【チェンソーマン】日曜日がないって本当?太陽の悪魔が喰われた説について

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「チェンソーマンの作中に太陽が存在しない」
「太陽が消えた影響で日曜日も存在しない」

コアなファンの方なら1度は拝見したことがある有名な考察ではないでしょうか?

思わずゾクッとするような深い考察ですが、本当に太陽が消えてしまったのかが気になります。

そこでこの記事では、チェンソーマン世界の「日曜日」や「太陽」について書いていきます!

※原作漫画の第1部の後半までの内容を含みますので、ネタバレに注意してください。

【チェンソーマン】日曜日がないって本当?太陽の悪魔が喰われた説について

ファンの間で噂になっている考察内容や流れをまとめると以下のとおり。

タイムラインのタイトル
  • 1.
    チェンソーマンが太陽の悪魔を喰った
  • 2.
    太陽の悪魔が喰われて太陽が世界から消えた
  • 3.
    太陽が消えたことで日曜日の概念もなくなった

ほうほう、なるほど…。

たしかに作中のカレンダーには日曜日はありませんし、空にも太陽は1度も描かれていませんでした。

また、早川アキの弟の”タイヨウくん”が「いつも元気がない」といったシーンからも、太陽消滅が疑われているのだとか。(原作2巻13話の描写)

作中はいつも薄暗いですし、タイヨウくんの体調も考えると「太陽の悪魔が喰われた説」の可能性はゼロではなさそう。

ただ、個人的にはチェンソーマンの世界には「太陽も日曜日も存在する」と思っています。

その理由が以下のもの。

  • カレンダーの日付は合っている
  • 月曜日始まりのカレンダーは多い
  • 掃除当番表はシンプルに日曜休み
  • デンジの「日曜日発言」
  • 太陽は漫画でそこまで重要視されていない?
  • コウモリは昼間も飛べる

ここからは、上記をさらに深堀りして順番に解説していきます。

カレンダーの日付は合っている

作中に描かれているカレンダーには、たしかに日曜日が描かれていません。(単行本2巻13話)

『太陽が消えた説の考察をみたあとでは、かなりゾクリとするカレンダーの描写。

しかしよくよくみてみると、日付は順番どおりに並んでいるんですよね。

分かりやすいように、作中のカレンダーと同じ曜日と数字を並べてみました。

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日?土曜日?日曜日?
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
日曜日がないと話題のカレンダーの並び

太陽の悪魔が喰われたことで日曜日が無くなっているのならば、単純に日付がズレてくるはず

数字の並びが合っているとすれば、日曜日が消えたというよりも単純に描いていないだけの可能性のが高そうですよね。

月曜日始まりのカレンダーは多い

作中のカレンダーは”月曜日始まり”となっています。

これも「日曜日が消えた、または影響力がなくなった」といわれる考察理由の1つ。

カレンダーが日曜日から表示されているのは、キリスト教やユダヤ教では「日曜が週の始まり」とされているからです。

で、それが明治に日本に伝えられ広まったのだとか。

(※キリスト教やユダヤ教では土日は”イエス・キリストが復活した安息日”とされている)

しかしながら、「1960年代の高度経済成長」や、その後企業に導入されはじめた「週休2日制」によってカレンダーも変化していくことになります。

どうやら”スケジュール管理”のことを考えて、「月曜始まりのカレンダー」も日本では増えていったようですね。

月曜始まりのカレンダーがあるのは、主に手帳関係で、週休2日制の導入の増加が影響したのではと思われる。
「日本能率協会」(最終確認2017.9.3)のウェブサイトを見ると、「週休2日制の導入増加により土日を並びにした方が予定を立てやすいはず」として、ウィークリーを日曜始まりから月曜始まりに変更したとの記載あり。

引用:レファレンス共同データベース様

そもそも『世界基準(ISO)』では月曜始まりのカレンダーが標準らしく、キリスト教の多いヨーロッパでも月曜始まりを以前から採用していたようです。

日本でも月曜始まりのカレンダーはわりと多くみかけます。

正直なところ、とくに珍しくはありません。

掃除当番表はシンプルに日曜休み

カレンダーと同じく話題になったのが、作中に登場する「掃除当番表」。(単行本9巻71話)

曜日トイレ風呂玄関居間
デンジアキデンジパワー
アキパワーアキデンジ
デンジアキデンジパワー
パワーデンジパワーアキ
アキパワーアキデンジ
パワーデンジパワーアキ
チェンソーマンに描かれていた掃除当番表

たしかに日曜日だけありませんね。

日曜日の概念が消えたことで、掃除当番表にも反映されなくなったのでしょうか?

これに関してはとくに反論する根拠はありません。

が、個人的には「単純に”日曜日は掃除しない”と決めているからじゃないの?」と考えています。

毎日掃除していれば「日曜日くらいは休んでもいいよね」という思考にもなりませんか?

また、掃除当番表をよくみると、『トイレ・風呂・玄関・居間』を6日間3人で回すことで負担が平等になっています。

日曜日を入れてしまうと不公平が生じるので、わざと日曜日は省いているのでしょう。

デンジの「日曜日」発言

極めつけといってはなんですが、単行本8巻でデンジが「日曜日は仕事が休み」といった発言をしていました。(単行本8巻70話)

デンジが認識しているのであれば、その世界線に日曜日は存在していることになりますよね。

会話をしていたサンタクロースも「日曜日」のワードに疑問をもっていません。

それを踏まえると、日曜日は”曜日”として当たり前に機能しているようです。

カレンダーの日付の並びが正しいことも合わせて考えてみると、日曜日がなくなったと考えるほうが難しいのではないでしょうか?

太陽は漫画でそこまで重要視されていない?

そもそもなんですが、漫画で太陽ってそこまで描かれるものでしょうか?

真夏を表すシーンや太陽に関係するストーリー(鬼滅の刃など)なら描かれていることも多いでしょう。

一方で、太陽に関係のない漫画で、毎回律儀に描いているほうが珍しい気がします。

たとえばですが、呪術廻戦なんかも空のシーンがよくあります。

しかしながら、それらのシーンにはとくに太陽の存在は描かれていません。

もちろん探せばどっかには描かれているかもしれません。

しかし全巻確認しても、描かれていないシーンが圧倒的に多いです。

チェンソーマンも単純に太陽にこだわっていないから描いていないだけの可能性は高そう。

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コウモリは昼間も飛べる

「コウモリの悪魔が昼間に飛べていた」といった描写も太陽消滅説の1つとして挙げられています。

たしかにコウモリは夜行性のイメージ。

しかしながら、実は目の発達している種類は昼でも飛行可能とのこと。

ですので、「コウモリが昼に飛んだ=太陽がない」というのは少し繋がりづらいのが正直なところ。

またコウモリの悪魔とヒルの悪魔が交際していたことで、”昼”と恋愛関係にあるという考察もあったようです。(単行本2巻9話)

ん~、これについては太陽や昼間よりも”吸血”といった部分にフォーカスしただけではないでしょうか?

実際にコウモリの悪魔は「美味しい血」に執着していました。

単純に”吸血のヒル”と相性がよかっただけだと個人的には感じました。

【チェンソーマン】日曜日や太陽がない説についてのまとめ

チェンソーマンの世界には日曜日や太陽があると個人的には思っています。

理由については以下のとおり。

  • カレンダーの日付は合っている
  • 月曜日始まりのカレンダーは多い
  • 掃除当番表はシンプルに日曜休み
  • デンジの「日曜日発言」
  • 太陽は漫画でそこまで重要視されていない?
  • コウモリは昼間も飛べる

漫画に常識を求めても意味がありません。

が、さすがに太陽の概念がないのは考えづらいですよね~。

「そもそも地球の存続すらままならないのでは?」と感じて仕方がありません。

そういえば、チェンソーマンが喰った「子供の精神を壊すとある星の光」は太陽なんてこともいわれますよね。

しかし陽の光がなかったら、子供の精神どころか全世界の人間がおかしくなりそうw

とはいえチェンソーマンにはまだまだ謎な部分が多いです。

本当に太陽がない可能性もゼロではないので、第2部での描写に要注目ですね。

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