不死川玄弥(しなずがわげんや)は弱い?強さを鬼化の能力と血鬼術から考察

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風柱の弟である不死川玄弥は、『鬼を食べて強くなる』という特異体質を持っています。

その特異体質を利用して鬼と戦闘をしていますが、かまぼこ隊やカナヲと比べて強さがパッとしません。

筆者と同じように、「玄弥って同期組と比べて弱そうだけど実際どうなの?」と考えている人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、柱でも上位と噂される風柱の弟なのでポテンシャルは高そう。

そこで今回は鬼を喰らう鬼殺隊員・不死川玄弥の強さや能力について考察して書いていきます!

※単行本ベースで書いていますのでネタバレに注意してください。

【鬼滅の刃】不死川玄弥(しなずがわげんや)は弱い?

冒頭でも書いたとおり、玄弥は同期の鬼殺隊員と比べると実力的に見劣りします。

剣技に長けているわけでもなく、ほかの同期たちのように危険を察知したり回避したりする能力もありません。

最終選別のときには強キャラ感があった玄弥ボーイ。

しかしながら、物語が進むにつれて同期との差が開いた感じがしますよね~。

鬼滅ファンの間でも、下記の理由から「玄弥って弱くね?」といった意見がみられます。

  • 呼吸が使えないから弱い?
  • 身体能力が低い?
  • 鬼喰いでようやく「呼吸並みの強さ」を発揮できる

上記をそれぞれ深掘りしつつ、玄弥の弱みを分析してみました。

呼吸が使えないから弱い?

玄弥が弱いといわれるのは、やはり「呼吸が使えない」といった部分が大きいです。

鬼殺隊員たちは呼吸を使うことで、とてつもない強さを発揮しますよね。

一方で、呼吸が使えない玄弥にとっては当然大きなハンデになります。

鬼滅隊の中では弱い部類ではないのですが、全集中”常中”ができるようになった炭治郎たちにはどうしても強さで遅れを取ってしまいます。

もちろん一般人と比べると強いんでしょうが、「ノーマル状態で炭治郎たちやカナヲと同じ土俵に立っているか?」と考えるとやはり少々力不足感があります。

ただ、逆をいえば呼吸を使えないのに鬼と戦闘していることはかなり凄いことです。

 実際に上弦の肆・半天狗との戦いに混じっても彼は生き残りました。

それを踏まえると、「不死川玄弥=弱い」とは簡単には判断できませんね。

身体能力が低い?

前述したとおり、玄弥は呼吸が使えずに身体能力の強化ができません。

それに加えて、彼は元々の身体能力も低いことが原作でも明らかになっています。(単行本14巻)

身長180センチ/体重76キロと体格には恵まれている玄弥。

しかしながら、作品のナレーションからみてもフィジカル的な強さはあまりないようですね。

ただ、これは玄弥が鬼喰いを始める前、もしくは始めた直後の話。

鬼殺隊で最強のフィジカルを持つ岩柱の指導を受けるようになってからは、玄弥の身体能力はかなり成長しているのは確実です。

実際に半天狗との戦闘でも呼吸を使わずに素早く動けたりしていました。

「呼吸を使わない状態」であれば、ノーマルな同期たちよりも身体能力は高いし強そう。

また、玄弥は「全ての感覚を一気に開く技」といわれる”反復動作”でブーストをかけ、身体能力を飛躍的に高めているようです。

呼吸を使える炭治郎と伊之助には敵いません。

しかし玄弥はノーマル状態でデカい岩を少しは動かすほどの力があるようです。(単行本16)

それらを踏まえると、玄弥の身体能力は初期のような弱さはなさそう。

というか、呼吸なしの力でいえば玄弥は同期の中でトップかもしれませんね~。

鬼喰いでようやく「呼吸並みの強さ」を発揮できる

玄弥は鬼喰いをすることによって、自分の実力以上の力を発揮できます。

彼にとっての鬼喰いは「鬼殺隊員が使う呼吸のようなもの」で、玄弥が鬼と対等に戦うために欠かせない特有のブースト方法。

鬼喰いをしないと土俵に立つことがでない玄弥ボーイ。

それが『玄弥って弱いよね説』を生み出しているようですね。

しかしながら、鬼喰いをキッカケに炭治郎たちにも負けないほどの能力を手にしています。

特異なブースト方法ではありますが、同期たちとの差を一気に縮めることができ、戦闘でも十分に活躍できていました。

ちなみに、ファンブックにも書いてありますが、鬼喰いでのパワーアップは一時的なものなんだとか。

実力が玄弥自身に蓄積されるわけではないので、一種のドーピングと解釈できます。

それを踏まえると、玄弥の実力に疑問を持つ人がいてもおかしくありませんね~。

【鬼滅の刃】玄弥の鬼化の能力と血鬼術の強さが異常!

鬼喰いをすることで身体能力をブチ上げる玄弥。

弱いといわれることが多いですが、改めて作品を確認すると実は強いんですよねw

喰う鬼によってはとんでもない強さを発揮したり、なんなら血鬼術まで使えるようになるチート者。

それを踏まえると、玄弥が弱いという発想は一切なくなります。

ちなみに、作中の玄弥が鬼化して使った能力は下記のもの。

  • 怪力を使った力技
  • 傷の回復力
  • 鬼化後の血鬼術

上記についてもう少し深掘りしてみていきましょう!

怪力を使った力技

鬼化した玄弥は、力がかなり強くなります。

岩柱の元で修行しているので基礎的な力の向上もありますが、やはり鬼化した時の怪力は異常です。

半天狗との戦闘では、

  • 木を引っこ抜いてぶん投げる
  • 半天狗の腕を引きちぎる

などといった描写があり、鬼化ドーピングの凄さを読者にしらしめました。(単行本15巻)

こんなこと流石に岩柱でも出来なさそうですよね?w

鬼化と反復動作を合わせることで、このような荒技が可能になるのかもしれません。

傷の回復力

鬼化した玄弥の回復力は、人間の回復力を大きく上回っています。

実際に作中では、人間なら絶命する傷も普通に回復していました。(単行本13巻)

体中になかなか大きい穴があくグロシーン。

あんな傷を炭治郎たちが負ったら一発で終わりでしょうが、鬼化の玄弥には全然余裕のようです。

ただし、「鬼化する」というだけあって、頚(くび)を攻撃されると回復できないようです。

それでも体の傷を回復できる能力は驚異的な強さの1つといえそう。

防御もあまり考えなくても済みますからねw

思い切りの良い攻撃も可能になります。

鬼化が進むと血鬼術も使える

さきほども少し触れましたが、玄弥は強い鬼を喰えば喰うほど強くなることができます。

上弦の壱・黒死牟の髪や刀を喰ったときには、無惨の血が濃くなりすぎて血鬼術まで使えるようになっていました。(単行本20巻)

「いや、もはやそれって鬼じゃん」って感じですよねw

無惨の血が濃くなると上弦の鬼に近づくため、玄弥の強さはいよいよ人間離れしていきます。

上弦の壱・黒死牟との戦闘では、半天狗の血鬼術らしき術を使って応戦していました。

岩柱と風柱の連携攻撃でも苦戦した黒死牟の動きを止める玄弥。

血鬼術の発動はもはやチート級の強さといえそう。

鬼喰いドーピングで得た力とはいえ、ここまで自分の特異体質や鬼化の能力を使いこなす玄弥は、ある意味で才能の塊なのかもしれません。

【鬼滅の刃】玄弥の強さと能力・技についてのまとめ

「呼吸が使えない、身体能力が低い」といわれよく弱味噌扱いされる玄弥。

しかしながら、”反復動作”の習得なども活用して強い鬼とも戦えています。

呼吸が使えない玄弥がノーマル状態で鬼と戦えるのってある意味すごいことです。

決して弱いキャラではないことが分かりますよね。

さらに特異体質を使って鬼化することで「怪力・回復力・血鬼術」などが使えるようになります。

ここまでくると、強キャラと位置づけても良さそうですがどうでしょうか?

鬼化による強さは一時的なドーピングみたいなものですが、その能力も上手く使いこなすセンスも強さの1つとも考えられますね!

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