チェンソーマンの作中で、マキマさんが映画をみて泣くシーンがあります。
その描写をみて、
「マキマさんはなんで泣いたの?」
「その涙はなにを意味しているの?」
と考えた人は多いのではないでしょうか?
感情が欠落していそうなマキマさんが泣くなんて、正直ちょっと意外ですよねw
そこでこの記事では、マキマさんが映画デートで泣いた理由について書いていきます!
※単行本ベースで書いているので、アニメ派の人はネタバレに注意してください。
【チェンソーマン】マキマが映画館で涙を流した理由は?
「泣いた理由」の結論だけお伝えすると、映画の内容に感動したからというのが前提にあります。
「感動して涙を流した」、シンプルにこれでしょうね。(単行本5巻)
とはいえ、作中で終始「感情の起伏」がなさそうなマキマさん。
「そんな彼女が感動なんかするの?」とも思ってしまいますよねw
彼女が映画に感動した理由について作中の描写を踏まえて考えていきます。
映画の内容が「マキマの求めるのも」だった
感動した大きな理由は、映画の内容が「マキマの求めるものだった」ということが大前提にあります。
たしかに自分の理想が具現化されていたり、心の穴を埋めてくれる描写をみると感動しますよね~。
上記のことが当てはまったからこそ、マキマさんも映画をみて涙を流したでしょう。
感情の起伏がなさそうなマキマさんでも、自身の理想が具現化されると熱くなるようです。
支配ではない「本物のつながり」を望んでいた
で、「マキマさんはなにを望んでいたの?」ということも気になりますよね。
作中でも少し明かされていますが、「マキマさんは本物の絆やつながりを求めていた」のだとか。(単行本11巻)
マキマさんが涙したのは、人間同士が包容するシーン。
たしかに人間同士の繋がりや温かさを感じる描写です。
支配の悪魔であるマキマさんは、力や恐怖でしか関係を築くことはできません。
対等な関係を築くことが、マキマさんのなによりの理想や夢だったんでしょうね。
映画館ではデンジの目とリンクしていたため?
映画館で泣いた主な理由は、上述してきたとおりです。
ただネット上では、「デンジの目とリンクしていたからでは?」なんて説もありました。
というのも、支配の悪魔であるマキマさんは、自分よりも下位の生物の耳を使って情報を収集できるとされています。
で、「実は他者と自分の目をリンクさせることもできるのでは?」という意見も多いんです。
映画ではデンジの目を共有していたことで、デンジの涙がマキマさんに移ったという説のようですね。
「マキマさんは目が悪く、そのために他者の目を借りている」という考えからきているのだとか。
とはいえ、個人的にはかなり可能性は低いように感じますね~。
作中でのマキマさんは逆に目が良すぎる描写もありますし、映画で他者の目を借りる必要がまったくありません。
それを踏まえると、やはりマキマさん自身の感情で流した涙なんでしょうね。
【チェンソーマン】マキマが映画デートで泣いた理由まとめ
マキマさんが映画デートで涙を流したのは、シンプルに「感動したから」という可能性が高いです。
彼女が求めているものが映画で表現されていたことで、感情が高ぶって涙となったのでしょうね。
支配の能力は相手を屈服させることに長けた能力。
ですが、対等の関係を築けない寂しい能力でもあったようです。
支配が幸せに繋がらないことがわかる描写ですよね~。
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