煉獄さんの父親・煉獄槇寿郎(しんじゅろう)は”元炎柱”です。
作中では割と元気な様子でしたし、「動けるのになぜ柱を引退したの?」と感じた人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、煉獄さんの父親が柱を辞めた理由について書いていきます!
単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
【鬼滅の刃】煉獄・父親は柱をやめた理由は?
煉獄さんの父親は、炭治郎と喧嘩するほど元気でした。
強くて元気な彼をみると、「なぜ柱を引退する必要があったの?」と感じます。
煉獄槇寿郎(しんじゅろう)が柱を辞めた理由については、実は公式でも明言されていません。
ただ、作中の描写を踏まえると、以下のものが引退に繋がった理由のようです。
ここでは上記について深堀りして解説していきます。
無気力になったから
柱を辞めた理由を1つにまとめると、煉獄父が無気力になったからです。
すべてがどうでもよくなり、「任務を受けなくなった」、もしくは「鬼狩りをする気がなくなった」のどちらかの状態になったようですね。
どちらにしても、無気力になったことで「任務をまともにこなすことができなくなった」煉獄さんの父。
身体的には元気ですが、メンタル面が影響して柱の引退に至ったようです。
筆者自身も経験がありますが、たしかにメンタル面にダメージがあると無気力になるんですよね。
「あぁダルい。ずっと寝てたいわ」的な。
煉獄さんの父親もその状況下にあったのでしょうね。
任務に酒を携帯するようになったから
上述したように、無気力になったことで「任務を受けなくなった」という可能性が高いです。
一方で、鬼殺隊から「任務を貰えなくなった」といった可能性も高そう。
理由は「任務中に酒を飲むようになったから」です。
”煉獄杏寿郎外伝”の話にはなりますが、実際に槇寿郎は任務中でも酒を持ち歩いていました。
当たり前ですが、アルコールを常に持ち歩いている人間に任務は任せられません。
ましてや鬼殺隊の任務は、1歩間違えると大惨事になりかねませんからなおさらです。
しかし仕事中に酒を持ち歩くとは、もはやアル中の域ですねw
メンタル面の弱さを、アルコールで誤魔化そうとしていたんでしょうね~。
身体が強い元柱といえど、心は我々一般人と変わらず脆(もろ)いようです。
鬼殺隊から柱を辞めさせられたから?
なんなら、鬼殺隊の本部から「柱を辞めさせられた」といった可能性もありますよね。
よくよく考えたら、煉獄父の行動は変態級に異常。
そんなおっさんがいたら控えめにいっても怖すぎます。
絶対雇いたくありませんw
なにか問題起こす前に、柱という役職から煉獄父を下ろした可能性も十分にありそうです。
とはいえ、物語の後半ではお館様の護衛をするなどしていますから、鬼殺隊には所属しているのでしょうね~。
育手の人たちと同じような立場だったのかもしれません。
杏寿郎(きょうじゅうろう)が柱になったから
作中では、「基本的に柱は忙しい」といわれていました。
とくに煉獄父が1番堕落していたときは、彼を含めて”柱が6人しかいなかった”ようです。(煉獄父含め)
いくら煉獄父がダメ人間になったとしても、前述してきたように、「槇寿郎に任務を与えない」という選択は鬼殺隊としてはマイナスです。
ただでさえ忙しいですから、本心では「酒にまみれた煉獄父でも使いたかった」でしょうね~w
そんな中で、息子の煉獄さんが柱に昇格することで、父親の穴埋めをすることができました。
呼吸も同じ煉獄さんが柱になったことで、鬼殺隊も槇寿郎の引退に踏み込めた可能性は高そう。
逆に煉獄さんが柱になっていなければ、槇寿郎をまだ柱として起用していたかもしれません。
【鬼滅の刃】煉獄さんの父が挫折してクズ廃人になった原因
煉獄さんの父親が「柱を辞めた大まかな理由」は上述したとおりです。(少し考察も混じっていますが)
「メンタル面が弱っていた」なんて誰にでもあることですし、まぁ仕方がないですよね~。
しかしながら、「そもそもなんで病んでいたの?原因はなに?」と疑問に思った人も多いはず。
そこで今度は、煉獄父が「挫折してクズ廃人になった流れ」について考えてみました。
作中の描写を踏まえると、以下のようなものが原因のようです。
上記についてそれぞれ深堀りしてみていきます。
『炎の呼吸』が『日の呼吸』の劣化版だと知ったから
煉獄父が大きく挫折したのは、「『炎の呼吸』が『日の呼吸』の劣化版だった」という事実を知ったのがキッカケ。
自分の扱う炎の呼吸が「始まりの呼吸のほんの一部でしかない」ことを、煉獄家に伝わる書物で知り”絶望した”ようですね。
その事実を知るまでは、
- 己の強さ
- 柱になるまでの努力
- 煉獄家という名家に産まれたこと
などなど、自尊心に満ち溢れていたんでしょう。
”井の中の蛙だった”ということを痛感したことで、煉獄父は奈落の底まで落ちていきました。
強さの限界・無能さを悟ったから
たしかに絶望してもおかしくありませんよね~。
さらには、煉獄家に伝わる書物には、「縁壱さんと無惨の戦い」の話をきいた炎柱の祖先が”次元の違いに自信を失った”ということが書かれていたのだとか。
縁壱さんといえば、始まりの呼吸の剣士といわれる最強の剣士。
その最強の剣士が倒せなかった無惨を、「自分がどうやって倒すんだ?」と感じた可能性はかなり高そう。
ましてや”日の呼吸の劣化版”の呼吸を使っている状態。
「派生を使う自分が勝てるわけがない」と思うのは当然のことです。
炎柱の書を読んだとき、煉獄父は「己の強さの限界と無能さ」を痛感したのでしょうね。
妻・瑠火(るか)の病死
自信を打ち砕かれた煉獄パパ。
人一倍マジメだったからこそ、受けたショックも大きかったと思います。
そんな中、最愛の妻である”瑠火(るか)”が病死。
精神的に追い込まれた状態だったところに、”もっともキツイこと”が起こってしまいました。
いや、たしかにこれはキツい、キツすぎる…。
クズ廃人酒乱オヤジになる気持ちも分かりますよね~。
そりゃあんな綺麗な奥さんに先立たれたら煉獄父も廃人になるわ
— もてぃん🐻🌼 (@mochi39yuki) September 25, 2021
煉獄父の気持ちもわかるんだよなぁ どういった背景があったのか知らんけど才ある人間がどうしようもない苦難に叩きのめされることはある、そして落ちぶれることもある……煉獄父は普通の人間らしい精神だっただけなんじゃないかな……と思うんだ……
— 杏🌹 (@affett0) November 25, 2020
奈落の底に突き落とされて、さらに上から巨大な石を落とされる感覚でしょうか。
控えめにいっても辛すぎますね~。
【鬼滅の刃】煉獄槇寿郎(しんじゅろう)が剣士を引退した理由まとめ
煉獄槇寿郎(しんじゅろう)が柱を辞めた理由は、無気力になり酒クズなったからです。
仕事をしなくなったこともあるのでしょが、逆に任務を貰えなくなった可能性も高そう。
そもそも人生に絶望した原因は、
- 『炎の呼吸』が『日の呼吸』の劣化版だと知ったから
- 強さの限界・無能さを悟ったから
- 妻・瑠火(るか)の病死
といったものです。
まぁ、挫折する気持ちもたしかに分かりますよね。
キッカケになった「炎柱の書」は、煉獄父がボロボロにしたようですが、煉獄さんが読まなくて本当によかったです。
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