【呪術廻戦】虎杖と宿儺の契約はどうなった?渋谷事変で縛りが無効だった理由

呪術廻戦の単行本2巻で、虎杖悠仁と宿儺は「入れ替わりのための契約」を交わしていました。

宿儺は「誰も傷つけない」という条件を契約に盛り込んでいましたが、単行本14巻では多くの人間を消し去っていましたよね。

 

その描写をみて、

「えっ?あの契約ってどうなったの?」

と思った人も多いのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、虎杖悠仁と宿儺の契約がなぜ無効だったのかについて書いていきます!

※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。

【呪術廻戦】虎杖悠仁(いたどりゆうじ)と宿儺(すくな)の契約はどうなった?

冒頭で書いたとおり、虎杖悠仁と宿儺の間には契約が交わされています。(単行本2巻)

 

 

2人の間に交わされた契約は以下のとおり。

  1. 宿儺が『契闊(けいかつ)』と唱えたら1分間、肉体を明け渡すこと
  2. この契約を虎杖自身が忘れること
  3. その1分間は、宿儺は誰の命も奪わないし傷つけないこと

 

これは1度命を失った虎杖悠仁が、宿儺の力で生き返る際に交わした契約。

宿儺自らが虎杖悠仁との間に課した”縛り”ですが、渋谷での戦闘では契約を破ってるようにみえました。

 

2人の間に交わされた契約は現在どうなっているのでしょうか?

 

虎杖悠仁と宿儺の契約は継続中

結論だけお伝えすると、2人の間の契約は継続中です。

虎杖悠仁が生き返るときに宿儺と対決をして、「”勝ったほうの条件で復活する”契約」が結ばれました。

 

  • 虎杖悠仁が勝ったら ⇨無条件で復活
  • 宿儺が勝ったら   ⇨条件付きで復活

 

結局は宿儺が圧勝したので、現在2人の間には縛りがしっかり存在している状態。

 

呪術廻戦での契約は、

「縛り」、または「誓約(せいやく)」

ともいわれ、守らないと宿儺ですら何らかの形で罰を受けるとのこと。

 

そういえば作中では、”メロンパン”こと偽夏油も同じ事をいっていました。(単行本9巻)

とくに「他者間との契約」を破棄すると、ペナルティの規模や時期も不確定でリスクも大きくなるようです。

 

 

ですので、いくら宿儺といえど”その縛り”を簡単に破るわけにはいきません。

 

とはいえ、そんな宿儺が渋谷で契約を破るかのような大暴れをしていましたよね?w

その行動が「契約違反なのでは?」と読者の間で少しばかり話題になっています。

 

 

渋谷事変での鏖殺(おうさつ)は契約違反?

宿儺は「誰の命も奪わないし傷つけない」と、間違いなく契約に盛り込んでいました。

 

しかし単行本14巻での「渋谷事変」では、宿儺は虎杖と肉体が入れ替わった時点で大量の人間を鏖殺しています。

(※鏖殺=すべての命を奪うこと)

 

 

お得意の領域展開で、渋谷の直径280mを斬り刻み、物や人を文字通り粉々にした宿儺さん。

 

”縛りの内容”とは真逆の行動をしている宿儺に、

「あれ?あの縛りってどうなったの?」
「えっ?これって契約違反にならないの?」

と思った方も多いようです。(筆者も思いました)

 

 

読者としてはかなり混乱するシーンではありましたよね~。

なぜ宿儺は縛りを無視して渋谷の街を破壊し、大量の人間を鏖殺できたのでしょうか?

 

 

【呪術廻戦】渋谷事変で縛りが無効だった理由は?

渋谷事変での宿儺の行動は、実は縛りの条件には該当しないものでした。

 

理由は以下の2つ。

  1. 宿儺は『契闊(けいかつ)』を唱えていない
  2. 肉体の主導権は宿儺に移っていた

 

ここでは上記をもう少し深堀りしていきます。

 

宿儺は縛りの発動条件『契闊(けいかつ)』と唱えていない

2人の縛りの発動条件は、宿儺が『契闊(けいかつ)』と唱えることで始まります。

 

渋谷事変では『契闊(けいかつ)』と唱えていないので、

  • 1分間、肉体を明け渡すこと
  • その1分間は、宿儺は誰の命も奪わないし傷つけないこと

という、上記の契約は適応されません。

 

契約外になるわけですから、宿儺が何らかの約束を守る義務も発生しないことになります。

「宿儺が契約を破ったのでは?」と思いがちですが、そもそも縛りが発動する条件ではなかったんですね~。

 

結果的に宿儺は1分以上も虎杖悠仁の体を乗っ取り、漏瑚や摩虎羅といった強キャラをボコり、大量の人間を鏖殺することになりました。

 

 

虎杖悠仁の肉体の主導権は宿儺に移っていた

そもそもですが、

「なぜ宿儺は縛りなしで虎杖悠仁の肉体を動かせたの?」

という疑問も出てきますよね。

 

『契闊(けいかつ)』と唱えないと体が入れ替わらない契約ですが、長い時間を虎杖の体を宿儺が占領していました。

 

実はこれもかなり単純で、渋谷では「宿儺の指」を一気に飲み込んだために虎杖悠仁の適応がおいつかず、肉体の主導権が宿儺に移っていたんです。

 

主導権が宿儺にあったことで、

『契闊(けいかつ)』と唱えずとも虎杖悠仁の肉体を長時間占領できた

ということなんですね~。

 

ちなみに、指の大量摂取による肉体の占領もずっと続くものではないようです。

もしかして虎杖悠仁は宿儺の指を全て取り込んでも、体を乗っ取られることはないのかもしれません。

 

ここらへん設定については、今後の展開が楽しみな部分です。

 

【呪術廻戦】渋谷事変での宿儺と虎杖悠仁の契約や縛りについてまとめ

虎杖悠仁と宿儺の相手には、下記の契約が交わされています。

 

  1. 宿儺が『契闊(けいかつ)』と唱えたら1分間、肉体を明け渡すこと
  2. この契約を虎杖自身が忘れること
  3. その1分間は、宿儺は誰の命も奪わないし傷つけないこと

 

この契約をみると、「宿儺は虎杖悠仁の体を使って誰も傷つけられない」と思ってしまいますよね。

 

しかし、実際は宿儺が『契闊(けいかつ)』と唱えてからの契約なので、それ以外の体の入れ替わりでは縛りは適応されません。

 

そのため渋谷事変では、大量の人間を傷つけて鏖殺しても、宿儺には縛りによるペナルティが発生しなかったわけです。

 

少しまどろっこしい設定なので、「え?契約ってなんだったの?」と思ってしまいます。

しかし実際整理して考えてみると、割と単純な仕組みでしたねw

 

コメント

  1. パイナップル より:

    虎杖、宿難の指飲んでよく死ななかったよな。

    • アツキ アツキ より:

      パイナップルさんコメントありがとうございます。

       

      >虎杖、宿難の指飲んでよく死ななかったよな。

       

      たしかにw

      やはり「器」として意図的に作られた存在なのかもしれませんね~。

  2. パイナップル より:

    確かに