鬼殺隊の中でも、”圧倒的な強さを誇る柱たち”をも、平然とまとめ上げるお館様。
パッと見はかなり弱そうですが、その不気味な存在感から、「もしかしてめちゃくちゃ強いのでは?」と思った人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、鬼殺隊のトップ・お館様の強さについて書いていきます!
【鬼滅の刃】お館様(産屋敷)の強さはどのくらい?
結論からいうと、お館様はめちゃくちゃ弱いです。
外見からも分かるとおり、お館様は謎の病気に侵されています。
その病気の影響で「動くと脈が狂ってしまう」らしく、「強くなりたくてもなれない」とのこと。
出典:鬼滅の刃 コミックス19巻より
作中でも「刀を10回も振れない」ことが描かれており、体質的からして絶望的に弱いようですね。
ですので、”単純な強さ”だけでいえば、鬼殺隊最弱の可能性もありえます。
おそらく「サイコロステーキ先輩」や「非常食先輩」たちよりも弱いでしょうね。
しかしながら、そんな体の弱さを補うように、お館様には”さまざまな強み”があるんです。
そしてそれがお館様の腕力以外の強さに直結していると感じました。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は力がなくても最強?
刀を10回も振れないお館様の強さは、正直「雑魚レベル」といっても過言ではありません。
しかし、それらの弱さを補うように、お館様にはいろんな強みが備わっています。
そしてその力を総合して考えると、ある意味で「鬼殺隊最強」なんですよね。
産屋敷耀哉が持っている強みには以下のようなものが挙げられます。
- 財力・権力がある
- 未来を”見通す先見の明”
- 『1/fゆらぎ』の声
- 無惨への執念
これらの強みを総合し活用することで、お館様は鬼殺隊をまとめ上げて実質トップの座にいます。
「これがなんの強みになるの?」と感じた人も多いでしょうから、上記についてもう少し深堀りしていきます。
財力・権力がある
鬼殺隊の「鬼を倒す」という活動は一切お金を生みません。
世知辛い話ですが、お金がないと鬼退治どころか最低限の生活もできませんよね。
となると、「隊員の給料や活動資金は誰が支払っているの?」という疑問が出てきます。
実は公式ファンブックでは、
・柱は無限に欲しいだけ貰える
という情報が記載されているんです。
”資金の出どころ”についてまでは、はっきりと明言はされていません。
しかし、
・裕福そうな身なりと家柄
などをみると、産屋敷一族の財力で工面されている可能性がかなり高いです。
鬼殺隊は戦国時代から存在しており、その運営資金を支払い続けることのできる「莫大な財力」をお館様は受け継いでいます。
「財力で強者をたちを従えている」というのは、腕っぷしとはまた違った強みですよね。
加えて産屋敷一族は、投獄された岩柱を釈放できる「社会的権力」も持っています。
出典:鬼滅の刃 コミックス16巻より
「投獄=警察が絡んでいる」という見方ができますが、国家権力にすら介入できるほどの権力は凄まじいの一言。
たとえ自らが弱くても、これだけの財力と権力があれば「自分が強くなくとも最強」になれますねw
未来を見通す先見の明(せんけんのめい)が凄まじい
莫大な財力と権力を手にできたのも、「産屋敷一族に先見の明があったから」と作中ではいわれていましたね。
「先見の明」とは未来を見通す力ですが、産屋敷一族はその力が代々強いとのこと。
出典:鬼滅の刃 コミックス16巻より
また、無惨との最終戦でもお館様の先見の明は発揮されており、財力や権力以外の部分でもその力は遺憾なく発揮されていました。
腕力は弱くても、この特殊な能力で困難を回避することもできそうです。
ちなみに、お館様の最大最高の先見の明といえば、「竈門兄弟を生かしたこと」でしょうね~。
お館様の判断が、最終的には無惨を追い詰めることになります。
やはり指揮する側の「見通す力」や「判断力」は未来を大きく変えますよね。
…ん?あれ?ということは、
「1番凄い先見の明の持ち主は水柱の冨岡義勇さん」
ということになるんでしょうか?w
『1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)』の声で柱をまとめている
お館様は「1/fゆらぎ」という特殊な声の持ち主。
この「1/fゆらぎ」の声は聞いている相手にリラックス感を与え、「人を惹きつけるという強み」があります。
出典:鬼滅の刃 コミックス6巻より
この声の持ち主は「大衆を動かす力がある」といわれており、実際に存在するものです。
そしてお館様はまさにこの声質を活用し、化け物級の強さを持つ柱すらも味方に付けていますよね。
「必要な人間を味方にしてしまう」という能力はかなり驚異の能力です。
お金と権力に加えて、この特徴な声があれば正直どんな人間も集めて動かせそうです。
鬼舞辻無惨への執念は最強
これまでに書いてきたこともお館様の強みではあります。
しかし彼の最強の強みといえば「鬼舞辻無惨への執念」ではないでしょうか?
「産屋敷家の病は無惨が原因」と決めつけ、1,000年もの間追い続けていると作中でも語られていました。
正直、怖いほどの執念深さですよねw
出典:鬼滅の刃 コミックス16巻より
そもそも「無惨が鬼になったこと」と「産屋敷一族の病気」との関係性ははっきりしていません。
確証もないのに、よく”1,000年もの期間”を執念深く追い続けますよね~w
仮に病気の原因が無惨ではなかった場合どうするんでしょうか?w
もはや強さうんぬんではなく単純に怖い産屋敷一族ですが、それも彼らの生まれ持った一種の力といえそう。
ちなみに”無惨を仕留める”という強い意思は、時にお館様を「最強の狂人」へと変貌させます。
「最終選別後のセリフ」や「無惨と会ったときの行動」など、我々一般人がゾッとする言動を平気でしていますw
狂人ぶりについては別記事でまとめていますので、ぜひそちらをお楽しみください。
【鬼滅の刃】お館様の強さや最強の能力についてのまとめ
お館様は病で体が弱いので、単純な強さでいえばモブキャラ以下で鬼殺隊最弱。
しかし、
- 財力・権力がある
- 未来を”見通す先見の明”
- 『1/fゆらぎ』の声
- 無惨への執念
といった能力や強みがあり、それらを合わせると「なるほど、最強だわ」とも思ってしまいます。
とくに1,000年間も無惨を追い続ける執念は凄まじく、「”獲物”を追い続けるしつこさが産屋敷一族の1番の強み」なのかもしれませんw
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