【ナウシカ】腐海の瘴気は酸素?猛毒で肺が腐る理由を解説

原作漫画ではナウシカたち「綺麗な空気の中では生きていけない」という描写があります。

それを踏まえて考えると「腐海の瘴気=綺麗な酸素」なのでは?とも思ってしまいますよね?

ネット上でも「腐海は綺麗な酸素を排出している場所」という記事もチラホラ見かけますが、実際のところどうなんでしょうか?

そこでこの記事では腐海の森の瘴気は酸素なのか?について書いていきます!

【風の谷のナウシカ】腐海の瘴気は酸素だった?

結論から言うと腐海の瘴気は酸素ではありません。

ナウシカたち人造人間は多少の毒がないと生存できないという設定から、「ナウシカたちに猛毒な腐海の瘴気=正常な酸素」的な意見もネットでは見かけます。

しかし原作漫画の描写を見ると、眠りについている旧世界の人類にも腐海の瘴気は毒素であるように描かれていますから、「瘴気=綺麗な酸素」ではないようです。

「天地(あまつち)が清浄だった時のいきものが腐海のほとりに住めるはずがない」

このセリフを見れば腐海が排出する瘴気が旧世界の人間にも毒であるという解釈ができますよね。

 

【風の谷のナウシカ】腐海の瘴気が猛毒で肺が腐る理由を解説

酸素ではないなら”なぜ腐海の瘴気は毒耐性のあるナウシカたちにも猛毒なのか”という疑問が出てきますよね?

ナウシカの原作漫画の設定や言い回しが割と難しいので、「腐海の瘴気ってどういう設定?」と混乱してしまった人も多いはず。

ここでは腐海の瘴気が猛毒で肺がなぜ腐るのか?について書いていきます!

 

瘴気は全人類にとって「単純に毒」

上でも少し振れましたが、そもそも腐海の森が出す瘴気は全人類にとって猛毒の設定。

単純に毒性が強すぎるので、毒に耐性があるナウシカたちの体にも猛毒となるんです。

腐海の瘴気で生きられるのは、唯一腐海の森を広めるように作られた巨大な蟲たちのみ。

ちなみに作中では「瘴気はマスク無しでは5分で肺を腐らせる」的な言い回しがありましたが、おそらく毒耐性のない旧世界の人間だったら5分も持たずに肺が腐るんでしょうね。

 

肺が腐る理由は大地が汚染されているから

5分で肺を腐らせるほどの瘴気を腐海の森が排出するのは、ナウシカたち生きる大地に問題があります。

というのも、腐海の森が排出する瘴気は、大地内の有害物質を浄化する際に出てしまう二次代謝物。

簡単にいえば、地中の吸い上げられた有毒物質が気体として空中に排出されたもの。

 

大地が汚れていればいるほど、腐海が地中の毒を吸い上げて肺を腐らせるほどの瘴気を排出されます。

 

アニメ映画では「綺麗な水と砂の環境下では腐海の植物は瘴気を出さない」とナウシカは言っていました。

そのシーンを見ても、肺を腐らせる程の瘴気はやはり「汚染された大地が原因」という事が分かりますよね。

 

ちなみに腐海の植物は汚れた大地では急速に成長するとのこと。

風の谷でも腐海の植物が一気に繁殖しましたが、綺麗に見える風の谷でも地中の汚染は深刻だったようです。

関連:【ナウシカ】腐海の底(地下)はマスクがなぜ要らない?呼吸ができる理由

 

【風の谷のナウシカ】腐海の瘴気は酸素?についてのまとめ

腐海の瘴気は人造人間とされるナウシカ達に有害なため、「瘴気=綺麗な酸素」と言われることが多いです。

 

しかし原作漫画の、

「天地(あまつち)が清浄だった時のいきものが腐海のほとりに住めるはずがない」

というセリフからみると、「腐海の瘴気は旧人類にも毒なため酸素ではない」ことが分かりますよね。

ということは腐海の瘴気は全人類にとって猛毒であり、そこで生きられるのは森の番人とされる蟲たちのみです。

 

そしてアニメ映画でも「腐海は汚染された大地を浄化している」的なことを言っていましたが、5分で肺を腐らせる瘴気を排出するほど、ナウシカたちの生きる大地は汚れているのでしょうね^^;

色々と解釈が難しいナウシカですが、見れば見るほど奥深い作品です。

コメント

  1. 通りすがり より:

    「天地(あまつち)が清浄だった時のいきものが腐海のほとりに住めるはずがない」
    とは、逆説的な言い回しで
    「腐海のほとりに住んでいる我々は天地(あまつち)が清浄だった時のいきものではない」
    という意味ではありませんか?(住める住めないが論点ではない理解)
    かつ「ほとり」とは周辺を表す言葉なので、旧人類が腐海の「中」では住めないとは解釈できません。
    仮に、浄化のために人工的に作られた腐海が旧人類にとっても猛毒の瘴気を出し続けているとなると
    どのように空気は浄化されていくのでしょうか?

    • アツキ アツキ より:

      通りすがりさんコメントありがとうございます^^

      >「天地(あまつち)が清浄だった時のいきものが腐海のほとりに住めるはずがない」
      とは、逆説的な言い回しで
      「腐海のほとりに住んでいる我々は天地(あまつち)が清浄だった時のいきものではない」
      という意味ではありませんか?(住める住めないが論点ではない理解)

      ・「腐海のほとりに住んでいる我々は天地(あまつち)が清浄だった時のいきものではない」
      と解釈してしまうと、「では旧人類はいつの時代の生き物だったの?」ということになってしまいます。

      そもそもなんですが、腐海は大地の浄化システムとして作られたものなので、毒を浄化中の腐海の中に旧人類が住めることはありません。
      大地を浄化中の腐海の中に旧人類が住めるのであれば、わざわざ人造人間と蟲を作る必要もないですよね。

      >「ほとり」とは周辺を表す言葉なので、旧人類が腐海の「中」では住めないとは解釈できません。

      ・そして先ほど書いたように、腐海は大地を浄化するために作ったものなので、「旧人類が腐海の中に住めるか住めないか」という解釈自体が成り立たない気がしますがいかがでしょうか?
      個人的な解釈ですが、腐海のほとりであっても腐海の「中」であっても意味は変わらないと思います。

      >浄化のために人工的に作られた腐海が旧人類にとっても猛毒の瘴気を出し続けているとなると
      どのように空気は浄化されていくのでしょうか?

      ・腐海は大地の毒を結晶化させて無毒化しています。
      瘴気自体は猛毒ですが、「腐海の底は徐々に無毒化されてキレイな空気の割合が高くなっている」ことが、アニメ映画の作中でも確認できますよね。

      大地が無毒化されれば腐海も瘴気を出さなくなり、キレイな空気の割合も徐々に多くなります。
      そのサイクルを長い年月をかけて行うことで、空気を清浄化していくのだと個人的には解釈していました。

      そして完全にクリーンな空気になった頃には、「毒が無いと生きられない人造人間」も「腐海でしか生きられない蟲」も絶命するのでしょうね。