【日輪刀】色が黒いと出世できない理由は?炭治郎の場合についても

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鬼殺隊の剣士がもつ日輪刀は、鬼の討伐には欠かせない武器です。

その日輪刀は使い手によって色が変わりますが、「黒刀に変化したものは出世できない」とのこと。

 

「なぜ日輪刀の色が黒いからって出世できないの?」

筆者のようにそう思った人はおおいのではないでしょうか?

 

そこで今回は日輪刀の色が黒いと出世できない理由について書いていきます!

※アニメ派の人にはネタバレになりますので注意してください!

鬼滅の刃【日輪刀】色が黒いと出世できない理由は?

「日輪刀の色が黒いと出世できない」という事実は、アニメでの鱗滝さんや漫画のナレーションで明らかになっています。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス2巻より

 

 

しかしながら、”なぜ出世できないのか”についてまでは、物語が進んでも謎のままなんですよね。

作中の描写も踏まえつつ、出世できない理由を考えてみました。

 

✅黒刀が出世できない理由は?

  • 黒刀になる剣士がそもそも少ない
  • 鬼舞辻無惨や黒死牟に消される?
  • 適正の呼吸がわからず強さが発揮できない?
  • 日の呼吸の育手がいない

 

ここでは上記についてさらに深堀りして解説していきます。

 

黒刀になる剣士がそもそも少ない

このことは作中でも明言されていますが、「黒刀になる剣士はそもそも少ない」のだとか。

人数が少ないことも「黒刀=出世できない」ということに繋がっている可能性が高そう。

 

というのも、「母体が少くないと出世できる人数も少くなくなる」からです。

たとえば、青色の刀なった剣士が100人に対して黒刀が1人いた場合、当然母体の多いほうが出世する確率が高くなります。

 

✅青い日輪刀の剣士が100人⇨10%出世しても10人残る

✅黒刀の剣士が1人⇨この剣士が出世しないと0人

 

また鬼退治は命がけですから、母体数が少ない黒刀の剣士が生き残る可能性も低くなります。

ただでさえ少ない黒刀の剣士が、過酷な戦いをくぐり抜けて出世していくのは難しいのでしょう。

 

鬼舞辻無惨や黒死牟に消される?

公式ではまだ明言されていませんが、「黒刀になる剣士=日の呼吸の適正者?」と噂されています。

これは黒刀使いだった縁壱さんと炭治郎が、どちらも日の呼吸を扱えるからですね。

 

で、おそらく作中の無惨や黒死牟も「黒刀=日の呼吸の適正者」ということに気付いている可能性は高いです。

(※黒死牟が鬼殺隊出身のため)

 

とくに黒死牟は縁壱さんへの執着が凄いですから、黒刀と日の呼吸の関係については熟知していそう。

その黒死牟が単行本20巻で、「無惨と共に日の呼吸の型を知る剣士を徹底して消した」と語っていますした。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より

 

 

それを踏まえて考えると、「黒刀使いの剣士は無惨と黒死牟に優先的に消されていた」可能性はかなり高いですよね。

 

黒刀の剣士は出世する前に命を落とすことが多く、それが「詳細が不明で出世できない」といわれていたのかもしれません。

 

 

適正の呼吸がわからず強さが発揮できない?

日輪刀は「変化する色によって適正の呼吸が分かる」といわれています。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス7巻より

 

 

「炎なら赤色」「水なら青色」「風なら緑色」

といった感じですね。

 

で、その適性の呼吸がわかることによって、その道を極めてより強くなり出世することに繋がります。

 

日輪刀の色は「剣士の適正を見分ける指標」になるわけですが、黒刀に関してはどの呼吸を極めていいのかが不明

そのため剣技を極めてレベルアップすることが困難になります。

 

出典:鬼滅の刃 コミックス7巻より

 

強くならないと「十二鬼月」や「強い異能の鬼」も倒せないので、当然出世もできません。

 

ちなみに、柱になるための条件が、

・「十二鬼月の討伐する」
・「鬼を50体ほど討伐する」

のどちらかといわれています。

適正な呼吸で技の精度を高めなければ、どちらとも厳しい条件ですね。

 

 

日の呼吸の育手がいない

仮に「黒刀=日の呼吸の適正の色」だったとしても、そもそも日の呼吸の型を教える育手や柱が鬼殺隊には存在しません。

 

作中でも日の呼吸を扱えるのは、縁壱さんとヒノカミ神楽として代々継承している竈門家だけ。

ひっそりと受け継がれてきた呼吸なので、むしろ存在すら知っていないのでしょうね。

 

鬼殺隊でもわからないことなので、もちろん黒刀の持ち主も”日の呼吸”という存在を知るすべはありません。

 

で、日の呼吸を教えてくれる人が存在しないと、やはり黒刀の持ち主は必然的にほかの呼吸を使う事になります。

「適正ではない呼吸を使わざる得ない」ので、黒刀の剣士は結局出世できないということに繋がってきますよね。

 

鬼滅の刃【日輪刀】黒刀だった炭治郎の場合はどうだった?

上述してきたとおり、「黒刀の持ち主が出世できない」といわれる理由はいろいろと考えられます。

 

では「炭治郎も出世できていないのか?」というと、実はそんなことはありませんでした。

炭治郎の最新の階級は『丙(ひのえ)』といって、10段階の上から3番目の位にいます。

 

炭治郎の階級

公式ファンブック1巻に記載された炭治郎の階級

出典:鬼滅の刃 公式ファンブック1巻より

 

炭治郎がいつ丙まで出世したかははっきりしていません。

しかし公式ファンブックに載っているので、彼の階級については間違いないでしょう。

 

 

”上から3番目”となるとかなり上位の位といってよさそうです。

炭治郎に限っては「黒刀でも出世できている」といっていいのではないでしょうか。

 

ちなみに、善逸と伊之助も炭治郎と同じ丙まで出世しています。

 

 

鬼滅の刃【日輪刀】炭治郎の場合は黒刀なのになぜ出世できた?

「黒刀の剣士は出世できないといわれるなか、なぜ炭治郎は出世できたの?」

 

上記のように感じた人も多いのではないでしょうか?

ここについては明確な答えはないんですが、総じていえば「炭治郎は運が良かった」というのが大きな理由になりそうです。

 

というのも、

  • ”たまたま”日の呼吸の適正を持ってた
  • ”たまたま”日の呼吸の型の継承者だった

という偶然が運良く重なっていたからです。

 

日の呼吸の適正でなければ型は使えませんし、型を知らなければ適正者であっても意味がありません。

炭治郎はそれらが上手く合わさったからこそ、どんどん強さを増して出世できたんでしょうね。

 

 

鬼滅の刃【日輪刀】黒刀が出世できない理由まとめ

黒刀の剣士が出世できない理由についてこの記事では下記のものを挙げました。

 

・黒刀になるものは剣士がそもそも少ない
・鬼舞辻無惨や黒死牟に消される?
・適正の呼吸がわからず強さが発揮できない?
・日の呼吸の育手がいない

 

鱗滝さんのセリフを踏まえると、黒刀の剣士は少ないながらもいたようです。

しかし、無惨や黒死牟に狙われて早くに命を落とすことも多かったのではないでしょうか。

 

また、適正といわれる日の呼吸の型を知らないために、あまり強くなれなかった可能性は高そうです。

 

一方の炭治郎は、たまたま日の呼吸の適性も持ちつつ、たまたま型を継承されていました。

偶然がいい方向に重なったことで、強さを増して出世できたんでしょうね。

 

 

コメント

  1. ナギ より:

    「黒刀が出世できない」というのは、
    縁壱さんが鬼殺隊を追い出され、結果、柱の地位、つまり「日の柱」などになれなかったこと。それが、「出世ができない」ということを意味するのかなと思ったりします。
    いかがでしょうか?

    • アツキ アツキ より:

      ナギさんコメントありがとうございます^^

       

      >「黒刀が出世できない」というのは、
      縁壱さんが鬼殺隊を追い出され、結果、柱の地位、つまり「日の柱」などになれなかったこと。それが「出世ができない」ということを意味するのかなと思ったりします。

       

      ナギさん的な考えとしては、
      「鬼殺隊では出世できない剣士=柱まで出世しなかった縁壱さんの黒い刃に喩(たと)えている」ということでしょうか?

      なるほど!確かにそういう言い回しにも受け取れますね!

       

      ただ、個人的な考察ではありますが、
      「黒刀が出世できない」ことと「縁壱さんの地位」はあまり関係ないように思っています。

      というのも、原作の第10話の冒頭で「詳細がわからなすぎて出世できない」的な表現がありました。

       

      あくまで個人的意見ですが、それを「刀の特性が謎すぎて強くなる術がわからない」と解釈しているからです。

      煉獄さんも「黒刀はどの属性を極めればいいかわからない」といっていました。

      おそらく鬼殺隊側としても「黒刀の剣士がどの属性に合っているのか」が不明なのではないでしょうか?

       

      また、炭治郎は堕姫との戦闘で「俺は水の呼吸に適した体ではない」といっていましたよね?

      煉獄さんや炭治郎のセリフを踏まえると、体に適した属性の技を使わないと強くはなれないのだと思います。

       

      で、強くなれないと「出世できるほど鬼を倒せない」、もしくは「出世する前に鬼にやられてしまう」ということになり、結果として「黒刀の剣士=出世できない」という構図になります。

      そうなると「黒刀使いはどの属性の技が合っているのか?」という疑問がでますが、それがおそらく縁壱さんが扱っていた日の呼吸ですよね。

       

      ただ、

      ・日の呼吸の適正舎となる黒刀の剣士がそもそも少ないこと
      ・日の呼吸を知る者を無惨と黒死牟で全滅させたこと

      が原因で後世に継承されず、黒刀剣士が強くなるキッカケが失われたのでしょうね。

       

      そもそもしのぶさんや煉獄さんですら日の呼吸の存在を知りません。

      それを踏まえると、鬼殺隊そのものに「黒刀=日の呼吸の適正者」という発想がないように感じました。

      黒刀と日の呼吸の関係性が誰も分からない状態になってしまった結果、安易に「出世できない剣士の色」と表現されているのだと感じます。

       

      ちょっと長ったらしくなりましたが、個人的には上記のように考察していました!

      とはいえ、作中で明確に表現されているわけではないので、ナギさんの考えやその他の事が正解の可能性は十分にありますよね。

      ファンブック続編が出るとのことなので、黒刀についてももう少し深堀りされているとファンとしては嬉しいですね^^

      • ??? より:

        すべてよめないです。

        • アツキ アツキ より:

          ???さんコメントありがとうございます^^

          >すべてよめないです。

          表示されないといった点でしょうか?

          アクセス数が多くなっているので、表示速度が少し下がっているかもしれません。

          少し読みにくいといった点だった場合もありますよね。

          昔に書いた記事なので、少し読みにくい部分があります。

          早急に対応していきたいと思います。

          ご指摘ありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    他ページでは、黒刀はすべての色(属性)を併せ持つという考察もされていましたが、その論から言えば日の呼吸持ちはすべての呼吸を扱うことが出来る(すべての呼吸に適正がある)のではないでしょうか。
    すべての呼吸を修得すると日の呼吸にたどり着くというのも面白そうですね。

    • アツキ アツキ より:

      匿名さんコメントありがとうございます^^
      おそらくほかの記事でもコメントいただいた方ですよね?

       

      >すべての呼吸を扱うことが出来る(すべての呼吸に適正がある)のではないでしょうか。
      >すべての呼吸を修得すると日の呼吸にたどり着くというのも面白そうですね。

       

      たしかにおもしろい考察で興味深いですね~!

      しかしながら、個人的には「すべての呼吸の修得」についてはそもそも”できないもの”だと感じました。

       

      理由は、作中で炭治郎が「俺の体は水の呼吸に合わない」といって限界を感じていたからです。

      おそらく体質などで使える呼吸はすでに決まっており、
      それを日輪刀の色で判断し、適した呼吸を極めていくという流れなのではないでしょうか。

       

      ただ、日の呼吸を扱える者は、「すべての呼吸に適正がある」という可能性はかなり高そうですよね~。

      作中では日の呼吸を使っていた縁壱さんが、「それぞれの剣士に合った呼吸を教えた」とのことでしたよね?

      始まりの呼吸を持った縁壱さんであれば、すべての呼吸の技を使いこなせそうです。

       

      実際に炭治郎も、

      「水の呼吸を使える」
      「雷の呼吸を応用する」

      と、器用にこなせていました。

      炭治郎にもっと強く日の呼吸の適性が現れていたら、水の呼吸もさらに極められたかもしれませんね^^