ともいえますよね。

ここらへんの描写をみても、鬼の素質に繋がってきそうです。

 

 

【鬼滅の刃】鬼の才能があった理由を考察!

”鬼の素質の描写”については前述したとおりです。

 

しかしながら、

「そもそもなぜ炭治郎に鬼の素質や才能があったの?」

という部分が、ファンや読者としては気になるところ。

 

ただ残念なことに、ここらへんも明確にならないまま物語は終了。

まぁ、謎が多いのは”鬼滅あるある”ですねw

 

ということで、ここについても作中の描写から少し考えてみました。

簡単にまとめたのが下記のもの。

 

  • 竈門家の家族に鬼の才能があった?
  • 竈門家の血筋は影響を受けやすい?
  • 日の呼吸を使えたから?

 

ここでは上記について深堀りして解説していきます。

 

竈門家の家族に鬼の才能があった?

炭治郎に鬼の才能があった場合、1番に考えられることは、

「竈門家の家族、家系に鬼の才能があったのでは?」

ということ。

 

愈史郎は「太陽を克服した=鬼の素質」という意味合いのセリフをいっていました。

ということは、さきに太陽を克服した禰豆子にも鬼の素質が十分にあったということですよね。

 

それを踏まえると、

炭治郎、禰豆子を含めた竈門家そのものが鬼の素質をそなえていた家系

と考えるのが自然。

 

1,000年間も数多くの鬼が無惨によって作られてきました。

その中で「太陽を克服できたのが竈門家の2人」という事実は単なる偶然ではない気がします。

 

 

竈門家の血筋は影響を受けやすい?

前項で触れたとおり、『炭治郎の鬼の素質=竈門家由来のもの』だった場合、

「ではなんで竈門家の家系に鬼の才能があったの?」

という話になってきます。

 

ここについてはあくまで個人的な憶測ですが、

良くも悪くも竈門家は影響を受けやすい血筋だった

のではないでしょうか?

 

というもの、竈門家は縁壱さんの日の呼吸へも順応も早かったからです。

炭治郎の祖先・炭吉さんは、縁壱さんの日の呼吸を”見て覚えた”のだとか。(単行本22巻)

 

 

しかも見様見真似で何百年と正確に受け継いでいたようです。

それを踏まえると、竈門家の血筋は順応するという能力がずば抜けて高いといえますよね。

 

日の呼吸と型は、縁壱さんが当時の鬼殺隊員に直に指導しても覚えられなかった代物。

それを”ただの炭焼きの男”が、「見ただけで覚える」ってある意味チートな能力ですよね~w

 

炭治郎はその竈門家の血が濃かったため、日の呼吸や鬼への順応ができたと考えるのもおもしろいです。

 

 

日の呼吸を使えたから?

無惨は炭治郎に血を注ぐときに、

「あの化け物(縁壱さん)と同じ呼吸を使うことができた」

と、日の呼吸について触れていました。(単行本23巻)

 

無惨のセリフを都合よく解釈するならば、「日の呼吸と鬼の素質はなんらかの関係性がある」ともいえそう。

 

ご存知のとおり、竈門家は日の呼吸や型を脈々と受け継いできた家系です。

日の呼吸と鬼の素質が関係していた場合、呼吸の断片に触れて育った炭治郎や禰豆子に鬼の才能があってもおかしくありません。

 

太陽の力に触れた者が鬼化することで「日光が弱点ではなくなる」

炭治郎や禰豆子には、上記のような反応が起こった可能性もあります。

 

そしてそれが「鬼の素質」という部分に繋がるのかもしれませんね~。

 

 

【鬼滅の刃】鬼の素質の意味と炭治郎に才能があった理由まとめ

炭治郎には鬼の素質や才能があったようです。

作中では「鬼の素質がなんなのか」という点は深堀りされていません。

 

しかしながら、作中の描写をみるに、

  • 「無惨の血に素早く順応できたこと」
  • 「太陽(日光)を克服できたこと」

といった部分が鬼の素質に繋がっているようです。

 

そしてその鬼の素質や才能は、禰豆子や炭治郎など「日の呼吸を受け継ぐ竈門家」に表れています。

 

それを踏まえると、

  • 竈門家の血筋
  • 日の呼吸や型

といった部分に、鬼との関連性や秘密があるのかもしれません。

 

ここらへんについても「外伝」や「スピンオフ作品」で語られると嬉しいですね!

 

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