【千と千尋の神隠し】釜爺のモデルの生き物は蜘蛛?正体や何者なのかについても

※本サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

釜爺は迷っている千尋をサポートしてくれるキャラクターの1人で、千と千尋の神隠しの中でも割と重要な人物。

とても優しいおじいさんではありますが、見た目のインパクトが凄まじいキャラクターです。

そんな釜爺ですが、一体なんの生き物をモデルとして描かれているのでしょうか?

今回は千と千尋の神隠しに登場する釜爺のモデルになった生き物について書いていきます!

【千と千尋の神隠し】釜爺のモデルになった生き物はザトウムシ(座頭虫)!

千と千尋の神隠しに登場する釜爺のモデルになった生き物は”ザトウムシ(座頭虫)”という虫です。

あんなに腕がいっぱいあるのは虫くらいなので、虫と予想していた人は多いでしょう。

釜爺には長い手が6本もついており、まさに虫らしい姿ですよね。

その手を使って、薬草の調合やレバーやハンドルの操作などを同時進行でこなす釜爺。

やることが多いボイラー室での作業を1人でこなすとはかなりの仕事人と言えます。

しかし、人間のからしたら、長い手を伸ばして薬草をとる姿はわりと恐怖でしかありませんw

そんな釜爺のモデルとなった「ザトウムシ(座頭虫)」とは一体・・・?

 

【千と千尋の神隠し】釜爺の正体・ザトウムシ(座頭虫)とは?

釜爺の正体はザトウムシ(座頭虫)でしたが、一体どのような虫なのか気になります。

ザトウムシ(座頭虫)の動画があったので張っておきます。

動画をみると確かに”釜爺そのもの”です。

釜爺がザトウムシ(座頭虫)がモデルになっている事は間違いありませんねw

 

ザトウムシの簡単な詳細は以下のとおり。

ザトウムシ(ザトウムシ類、座頭虫、Harvestman)は、鋏角亜門・クモガタ綱のザトウムシ目(Opiliones)に属する節足動物の総称である。

非常に脚の長いものがあり、豆に針金の足をつけたような独特の姿をしている。

長い脚で前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名がある。

参考:ウィキペディア様

 

前を探りながら歩くから「盲人を意味する”座頭”」という言葉が名前の由来のようですね。

最大の特徴である長い脚は長いもので”18cmを記録する個体もいた”とのこと。

これは日本での一例なので、世界的にみたらもっと脚が長い個体も存在するでしょう。

しかし、18cmの脚は流石に長すぎて気持ち悪いですねw

ちなみに、ザトウムシ(座頭虫)は4億年以上も前から存在していたといわれています。

人間よりもはるか昔から地球で生態系を築いていたのですね。

その種類も実はかなり多く、世界規模でみると4000種類以上のザトウムシ(座頭虫)が発見されているとのことですよ。

 

【千と千尋の神隠し】ザトウムシ(座頭虫)は蜘蛛ではない?

脚が長く一見すると「ザトウムシ=蜘蛛なのかな?」と思いますよね。

でも実はザトウムシは蜘蛛とは別の生き物のようで、どちらかと言えば”ダニ”や”カニムシ”と近い存在とされています。

少し前までは「サソリなどとも近いのではないか?」ともいわれていたようですが、未だにはっきりとしたことがわからない生き物とのこと。

「釜爺=蜘蛛」という情報も出回っていますが、調べてみるとそれは誤った情報ということになります。

釜爺の話題になった時にはくれぐれも「ボイラーのおっさんって蜘蛛だよね」と、いわないように気をつけないといけませんねw

 

【千と千尋の神隠し】結局のところ釜爺は何者?その素顔は?

釜爺の正体が蜘蛛ではなく、”ザトウムシ”がモデルになっていることがわかりました。

たださらに気になるのが「釜爺は何者なの?」ってことです。

気になりはするものの、釜爺が何者かというのは公式でも語られていません。

ここでは「釜爺が何者なのか」について、もう少し考察していきます。

 

釜爺は古株で権限がある人物

釜爺は油屋ではかなりの古株で、わりと権限がある人物のようです。

そう思った理由が以下のとおり。

・ハクが油屋に迷い込んだ時点ですでにボイラー室で働いていた
・油屋に欠かせないボイラー室の仕事を任されている
・「最高の薬湯」を千とリンにごちそうする
・湯婆婆や銭婆の素性にもある程度詳しい

上記を踏まえると、かなり昔から油屋で働いており、ある程度の権限も持っていることがわかります。

湯婆婆を”様”呼びしないことや、独断で千尋とリンに「最高の薬湯」をおごってあげるなど、ほかの従業員とは何か違うようです。

魔女の契約印について詳しかったりと、実は只者ではないのかもしれません。

 

湯婆婆or銭婆(ゼニーバ)の元カレ?

あくまで推測ではありますが、釜爺は「湯婆婆か銭婆の元カレなのでは?」とも考えました。

・湯婆婆を”様”呼びしないこと
・魔女の契約に詳しいこと
・銭婆(ゼニーバ)の住所を知っていること

などなど、わりと匂わせの描写がわりと多いように感じます。

 

湯婆婆と銭婆は仲が悪いですが、その原因が釜爺だとしたらおもしろいですよね~。

銭婆が怖いことなども知っていますし、もともとは深い関係にあったのかもしれません。

 

もしかして釜爺の素顔はイケメンか?

湯婆婆や銭婆の元カレであった場合、釜爺は以前はモテたのでしょう。(あくまで仮の話ですが)

サングラスや髭で顔は隠れていますが、以前はかなりのイケメンだったかもしれませんね~。

ただあの風貌で顔だけかっこよくても逆に怖いですから、やっぱりイケメンの設定はないかな?w

むしろ釜爺にはブサイクであってほしい。

 

ちなみに、実際のザトウムシは視力が弱く、代わりに触覚が発達しているようです。

ザトウムシは第二脚が触覚のような機能を果たすらしいので、釜爺も手が触覚の代わりになっている可能性は高そう。

暗闇でサングラスをしていますし、モデルのザトウムシのように視力に頼らない生活を送っているのかもしれません。

とはいえ、作中ではしっかり周囲が見えているようなので、ただの「おしゃれサングラス」というオチもありそうですw

 

【千と千尋の神隠し】釜爺のモデル・正体についてのまとめ

千と千尋の神隠しに登場する釜爺のモデルになった生き物はザトウムシ(座頭虫)でした!

脚がとても長く見るからに物語に登場する釜爺そのものです。

 

蜘蛛とも似ていますが、ザトウムシ(座頭虫)と蜘蛛は別の生き物なので混同しないようにしないといけません。

釜爺の姿から『釜爺=蜘蛛』と考えている人も多いですが、それは誤った情報ですのでご注意を!

 

魔女に詳しいことや油屋での立場をみると、ほかの従業員とは何かが違います。

もしかして湯婆婆や銭婆の元カレ元カレだったらおもしろいですね^^

コメント