アラジンの最後の願いによって念願の自由を手に入れた”ランプの精ジーニー”。
長年のランプの制約から開放された彼は嬉しさ爆発させていましたねw
そんなジーニーですが開放されて自由になっても魔法を使ったり、空を飛んだりしていますよね?
自由になった時点で魔法も使えなくなりそうですが、なぜ使えるのでしょうか?
今回は自由になったジーニーの魔法力について調べてみました!
映画「アラジン」のジーニーが自由になっても魔法が使えるのはなぜ?
僕はジーニーが魔法のランプから解放されたら”ただの青い人”になるのではないか?と思っていたんですが、しっかり魔法が使えるようですw
1番最初に公開されたアニメ版映画の「アラジン」では解放された直後には明確な魔法は使っていませんが、自由に空を飛んでいるので魔力が残ってるのが分かります。
というか、アラジンの続編では遠慮なしに魔法をガンガン使っていますw
ですので、ランプの精という肩書とは関係なくジーニーは魔法を使えるということになります。
ジーニーのモデルの正体にヒントが?
映画「アラジン」でジーニーが自由になっても”なぜ魔法を使えるのか”についてはジーニーのモデルになった存在の正体にヒントがありました。
ジーニーのモデルになっているのはアラブ人に信じられてきた”ジン”という存在です。
アラブでは精霊や妖精、魔人といった生き物を”ジン”と呼ぶそうで、「目に見えない、触れられない」といった意味があるようです。
あらゆる面で”人間の能力を凌駕している存在”として語り継がれてきたようですね~。
”ジン”は「千夜一夜物語」というイスラム世界で語り継がれてきた古い物語に登場しています。
千夜一夜物語の英題は「アラビアンナイト」と言い、この題名なら聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
このジンという言葉がヨーロッパに伝わり、フランスでジェニー、イギリスではジーニーという呼び名になったようです。
ですからジーニーというのはそもそも”魔力や知性、力を備えた存在”を意味しているものでなので、ランプに縛られようが解放されようが魔法は使えるということが推測できます。
ジーニーがランプの精になった理由は?
そもそもジーニーはなぜランプの精という奴隷のようなことをやる羽目になったのでしょうか?
全てにおいて人間を凌駕する存在のジーニーが、人間の願いを叶えるというボランティアを永遠にさせられているのは非常に疑問です。
自由を熱望していたジーニーですが、はじめからランプの精ということはないですもんね?
必ずランプの精になったキッカケであるはずですが・・・。
ディズニー映画の「アラジン」でもジーニーの過去については一切触れていないので、なぜランプの精として存在していたのかは正直謎です。
しかし、古い言い伝えを追って調べてみると、古代イスラエルの国王”ソロモン王”が関係しているというのが分かりました。
言い伝えや伝説によると、ソロモン王は「ラジエルの書」という天使学や魔術的なことが記されている書物を持っていたそうです。
その書物を使って、70人以上の魔人や悪魔を操っていたとのことで、ジーニーもその中の1人だったのかもしれません。
ソロモン王とジーニーの間でなにかトラブルがあり、その罰としてランプに閉じ込められたという記述もあるようです。
閉じ込められた挙げ句に、人間の願いを叶えないといけないなんてひどい話ですね^^;
ディズニーのアラジンがこの伝説に沿って作られているかは不明ですが、元の話は結構恐ろしいですね。
一体、ソロモン王とジーニーの間に何があったのか気になります。
ここまでひどい扱いを受けるということは相当なことをジーニーはやらかしたんでしょうか?
ちなみに、ディズニーでは”ジーニーがなぜランプに閉じ込められたのか”を語った物語「Genies(ジーニーズ)」を制作すると以前発表したことがありました。
2015年に発表されたことですが、この制作が進んでいるのかどうかは不明です^^;
ただ、実写版での制作を予定していたようなので、2019年5月に公開された実写版「アラジン」の後に公開されることも考えられます。
ジーニーの過去が知れる物語が公開になれば、かなり胸アツ展開ですね!
2019年6月30日追記・・・実写版アラジンのジーニーの魔法力
実写版「アラジン」鑑賞してきました!
多少ネタバレ含むので見たくない方は追記分を飛ばしてくださいね。
実写版アラジンに登場するジーニーは、自由になった後に魔法を使う描写がありませんでした。
まぁ、アニメと実写版では多少ストーリーが違うので、ジーニーが魔法を使うタイミングもなかったんですがw
ただ、アニメと違って実写版でのジーニーは自由になることだけではなく、「人間として生きたい」というのが1番の願いだったようです。
ですので、自由になったタイミングで、ジーニーは魔人という存在から人間へと生まれ変わったのかもしれません。
その流れだとすると、実写版でのジーニーは魔法が使えなくなっている可能性がとても高いです。
魔人として長年生きてきた彼からすると、人間として生きることが魔法を使える以上に価値があるものなのかもしれません。
また、実写版のジーニーは、嘘をつくことや人に正直ではないことを酷く嫌っていたように感じました。
アラジンに正直者でいることをアニメ以上に訴えかけていた気がします。
勝手な想像ではありますが、ジーニーがランプに縛られたのは、嘘や虚勢が原因だったのかもしれませんね~。
何らかの嘘や虚勢の罰としてランプの精としてしか生きれなくなったとか?
”嘘をつくこと”や”自分や愛している人に正直でないこと”の愚かさを彼は身にしみてわかっているからこそ、アラジンの嘘や偽りに酷く敏感だったのではないでしょうか?
どちらにしても、「Genies(ジーニーズ)」が本当に公開されればそこらへんも明らかになるでしょうから、ディズニー待ちということになりますねw
まとめ
ジーニーが自由になっても魔法が使えるのは、元々”精霊や魔人といった存在”だったからのようです。
言い伝えや伝説の話では、ソロモン王とのいざこざが原因でランプに閉じ込められたようですが、ディズニー版の設定はどのようになっているのか気になります。
以前から制作が発表されている「Genies(ジーニーズ)」が公開されれば、ジーニーの謎が明確に分かるでしょうね~。
制作が白紙になっていないことを祈りながら、楽しみに待ってみましょうw
また、ジーニーとオープニングに登場する行商人の関係についても記事を描書きましたので、そちらもぜひチェックしてみたください!
関連:アラジンオープニングの商人はジーニー?ペドラーの名前や正体を考察
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