映画【母なる証明】は胸糞悪いけど面白い?評価が高い理由についても

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映画「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞の作品賞に選ばれたことで、ポン・ジュノ監督の作品映画に再度注目が集まっています。

そのポン・ジュノ監督作品の1つ、映画「母なる証明」は日本でも評価が高い作品です。

しかしネットを調べると「胸糞映画」という口コミも見かけます。

興味がある人にとってはハズレ映画は時間の無駄になるので見たくないところ。

そこで今回は映画「母なる証明」は、

本当に「胸糞映画なのか?」それとも「評価通り面白いのか!?」について書いていきます!

※ネタバレについてはしないように気をつけて書いていますが、完璧ではありませんのでそこら辺はご了承ください。

 

映画【母なる証明】のあらすじ内容

「母なる証明」は知的障害をもつ1人息子”トジュン”とその母の物語。 

母は薬剤店で働きながら女手一つで知的障害の子供を育てており、決していい暮らしとは言えませんが息子を生きがいとしていて、それなりに充実している様子。

そんな2人が住む静かな街で、突如アジョンという女子高生が無惨な姿で発見されます。

アジョンはかなり奇妙な格好で発見されており、謎が謎を呼ぶ奇っ怪な事件なのです。

その事件の容疑者として、知的障害のトジュンが拘束されてしまいます。

知的障害を持つトジュンは、警察に言われるがまま供述書に捺印をしてしまい、そのまま逮捕されることに。

事件現場にトジュンが持っていたゴルフボールがあったというだけで、ろくに捜査もしないまま逮捕されてしまいましたが、トジュン自身に否定や抗議をする能力もありません。

確かに事件の夜、友人ジンテに約束をすっぽかされたトジュンがアジョンを目撃していますが、ゴルフボール以外の証拠も出ないままのずさんな逮捕に母親は混乱します。

息子の無罪を証明するためやり手の弁護士に弁護を依頼するも、支払えるお金が少ないためにほとんど相手にされません。

弁護士が役に立たないとわかった母親は、自分で真犯人を見つけようと決意しあの手この手で事件の真相を暴こうと奮闘します。

 

映画【母なる証明】は胸糞悪いけど面白い?

母親と息子の愛を描いた映画「母なる証明」ですが、ネットでは「胸糞悪い作品」とのコメントがかなり多いです。

 

 

胸糞の理由は皆詳しくは書いていませんが、恐らく以下のようなものでしょう。

・暴走しだす母親と謎の言動が多いトジュンによって、全てがおかしな方向に動き出す。

・物語が大半が救いのない、綺麗事が一切ない現実を見ているよう。

・かなり予想外の結末で面白いが、結末がすっきりとしない感じで便秘のよう。

まぁ、僕の個人的な意見がほぼなんですが、そこまで遠くない感じだと思います。

また、登場する人物たちがほぼまともではないというか、控えめに言ってもクズ系人間が多いのも胸糞感を加速させます。

 

 

しかし冒頭でも触れた通り、映画「母なる証明」は日本でも評価が非常に高い作品です。

映画サイトでの評価を見ても「韓国映画だから」とい差別的で排他的なアホっぽいレビューを除けば、かなり高評価の映画と言えそうです。

SNSでも「胸糞悪い」とのコメントと同時に「面白い」という感想が非常に多いです。

 

 

救いのない胸糞悪い感じが逆に評価されているようです。

 

映画【母なる証明】の評価が高い理由

ここでは映画「母なる証明」の評価が高い理由についてさらに考えて見ました。

個人的な感想や視点が主ですが、映画「母なる証明」をまだ見ていない人に少しでも参考になればと思います。

では早速見ていきましょう!

 

どんでん返しのストーリー展開が面白い

映画「母なる証明」はどんでん返しの展開がとても多いです。

ストーリーが一定方向に進んでいると思いきや、展開が一気にひっくり返るので思わず声が出てしまいます。

 

 

二転三転するどんでん返しのストーリー展開は見ていて飽きがきません。

 

ラストのオチが面白い

映画「母なる証明」はストーリーラストのオチも見どころです。

派手なラストではありませんが、いい意味で期待を裏切るオチで非常に面白いです。

恐らく「えっ、どんでん返しを繰り返した結果がこのオチ!?」と声を出さずにはいられないでしょう。

 

 

基本ラストも胸糞なんですが、視聴者の考えを裏切るオチはやはり凄いです。

 

伏線の回収が曖昧

「母なる証明」は伏線の回収が曖昧です。

と、簡単にいうと語弊がありますねw

伏線の回収自体は丁寧なんですが、「伏線回収後もしっかりした答えがでない」と表現したほうがいいでしょうか。

というのも、考え方によっては登場人物の言動やラストの捉え方が何通りにもなるからです。

見る人によってラストの捉え方も違ってきますし、考察記事を読んで改めて発見することも多いので奥が深い作品といえます。

 

 

答えがはっきりしないことも胸糞作品と言われる理由の1つですが、それが面白いところでもあります。

 

グロいし暗いし救いがない

「母なる証明」の世界観は基本的にグロいです。

グロいと言っても精神的にゾッとくるグロさと言ったほうが的確でしょうか。

 

 

また、ストーリー的にも終始暗いイメージで、どこかねっとりとしており常にジメジメな感じ。

物語も救いがない感じで”社会的弱者の現実を突きつけられているような感覚”が付きまといます。

 

 

ハッピーエンドや感動とは程遠い「母なる証明」は、人間の本性や醜い部分を上手く表現している気がします。

全体的に人間臭さが強く現実味を感じれるところも、この「母なる証明」の評価の高さに繋がっている気がします。

 

役者の演技力が高い

映画「母なる証明」に出演している役者の演技力が高いです。

 

 

どの俳優ももれなく演技が上手いんですが、主役の母親と息子トジュンの演技がとくに秀逸です。

演じているというより「本当にその人物」のような演技力は圧巻です。

ハリウッドはもちろんですが、韓国映画のレベルもかなり高いんですね~。

ここまで演技力が高いと、映画を見ている方も物語に入りやすく内容に没頭しやすいです。

映画好きの人なら、この演技力を一度は見ておいて損はないはずですよ!

 

映画【母なる証明】は胸糞悪いけど面白い理由まとめ

映画「母なる証明」は噂通りの胸糞作品です。

精神的にグロかったり、はっきりしない部分が多かったりと、基本ジメジメした作品と言えます^^;

しかし、捉え方によってはラストの印象がガラッと変わったりすることや、人間臭いストーリーはとても現実味があり面白いです。

また出演している役者さんの演技力がとても高いので、映画好きの人はぜひ1度ご覧になってみることをオススメします!

ちなみに、「母なる証明」の映画が、動画配信サービスの無料トライアルを活用すれば実質タダで視聴可能です。

関連動画を貼っておきますのでぜひ参考にしてみてください!^^

 

 

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