王蟲(オーム)のモデルはモスラ?元ネタ・モチーフ説の生き物まとめ!

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風の谷のナウシカの象徴の1つといえば腐海の森を守る強大な王蟲(オーム)。

パッと見では巨大なダンゴムシに見えますが一体なんの生き物がモデルになっているのが気になります。

一説では「あのモスラがモデルになっているのでは?」と言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?

ということでこの記事では風の谷のナウシカの王蟲のモデルについて書いていきます!

【風の谷のナウシカ】王蟲(オーム)のモデルはモスラの幼虫?

冒頭でも書きましたが、強大なダンゴムシに見える王蟲は「モスラがモデルになっているのでは?」というのが有力視されています。

確かに「知性がある巨大な蟲」という点など、見た目だけではなく設定も似ていますよね。

王蟲のモデルにはいろいろな説がありますが、中でも「王蟲=モスラがモデル説」が1番有力とされているようです。

 

宮崎駿監督が映画館でモスラを鑑賞

「王蟲=モスラがモデル説」が1番有力とされている理由は、宮崎駿監督が初代モスラを映画館で鑑賞し、その影響を受けたという情報があるからだそうです。

ソースとなるテキスト記事や映像は見つかりませんでしたが、宮崎駿監督と交流のあるプロデューサーの岡田斗司夫さんが有料のニコ生チャンネル?で解説していたらしい。(ちょっと調べきれませんでした^^;)

初代モスラは1961年(昭和36年)に放映されたかなり古い映画ですが、若かりし頃の宮崎駿監督が巨大なモスラの幼虫をみて何らかのインスピレーションを受けた可能性は十分にありそうです。

 

「巨神兵vs王蟲」は「ゴジラvsモスラ」のオマージュ?

実は宮崎駿監督はモスラだけではなく「ゴジラにも影響を受けていたのではないか」とも言われています。

確かに巨神兵が王蟲を焼き払うシーンなんて、ゴジラがモスラに熱線を吐いているシーンそのものですよねw

その他、もののけ姫に登場するデイダラボッチや、巨神兵の登場シーンも初期のゴジラ映画そっくり。

それを踏まえると「巨神兵vs王蟲」というのは、「ゴジラvsモスラ」のオマージュなのかもしれませんね。

 

ちなみに、巨神兵を手掛けた庵野秀明氏は映画『シン・ゴジラ』の総監督を務めています。

シン・ゴジラの熱線攻撃なんて、いよいよ巨神兵のビームそのものですよねw

 

宮崎駿はモスラの作者「堀田善衛」を尊敬していた

初代モスラは、

・中村真一郎

・福永武彦

・堀田善衛

という3人の文学者が書いた小説『発光妖精とモスラ』から作成されています。

 

宮崎駿監督はその中の1人・堀田善衛(ほった よしえ)さんをとても尊敬しており、堀田善衛さんにモスラのオマージュとして描いた王蟲を見てほしかったとの噂もあるとのこと。

自分が憧れる人にオマージュした作品を見てもらえたら嬉しいですが、宮崎駿監督でもそのような感覚があったとするとかなり面白いですね!(宮崎駿監督は非凡のイメージが強いので)

このような尊敬の感情があったとすると、王蟲のモデルにモスラが使われたというのも頷けます。

 

【風の谷のナウシカ】王蟲の元ネタ・モチーフ説の生き物まとめ!

上記のことから、やはり王蟲のモデルはモスラの可能性がかなり高そう。

王蟲のモデルを調べる過程で、モスラ以外にも様々な生き物が王蟲の元ネタ・モチーフになっている事が分かりました。

それが以下のもの。

  • 三葉虫
  • ダイオウグソクムシ
  • カタ・ジュタ
  • たけのこ

ちょっと生き物以外のも混じっていますよねw

簡単ではありますが、これを簡単にご紹介していきます。

 

三葉虫(さんようちゅう)

三葉虫とは約2億9900万年前から約2億5100万年前に存在していた節足動物。

最大で60cmほどの大きさで、甲羅がの部分が3つのパーツに分かれていることからこのような名前が付いたとのこと。

基本水中での生活が主であり、王蟲のように陸を歩くということは無かったようですね。

ただ脱皮をするなど王蟲と似た特徴があることや、その容姿から王蟲のモデルとして候補に上がっているそうです。

 

ダイオウグソクムシ

深海に生息するダイオウグソクムシも王蟲のモチーフになっているのでは?と言われています。

ダイオウグソクムシもかなりの大きさで、最大で50cmほどまで巨大になるのだとか。

見た目の不気味や脱皮をする点など王蟲に似ていると言われています。

 

オーストラリアの『カタ・ジュタ/オルガ山』

オーストラリアにある『カタ・ジュタ/オルガ山』という岩山も王蟲の元ネタと言われています。

もはや生き物でもなんでもありませんが、割と有名なのでご紹介。

「カタ・ジュタ」は大小36の岩山で構成された山で、アボリジニの言葉で「多くの頭」という意味があるとのこと。

 

宮崎駿監督もこの場所が好きなようで、「岩山を王蟲の大群に見立てたことが元ネタになったのでは?」とも言われているようです。

また実際にカタ・ジュタには「風の谷」と呼ばれる場所が存在しており、その事実も相まってナウシカのモデルになった場所として話題になっています。

 

ただ残念なことに、ジブリ側がカタ・ジュタは参考にしていないと公式で否定しているとのこと。

1番ロマンがある元ネタ説ですが、はっきりと否定されるとちょっと悲しいですね^^;

 

たけのこ

王蟲の元ネタ・モチーフ説で1番ありえないのが、「王蟲=たけのこ説」。

かなりふざけた説ではありますが、正直1番王蟲と似ているのが”たけのこ”w

とくに怒ったときの赤い目や、前方にある足の部分がもう王蟲そのもの。

絶対に王蟲のモデルではないでしょうが、ここまで似ていると流石になにかの関連性を感じずにはいられませんねw

 

【風の谷のナウシカ】王蟲のモデルや元ネタ・モチーフまとめ

宮崎駿監督がモスラを映画館で見たことで、王蟲のイメージが湧いたと言われています。

本人が語った記事等がないので説得力や信憑性には欠けますが、モスラの製作者である堀田善衛さんを尊敬していた事実も踏まえると、王蟲はモスラのオマージュの可能性もかなり高そう。

 

またモスラ以外にも、以下のものが王蟲の元ネタやモチーフと言われています。

  • 三葉虫
  • ダイオウグソクムシ
  • カタ・ジュタ
  • たけのこ

1番ありえないたけのこが1番王蟲に似ているのが本当にジワりますねw

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