呪術廻戦の111話で、禅院真希は特級呪霊の漏瑚(じょうご)に焼かれました。
命を落としたと思われていた禅院真希ですが、144話ではなんと生きてることが判明。
漏瑚は「宿儺の指8、9本分の強さ」を持つ化け物ですが、なぜそんな強キャラの攻撃を喰らっても生きていられたのでしょうか?
そこでこの記事では、禅院真希が漏瑚の攻撃に耐えられた理由について書いていきます!
※ジャンプ本誌の内容も含まれますので、ネタバレに注意してください。
【呪術廻戦】禅院真希(ぜんいん まき)が生きてるのはなぜ?
禅院真希は特級呪霊・漏瑚(じょうご)の攻撃をモロに喰らって生きていました。
出典:呪術廻戦 144話より
痛々しい火傷の痕はありますが、大きな欠損もなく読者が思ったよりも元気な様子。
生きていたことは嬉しいことですが、「漏瑚の攻撃を喰らって生きていた」ということに正直驚きを隠せません。
筆者以外にも「えっ?生きてたの凄くない?」と思った人は多いのではないでしょうか?
ただこの疑問については、特級呪術師の九十九由基が「真希の体の強さが生死を分けた」と解説していました。
天与呪縛のおかげ
九十九由基曰く、禅院真希が漏瑚の攻撃に耐えられたのは「天与呪縛のおかげ」とのこと。
出典:呪術廻戦 144話より
真希さん生存おめ 天与呪縛のおかげで単純に肉体強度が強い、シンプルな解答でよかった
— ケイネすけ (@Kaynethkay) March 28, 2021
天与呪縛で直毘人がああなって、真希がああなったから、ナナミが動かずにひっくり返っていてもどうだったかわからない
— 蒼月 (@sougetsu_x) March 31, 2021
天与呪縛とは、生まれながら肉体に強制にされる「縛り」のこと。
その”縛りによる制限”を対価に、さまざまな力を手に入れることができます。
で、禅院真希の場合は、「呪力が一般人並になる代わりに強力な肉体を得る」という天与呪縛。
その縛りによって得た能力が今回の生存に繋がったようですね。
ちなみに、禅院真希の天与呪縛は「フィジカルギフテッド」と呼ばれています。
「呪いの全てを捨て去った」といわれる伏黒甚爾と同じ能力ですね。
フィジカルギフテッドが生死を分けた
漏瑚の攻撃は禅院真希以外にも、1級呪術師の禅院直毘人やナナミンにも浴びせられました。
禅院真希は上記の2人よりも格段に弱いですが、結局生き残ったのはフィジカルギフテッドの肉体を持った彼女だけ。
結果的に漏瑚(特級)の炎に耐えたのって五条(特級)と宿儺(特級)と真希だけなので、(反転術式による治療があったとはいえ)さすが天与呪縛によるフィジカルギフテッドです。
— 真鳥 (@matori1029) March 30, 2021
直毘人さんが亡くなってナナミンも半焼で一番弱いはずの真希さんが生き残ってるのなぜ?って思ってたらフィジカルギフテッドな?なるほど?
— 霧島 (@krsm_atn) March 28, 2021
詳しくいえば、ナナミンが命を落とした最終的な原因は漏瑚の攻撃ではありません。
とはいえなんですが、屈強な1級呪術師が人体模型になるほど漏瑚の攻撃は強力です。
出典:呪術廻戦 コミックス14巻より
この描写をみると、「漏瑚の攻撃を本当にフィジカルギフテッドだけで防げるの?」と思ってしまうのが正直なところ。
もしかしたらフィジカルギフテッド以外にも、禅院真希が生存できた理由があったのではないでしょうか?
【呪術廻戦】天与呪縛以外の生存理由を考察
真希が漏瑚の攻撃を受けて生きていたのは、九十九さんがいうように天与呪縛のおかげが大きいのでしょう。
しかし禅院真希よりも格段に強い呪術師2人が「重症もしくは命を落としている」ことを踏まえると、肉体の強さ以外にも理由があったように感じます。
ということで、ここでは視点を少し変えて禅院真希が生きている理由について考えてみました。
特級呪霊・漏瑚(じょうご)が手加減した?
理由として考えられるものは、「漏瑚が禅院真希に手加減した」ということです。
出典:呪術廻戦 コミックス13巻より
禅院真希に向けられた攻撃が他の2人よりも弱かったからこそ、彼女が生き残れたのかもしれません。
作中の描写を見ても、禅院真希への攻撃は明らかにナナミンや禅院直毘人への攻撃よりも弱そう。
術式が強い禅院直毘人にいたっては、木炭みたいになったところをさらに追撃しようとしていましたよね。
出典:呪術廻戦 コミックス13巻より
もちろん禅院真希の体の強さがあって生存できたわけですが、2人と同じ攻撃を喰らっていたら流石に生き残れていなかったように感じます。
しかし「なぜ真希に手加減する必要があったのか?」という疑問も生まれますよね。
そこについても、実は作中にヒントとなるセリフがあったんです。
偽夏油の『宿儺の地雷』発言
単行本7巻の53話で、偽夏油が「生徒の中に宿儺の地雷がいる」という発言をしていました。
出典:呪術廻戦 コミックス7巻より
おそらく漏瑚は偽夏油のこの発言がネックになり、禅院真希に強い攻撃をできなかったのではないでしょうか。
七海と直毘人は漏瑚の攻撃で瀕死の重症を負ったのに2人は死んで真希は生き残っている件、偽夏油が「生徒の中に宿儺にとっての地雷がいる」と言ったから生徒は殺さないように手加減したのでは?という説を聞いて膝を打った。成る程、頭良い。
— (@midst_sn) February 18, 2021
13巻読み返してて、そういえば真希さんが生きているの、宿儺の地雷が学生にあるから手加減した説みたいなのあったなと思いだした。
そう考えて見ると効果音の感じが確かに軽そう。ミミナナ相手ですら黒字で強そうなのに真希さんだけ白字でボッ。— あめどっと (@amedot_r) February 22, 2021
真希さんは手加減されてたんかな 宿儺さんの地雷が誰か分からなかったろうし
— (@kotori0614) February 14, 2021
渋谷事変の時点では、「宿儺の地雷が誰なのか」について呪霊側もまだ把握していません。
そのことを踏まえて考えると、漏瑚の手加減は当たり前の行動ともいえます。
漏瑚自身も宿儺の復活を切望しているので、彼を刺激する行動はなるべく避けたかったはず。
「禅院真希が漏瑚よりも遥かに弱いため手加減された」とも考えられますが、作中の流れ的に宿儺の地雷を踏まないよう配慮した可能性が高そうです。
【呪術廻戦】禅院真希が顔の火傷(やけど)で済んだ理由まとめ
禅院真希は漏瑚の攻撃を喰らっても生きていました。
九十九由基曰く、「天与呪縛で与えられた強靭な肉体があったから生存できた」とのこと。
ただ、漏瑚の攻撃描写をみると明らかに禅院真希だけ手加減されており、それも生きながらえた理由のように感じます。
”メロンパン入れ”こと偽夏油が「生徒の中に宿儺の地雷がある」と発言していたので、そのセリフにビビって手加減したのかもしれませんね。
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