錆兎は炭治郎が修行していた狭霧山(さぎりやま)で初めて登場しました。
炭治郎が強くなれたのは間違いなく錆兎との修行のおかげですが、錆兎自身の強さも気になります。
結局生き残っていないということは、やはり実力的に弱いということになるんでしょうか?
今回は錆兎の強さや実力について書いていきます!
※一部ネタバレありますのでアニメ派の人は注意してください!
【鬼滅の刃】錆兎(さびと)は弱いし雑魚?
冒頭でも触れましたが、錆兎はもう生存していないキャラです。
そのことから「実は錆兎は弱い?」「錆兎って雑魚?」的なコメントもネットではたまに目にします。
錆兎が弱いと言われるのは以下のようなものが原因です。
錆兎は最終選別を生き残れなかった
まず最終選別を生きて突破できなかったことが錆兎が弱いと言われる最大の理由です。
最終選別といえば鬼殺隊になる第一歩となるテストですが、錆兎はそれすらも突破できていません。
鬼殺隊に入隊すらしていない事実を考えると「錆兎=弱い」というコメントが出てきても不思議ではありません。
他人からの評価は結局のところ結果次第のところが大きいので、最終選別を突破できない錆兎は弱いと思われても仕方がないのは事実です。
異形の鬼の手鬼に負けた
錆兎が最終選別を突破できなかった理由は、大型の異形の鬼である”手鬼”にやられてしまったからです。
鬼殺隊に入隊もしていない者からすると確かに手鬼は強敵です。
手鬼は50人以上の子供を喰ったと言っていますので、その強さは最終選別を受ける子供からしたら驚異だったはずです。
しかし炭治郎は現に手鬼に勝って最終選別を突破していますから、負けた錆兎には当然弱いレッテルが貼られやすいですよね^^;
手鬼は異能までは使っていませんでしたから、錆兎には勝ってほしかったのが正直なところです。
関連:【鬼滅の刃】異能の鬼(いのうのおに)ってなに?異形の鬼との違いも
錆兎は呼吸や型を使いこなせていなかった?
個人的に錆兎は水の呼吸を使いこなしていたと思っています。
しかし、この記事を書くにあたって改めて思ったのが「錆兎の呼吸は完璧ではなかった?」というものです。
というのも、手鬼が炭治郎に頚を斬られる瞬間、呼吸の音と姿から鱗滝左近次の姿と重ね合わせます。
それだけ炭治郎の水の呼吸や型を使いこなしていたということですよね?
錆兎がもし同じ呼吸の音をさせていたとしたら、手鬼が錆兎の呼吸や技に触れていても良さそうですが、結局は全然触れられていません。
もちろん基本的には呼吸や型を使いこないていたんでしょうが、鱗滝左近次の姿を重ねるほどではなかったとも言えます。
【鬼滅の刃】錆兎の強さ・実力をセリフや登場シーンから考察
上記のことをだけをみると「錆兎=弱い」となっていまします。
ただ、錆兎は弱い描写以上に強さを表す描写がとても多いです。
もう生存していないキャラなので強さを量るのは難しいですが、冨岡義勇や手鬼のセリフ、登場シーンから錆兎の強さを考察していきます!
錆兎は岩を斬っている
錆兎の自己申告ではありますが、錆兎は炭治郎同様に岩を斬っています。
斬っているシーンは描かれていませんので、どれほどの岩を斬ったかまではわかりませんが、硬い岩を刀で斬った時点で強いですよね。
岩の大きさは違うかもしれませんが、刀で硬い岩を斬ったということは炭治郎と近い強さをもっているのは確かです。
錆兎は当時の冨岡義勇よりも強い
錆兎は水柱の冨岡義勇と同期だったことが明かされました。
過去シーンの振り返りでは、一緒に最終選別を受けた冨岡義勇が、”鬼にやられて朦朧としていたところを錆兎が助けた”と言っていましたよね。
ということは、「冨岡義勇が負けそうになった鬼を錆兎は倒した」と考えられます。
それを踏まえると、当時の錆兎は冨岡義勇よりも実力が上だったと言えます。
冨岡義勇は水柱まで上り詰めている人物でが、その冨岡義勇よりも強かったとなると、錆兎は当時からかなりのポテンシャルを秘めていたと言えます。
まぁ、冨岡義勇が悔しさや後悔をバネに急激に強くなったと言うこともありますので、そこまで単純ではありませんね^^;
関連:【最終選別】義勇は厄除の面をしていた?手鬼から生存できた理由
最終選別で鬼の殆どを倒した
最終選別の描写でいうと、錆兎は藤襲山(ふじかさねやま)にいる鬼をほとんど1人で斬ってしまっています。
このシーンをみて「錆兎=強い」と思った人もかなり多いのではないでしょうか?
炭治郎ですらも自分の身を守ることで精一杯だったようですから、錆兎の強さが改めて浮き彫りになった感じです。
ただ、これが理由で手鬼に負けてしまったとも考えられるので、正直「頑張り過ぎたのではないか?」とも言えますよね。
なんだか猗窩座と戦った煉獄さんの姿とカブりますよね^^;
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錆兎の強さは手鬼も認めている
手鬼に負けた錆兎ですが、手鬼自身は錆兎の強さをしっかりと認めています。
錆兎強さをわざわざ炭治郎に教えるってことは、手鬼とって錆兎の強さは驚異だったとも考えられます。
漫画やアニメの登場シーンでは炭治郎同様に手鬼の間合いにまで入り込んでいますし、かなり手鬼を追い詰めていたのではないでしょうか?
結局日輪刀が折れた隙をつかれてしまいましたが、日輪刀が折れなければ逆に手鬼を倒していた事でしょう。
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錆兎が生きてたら痣の発現も?
これは錆兎が生きてたらの想像ではありますが、錆兎が生きていたら現・柱たちと同様に痣が発現してさらに強くなっていたのではないでしょうか?
痣の発現については同期だった冨岡義勇も可能性をほのめかしているので、発現していた確率は高そうです。
痣の発現には「体温39度以上」「心拍数200以上」という過酷な条件がありますが、山を駆け回って鬼を倒しまくる錆兎だったら確かに可能な気がします。
あくまで生きてたらの話ですが、錆兎の最終選別での無双を知ったら痣の発現も想像してしまいますよね^^
【鬼滅の刃】錆兎の強さと実力の考察まとめ
錆兎は手鬼に負けて最終選別を突破できませんでした。
一見すると「錆兎は弱いのでは?」とも思われますが、冨岡義勇や手鬼のセリフや登場シーンから考えるとかなり強いことが分かります。
とくに藤の花の山で「錆兎がほとんどの鬼を1人で倒した」という冨岡義勇のセリフは衝撃ですよね~。
水柱の冨岡義勇が認めるくらいですから、錆兎の実力はかなりのものだったはずです。
痣を発現した錆兎と上弦の鬼の戦いを見れないのが残念ですが、錆兎が強かったと分かって個人的にはホッとしています^^
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