映画「ライオンキング」の悪役スカーはかなりの頭脳派。
スカー本人も「知恵比べなら負けない」と公言しているので、頭の良さには相当の自信がありそうです。
しかし、一方で”体を使った勝負”ではどうなのでしょうか?
気になったので、今回はスカーの強さについて調べてみました!
ライオンキングのスカーは強い?
スカーは作戦を立てて、それを遂行する頭脳の持ち主。
映画を観た限りでは、プライド・ランドでスカーの知能に勝てる動物はいなそうです。
唯一あの歌う老猿くらいでしょうかね~。
かなり小賢しいスカーですが、体を使った勝負ではどうなのでしょうか?
ライオンの体の勝負といえば、牙や爪などをフル活用した戦いですよね。
スカーは細身の体型で、正直兄のムファサや成長したシンバよりも体格は見劣りします。
ムファサやシンバと並んだときには、さすがに体格差が激しくて、あまり強くはないようにみえてしまいますね~。
まぁ、その痩せた体がツイッターで話題になるような”スカーの色気”に繋がっているのは確かですがw
ただ、ライオンキングの物語を観ていると、スカーは実は強いのではないか?と感じるときが多々あります。
関連:ライオンキングの猿の名前や種類は?ラフィキの歌う歌詞の意味についても
関連:ライオンキング・スカーの色気が魅力的でかっこいい?悪役なのに人気の理由
スカーはハンティング能力が高い?
スカーは実はハンティング能力が高いのではないか?と個人的には思っています。
先程上述した、スカーが強いと思う理由が、この”ハンティング能力の高さ”です。
理由は以下の通りです。(推測も混じっています)
・物語冒頭からネズミをラクラクと捕まえる
・飛んで逃げるザズーを口でラクラク捕獲
・爪がほかのライオンよりも鋭い?(推測)
・ハイエナに持っていったシマウマはスカーが1人でハントした?(推測)
まず、スカーは物語冒頭からネズミを捕まえますよね?
ネズミは素早いイメージがありますが、簡単に捕まえるのは流石といったところでしょうか。
逃げようとするネズミを手で転がすようにコントロールしているのも、狩りへの自信と能力の高さを感じさせます。
また、ザズーがスカーのところに訪れた際も、飛んで逃げるザズーを口で軽々とキャッチしています。
オスライオンなのに狩りに慣れている感じがしますよね~。(実物のライオンはメスがほとんど狩りをします)
また、爪で岩をひっかく時や、シンバの頭を撫でる時のスカーの爪にも注目です。
個人的な意見ですが、スカーの爪は物語に出てくるどのライオンよりも爪が目立っている気がしませんか?
ムファサを崖から落とす時も、この爪がポイントとして表現されています。
あと、象の墓場でハイエナにシマウマの肉を運んでいましたが、これはスカーが1人でハントした可能性もゼロではないですよね?
一般的にライオンは群れで狩りをしますので、1人で狩りをしたとなると、スカーはかなりの狩りの達人です。
1匹では獲物に逃げられることが多いそうですが、シマウマを1人で狩ったとしたらかなり強いのではないでしょうか?
物語の中でスカーは「力と牙を使う勝負には自信がない」というニュアンスの言葉を言いますが、決して弱いわけではなさそうです。
関連:ライオンキング・象の墓場という場所は本当にある?ハイエナが棲むというのは嘘?
シンバとムファサはどっちが強いのか比較
弱いわけではなさそうなスカーですが、成長したシンバと、スカーの上に立ち続けてきた兄ムファサと比較するとどうでしょうか?
ここでは映画での描写や僕の勝手な考察も含めて、スカーVSシンバVSムファサについて考えていこうと思います。
スカーVSシンバ
スカーとシンバは映画のストーリーの中でも戦います。
映画の中では、シンバがスカーの攻撃をかわしてスカーを崖下に落とします。
そこでスカーは仲の良かったハイエナに襲われて最後を遂げるわけですが、決闘自体はあまり力の差がなかったように感じます。
降伏したふりや火の粉を使っての攻撃などもありましたが、命をかけた決闘ではあれも卑怯には入らないかなと思います。
殴った数もスカーの方が多いし、スカーがシンバよりも劣っていた点が見当たりません。
むしろスカーが押していた気もしますがどうでしょうか?w
年齢は分かりませんが、老体となった体で、現役真っ盛りのシンバにあれだけ攻撃できたら、スカーはかなり強いと思いませんか?
スカーが若くて現役だとしたら、シンバは恐らくスカーには敵わないのではないでしょうか?
映画ではシンバとハイエナによってやられてしまいましたが、年齢も同じならスカーが勝つ可能性の方が高そうです。
スカーVSムファサ
スカーとムファサは映画のストーリー内で戦う描写がありません。
ですので、ムファサの強さを想像するしかありませんね。
個人的にはムファサはめちゃくちゃ強いと思いますw
ムファサの強さが垣間見えるシーンを書き出してみました。
・ハイエナ3匹を一瞬でボコボコにする力の強さ
・ヌーの大群にツッコんでいく度胸
・ヌーの大群からシンバを助けるときの状況判断
・ヌーの大群にぶつかられても何度も立ち上がるタフネス
・体格がデカい、迫力がある
・ザズーの「カバの大群も逃げ出す」発言
ちょっとヌーのシーンが多くなってしまいましたw
しかし、あのクレイジーとも思えるヌーの大群のシーンは、ムファサの強さを十分に引き出していると思います。
恐ろしいヌーの大群相手にムファサがした行動を、スカーやシンバが果たしてできるでしょうか?
正確な状況判断や度胸、身体能力やタフさを兼ね備えたムファサだからできたことだと思います。
この強さを表しているのが、象の墓場でハイエナをボコボコにしているシーンですよねw
圧倒的な力の差に、ハイエナは心まで折られて戦意喪失でしたw
本当に一瞬で勝負を決めていますが、これスカーやシンバでもあっという間にやられているほどの強さだと思います。
あと、ザズーがスカーに「ムファサ王が来たらカバの大群でも逃げ出す」と言っていました。
これはもちろん大げさに言っているのですが、ムファサなら本当にカバも逃げ出しそうですw
これを踏まえた上でスカーとムファサの強さの比較をしたら、圧倒的にムファサが勝つのではないかと思っています。
シンバVSムファサ
上述したように、年老いたスカーに手間取るシンバもムファサには到底敵わないでしょう。
まぁ、王になって守るべきものが出来たときにシンバも強くなっていくのでしょうが、スカーを戦ったときのシンバではムファサには及ばなそうです。
ティモンやプンバァのような昆虫食をやめて肉食に戻ったら、野生の血が活発になり、ムファサに近づけるかもしれませんね!w
やはりどれをとってもムファサが1番っぽいですね~。
”ムファサ”という名前は伊達ではないようです。
関連:ライオンキングキャラクターの名前の意味は?スワヒリ語が語源だった?
関連:ライオンキング・プンバァの動物モデルのイボイノシシは臭い?実物の食べ物も昆虫?
関連:ティモンの動物モデルはなに?実物とイボイノシシとの仲良し動画についても
まとめ
映画「ライオンキング」のスカーは、スカー自信が公言するほど弱くはなさそうです。
むしろ、行動やシンバとの戦いを見ていると「強いのではないか?」とも思ってしまいます。
スカーはかなりのキレ者ですので、自分を弱いと印象づけていた方が”問題があったときに上手く立ち回れる”と考えていたのかもしれません。
そんなスカーですが、ポテンシャルが高すぎるムファサ相手では流石に負けそうですw
スカーとムファサの父親アハディが、ムファサを非常に溺愛していたとの情報もありますが、このポテンシャルの高さが子供のヒイキに繋がったのかもしれませんね~。
コメント