最終選別の”藤の花の山”では、手鬼が鱗滝さんの弟子を執拗に襲っていました。
手鬼は『厄除の面』を目印にしつつ、「鱗滝さんの弟子は根こそぎ喰っている」といっていましたよね。
しかしながら、水柱・冨岡義勇も鱗滝さんの弟子なのに、最終選別を無事に生き延びています。
「義勇さんは厄除の面を付けていなかったのかな?」と感じた人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、義勇さんが最終選別で手鬼に狙われずに生存できた理由について書いていきます。
※単行本ベースに書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
鬼滅の刃【最終選別】冨岡義勇は厄除の面(やくじょのめん)をしていた?
冒頭で触れたように、手鬼は鱗滝左近次の弟子を執拗に襲って喰っています。
手鬼曰(いわ)く、「鱗滝さんの彫った厄除の面を目印にしている」ようで、狐面を着用した子供はみんな喰っているとのこと。
出典:鬼滅の刃 コミックス1巻より
しかしながら、「義勇さんも鱗滝さんの弟子」なのに柱として元気に活躍していますよね。
厄除の面をしていたら手鬼に狙われてしまうはずですが、なぜ義勇さんだけ助かったのかが謎です。
そういや手鬼が鱗滝さんの弟子はみんな食うことにしてるって言ってたけど義勇さん生き残ってるのはなんなの?義勇さんも勿論狐面つけてたよね??義勇さんが襲ってきた鬼放置してるとは思えんし…運良く遭遇しなかったのかな?ん?義勇さんって鱗滝さんの弟子だよね???
— いちご大福@低浮上 (@iChigo_DaiFukyu) June 7, 2017
義勇さんが鱗滝さんの弟子だとしたら鬼殺の試験の時手鬼に遭遇しなかったか厄除の面を付けていかなったのかな
— ぽんこつ (@yuzuponnkotsu) November 7, 2016
なんて考えましたが、鱗滝さんがそんなしょうもないことをするとは思えませんよねw
錆兎は厄除の面をしっかりと着用していますし、義勇さんも狐のお面をかぶって最終選別に臨んでいると考えたほうが自然です。
ちなみに、原作漫画15巻の扉絵には、「錆兎と義勇さんが厄除の面を付けている姿」が描かれていました。
出典:鬼滅の刃 コミックス15巻より
単行本15巻の描写をみても、やはり義勇さんもお面を貰っていると考えてよさそうです。
「鱗滝左近次の弟子をすべて襲う」と決めている手鬼から逃れ、最終選別を生存して突破できたのはなぜなんでしょうか?
鬼滅の刃【最終選別】冨岡義勇が生存できた理由を考察!
手鬼は「大型の異形の鬼」ですし、候補生からすれば逃げるのも難しそうな相手です。
そんな鬼の標的でありながら、「お面をつけた義勇さんが狙われずに生存している」のがとても不思議です。
実は「なぜ生き残ることができたのか」については作中でも明かされていません。
ただ、作中の描写をみると、以下のものが逃げられた理由のように感じます。
- 義勇の狐のお面が割れていた
- 手鬼に鱗滝左近次の弟子だとバレなかった
- 手鬼は人をあまり喰えない?
ここでは上記についてさらに深堀りして解説していきます。
義勇の狐のお面が割れていた
義勇さんが手鬼から逃れられた理由としてもっとも考えられるのは、「彼の狐面が割れていたから」というのもです。
実は原作漫画でも、「義勇さんの割れたお面らしきもの」が描かれているんです。
出典:鬼滅の刃 コミックス15巻より
たしかに公式では義勇さんのお面については明言されていません。
しかしながら、作中の描写をみる限り「義勇さんのお面は破損していた」と考えてよさそうです。
えっとね画像見てもらえれば分かるんだけど義勇さんも狐のお面してたんだけど鬼に襲われて外れちゃったみたい!
で手鬼が義勇さんのこと覚えてないのは義勇さんが鬼に襲われて寝たきり?状態になってて遭遇してないからだと思う! pic.twitter.com/thv5SivrWG— なるせ。 (@sm20071108_u_s) November 17, 2019
そういえば、炭治郎も狐面が割れた後に持ち歩いていませんでしたよね?
割れた厄除の面をそのまま持っていても邪魔ですし、義勇さんも破損後は捨てた可能性はかなり高そう。
狐のお面がなければ手鬼が義勇を率先して狙う理由もなくなりますから、生存確率はグッと上がります。
手鬼に鱗滝左近次の弟子だとバレなかった
目印になる厄除の面がなければ、手鬼に鱗滝の弟子だとバレることはありません。
「鱗滝さんの弟子」だと分からなければ、余程のことがなければ手鬼も執拗には追ってこないでしょう。
おにぎりのシーンは選別中ではないと思うのですが…
顔を負傷したシーンで割れてる面が、義勇さんが鱗滝さんの弟子である事、なのに手鬼から見逃されていた理由を示しているものと思ってました…— 蝶化身 (@tyoukeshiin) October 16, 2018
て事は、最終選別で手鬼と義勇は遭遇してないの??それとも義勇さんが逃げ切ったの??
— •e• (@neom1715) January 18, 2020
そして最初に襲いかかってきた鬼に怪我を負わされた時、鱗滝さんのお面を落としてしまって手鬼の攻撃対象から逃れたんだね義勇さん、、あああ、、、
— りえ (@i_x2os) November 20, 2019
手鬼以外の鬼はほぼ錆兎がほぼ倒していますし、広い山のなかで手鬼から逃げれば生き残れます。
作中では「義勇さんは最終選別中に気を失っていた」とういう描写もありましたが、仲間に運ばれながら生き延びたのかもしれません。
手鬼は人をあまり喰えない?
作中の描写から上記のようにも考えました。
手鬼が藤の花の山に閉じ込められて約47年ほど経過しているようですが、「喰った人数は50人ほど」といっていました。
一見すると多いように感じますが、年数で割ると1年に1人くらいのペース。
巨漢でありながら、実はそこまで大食いではないことが分かります。
仮に手鬼が気を失った義勇を発見したとしても、
- 「腹が全然減っていない」
- 「鱗滝の弟子じゃないから興味がない」
- 「錆兎を喰った後だから人はしばらく喰えない」
という理由でスルーされた可能性も十分に考えられますよね。
そういえば、元・下弦の鬼の響凱も「段々と人が喰えなってきた」といっていました。
出典:鬼滅の刃 コミックス3巻より
手鬼も「人を喰える限界値」に達しており、喰うペースがとても遅くなっていたのかもしれません。
強敵である手鬼さえ襲ってこなければ、気を失っていた義勇さんが生き残れる可能性もかなり上がりますよね。
鬼滅の刃【最終選別】義勇さんが手鬼から生存できた理由まとめ
義勇さんも錆兎と同じように最終選別では厄除の面をつけていた可能性は高いです。
お面をつけていれば鱗滝さんに恨みを持つ手鬼に襲われそうですが、義勇さんはなんとか回避できたようです。
最終選別で義勇が手鬼に狙われずに生存できた理由は、
- 義勇の狐のお面が割れていた
- 手鬼に鱗滝左近次の弟子だとバレなかった
- 手鬼は人をあまり喰えない
などが考えられます。
まぁ、シンプルに「手鬼と義勇さんが遭遇しなかった」という可能性もありますよね。
義勇さんは気失っていたようですが、もしかして村田さんが運んで歩いたのでしょうか?w
「錆兎と義勇さんの最終選別シーン」はかなり気になる部分です。
公式の外伝とかで描かれればファンとしては胸アツですよね~。
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