【千と千尋の神隠し】緑色の顔した頭の名前は?おいおい言うかしらの正体についても

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千と千尋の神隠しで、湯婆婆の部屋に緑色の顔したキャラクターがいます。

3つの頭で常にかたまり、だるまのようにゴロゴロと転がったり、ときには飛び跳ねたり。

 

筆者のように、

「えっ?なんだこの謎な生き物は…」

と、思った人も多いのではないでしょうか?

 

このキャラクターの名前や正体が物語中に明かされることはありませんが、謎すぎて非常に気になる存在ですよねw

 

そこで今回は、千と千尋の神隠しに登場する緑色の顔のキャラクターについて書いていきます!

【千と千尋の神隠し】緑色の顔した頭の名前は『かしら』

千と千尋の神隠しに登場する緑色の顔した頭の名前は、『”かしら(頭)”』といいます。

もう見たまんま、ド直球のネーミングですねw

 

かしらは3体いますが、それぞれに名前があるわけでなく、「3つの頭がセットで”かしら”」というみたいです。

 

 

3体とも同じような顔をしていますが、「口ひげの形が少し異なるのが唯一の違のようです。

思わずツッコミを入れたくなる頭をしておりますが、顔はイカつく結構インパクトがありますよねw

 

頭だけが飛んだり跳ねたりと、よく考えたら気持ち悪い存在の彼ら。

かしらの正体は一体なんなのでしょうか?

 

【千と千尋の神隠し】頭(かしら)の正体やモデルは武士?

調べてみたところ、かしらの正体については公式でも明言されていないとのこと。

なので、現状では名前以外は一切不明ということになります。

 

ウィキペディアにも、

  • 『緑色の頭だけの怪物』
  • 『中年男性のような容貌』

としか記されていません。

 

話す言葉も「おいおいおい」だけなので、正体を考察するヒントも少ないキャラクターですね。

 

ただ、少ししつこく調べてみたら、ネット上におもしろい情報がありました。

 

それはかしらのモデルが、

「江戸時代の奇談集『絵本百物語』に登場する”舞首(まいくび)”なのではないか?」

というものです。

 

 

舞首に関しては、ウィキペディアさんの情報をお借りしたので参考にしてください。

 

『絵本百物語』の本文には、以下のような伝承が述べられている。

鎌倉時代中期の寛元年間。小三太、又重、悪五郎という3人の武士がいた。伊豆の真鶴の祭の日、酒の勢いで3人が口論となり、やがて刀の斬り合いとなった。

怪力を誇る五郎が小三太を斬り捨て、さらに又重を斬ろうとするが、又重は山中へ逃げ去った。

五郎は小三太の首を切った後に又重を追いかけた。

又重は斬り合いに応じたところ、五郎がつまづいて転んだので、隙をついて五郎を斬りつけた。

五郎は斬られてなお起き上がって又重に立ち向かった。

2人は組み合っている内に足場を踏み外し、海に転げ落ちた。

水中で2人は互いの首に刀を当てて、2つの首が切り落とされた。

首だけになっても2人は水中で争い続け、又重の首が五郎の首に噛み付こうとしたとき、そこへ斬り落とされた小三太の首が躍り出て五郎の首に噛み付いた。

こうしてこの海では3人の首が食い争い、夜には火炎を吹き、昼には海上に巴模様の波を起こしたので、巴が淵と名づけられたという。

 

引用:ウィキペディア様

 

簡単にいえば、舞首は”3人の武士が争った末の怨霊”みたいなものです。

そしてその舞首がかしらのモデルになっているのでは?とファンの間では噂されていました。

 

言われてみれば、確かに3つの頭とも強そうな武士っぽい顔つきをしていますね~。

 

しかも、『千と千尋の神隠しの世界=”あの世”に近い場所』といわれていますので、かしらのような日本の怨霊がいてもおかしくありません。

 

それらを踏まえて考えると、”かしらの正体は舞首”という可能性はとても高そう

 

ちなみに、かなり少数な意見ですが「”もののけ姫のゴンザ”をモデルにしているのではないか」という情報もありました。

 

 

確かにめちゃめちゃ似ているので、ゴンザをモデルにしている可能性もゼロではなさそうですw

 

【千と千尋の神隠し】かしらは「おいおい」しかセリフがないけど声優は?

かしらは物語中に、「おいおいおい」しか言いません。

口はあるのに喋ることが出来ないのでしょうか?

 

舞首がモデルになっているとしたら、争って怨霊になったということで、罵り合いに使う「おい」しか言えなくなったとか?

これについては一切情報がありませんでしたね~。

 

しかし、「おい」しか言えない”かしらの声優”も結構かわいそうですねw

その声優さんも気になって調べたんですが、公式でも発表されていないようです^^;

 

「おいおい」しか言わないので、ジブリスタッフか、ほかのキャラクターを担当した声優さんが声を入れたのかもしれません。

 

千尋がエレベーターで一緒になった白い神様にも声優さんがいるのに、かしらの声優さんが明らかになっていないのは謎ですねw

 

 

【千と千尋の神隠し】緑色の顔した”だるま”の正体についてのまとめ

映画・千と千尋の神隠しに登場する緑色のだるま顔は「頭(かしら)」という名前です。

 

正体は公式でも明らかにされていませんが、

「絵本百物語」の舞首(まいくび)

がモデルになっている可能性が高そうです。

 

おしら様よりはしっかり喋っている気がしますが、声優さんがいないのはちょっと変ですよねw

神様と怪物の格差かもしれませんね!w

 

ちなみに、「湯婆婆の息子の坊の父親はこの頭なのではないか?」という面白い噂もありましたw

坊の父親に関しては別記事でまとめていますので、興味があれば下記の記事からお楽しみください^^

 

関連:千と千尋の神隠しの坊は誰の子?父親の正体は何者かを考察

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