仕事における残業にフォーカスした小説の「わたし、定時で帰ります。」がドラマ化です。
略して「わた定」となったこのドラマは、2019年4月からTBS系で火曜日22時からの放送です。
この物語では主人公の東山結衣が、ブラック上司や残業したがる社員との闘いを描いており、働き方改革などに揺れる日本には丁度いいドラマですね!
次から次へと絶えず主人公・東山結衣の敵は出てきます。
その1人が結衣の先輩にあたる賤ヶ岳八重(しずがたけ・やえ)です。
ていうか漢字が読めないw
原作の小説を読んで、漢字が分からなくて検索した人も多いんじゃないでしょうか?w
テストで名前書くの面倒くさそうですね。
そんな賤ヶ岳八重を演じる人女優についてや、物語中に役員の丸杉が賤ヶ岳に放った「翔んでる女性」の意味や賤ヶ岳の双子の名前について書いていこうと思います。
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わた定の賤ヶ岳(しずがたけ)八重の女優は内田有紀
わた定で賤ヶ岳八重を演じる女優さんは内田有紀さんです。
1975年の11月16日生まれの内田有紀さんは東京都で生まれ育った都会の芸能人。
幼い頃から両親の離婚で住まいを変える事になったりと、かなり大変な思いをされてきたようです。
中学2年生にはモデルとして活動していたようで芸歴はかなり長く、高校では一人暮らしを始めていたようですね~。
両親の離婚や再婚などを経験して、早く自立したいなどの考えがあったんでしょうか?
しかし、自らも結婚と離婚を経験し、最近では女優業に力を入れています。
そんな内田有紀さんですが、もう40歳を越えているのにとてつもない美貌の持ち主で本当にビビります。
若い頃よりも確実にキレイになってますよね?w
ドラマとはいえ、こんな人が同じ部署にいるとか心底羨ましすぎます。(汗)
内田有紀が演じる賤ヶ岳八重とは?
では今度は美人の内田有紀さんが演じる賤ヶ岳八重について。
産休で休んでいた賤ヶ岳八重は、産後わずか6週間という極短の日にちで仕事に復帰するというほどのキャリアウーマンです。
彼女は会社の役員となるべく、子供の世話を旦那に丸投げしたり、自分が上司に気に入られるために、結衣や部署のみんなをダシにしてまで出世したいと考えている女性です。
人を踏み台にして手段を選ばない気迫をみせる賤ヶ岳八重はまさに出世の鬼。
人それぞれ家庭の事情や考えがありますが、産後6週間で仕事に復帰してすぐに出世をひたすら目指すなんて、”経済的にかなり追い込まれた人”か”仕事中毒の人”ぐらいですよね?
産休手当が出る会社でももらえる給料が大概減りますから、賤ヶ岳八重もかなり困窮していたのでしょうか?
それとも種田晃太郎のような仕事中毒者なのでしょうか?
と、思ってしまいますが、実は彼女の場合はそうではありません。
原作の小説で賤ヶ岳と結衣のやり取りを見ていると、賤ヶ岳八重はもともと結衣と似た感じの女性だったことがわかります。(結衣ほど定時にこだわっていないようですが)
賤ヶ岳八重は”子持ち”ということや”産休で休んだ”ということを、”仕事する上でのハンデ”と強く感じており、その焦りから「出世して見返してやろう!」と意気込んでいるようです。
しかし、この出産や育児ということは、人間が生きる上で常に優先されるべきことです。
しかし、中途採用の皆勤賞女”三谷”の言葉で賤ヶ岳八重は精神的に追いやられます。
三谷は産休に入る前の賤ヶ岳八重に対して、
「子供を生んでも産休は取らないでくれ」
「6週間も休んですみませんと言ってお菓子を配って謝罪すべき」
「夫と子供がいてキャリアまで求めるのは身の程知らず」
という心無い言葉を言いました。
この三谷の不愉快な言葉の数々に個人的にかなりムカついてしまいました。
この言葉で賤ヶ岳八重は産休中もずっと不安で、「子供を産まなければよかったかな」涙まで流しています。
心無い言葉に悔しさや焦りを抱いた真面目な賤ヶ岳八重。
「結婚しても、子供を産んでも、仕事はできるんだ!」
ということをみんなに認めさせるために、出世欲の塊になってしまったんですね。(汗)
この三谷の言葉がなければ、産休もしっかり取りつつ、育児もこなして、母親としての時間や家族としての時間をゆっくり噛み締められたのかもしれません。
これを考えると、賤ヶ岳八重も”残業が当たり前”、”休みは取得するな”という日本の暗黙の了解、古い考えの被害者であることがわかりますね。
丸杉が賤ヶ岳に言った「翔んでる女性」の意味
産後にすぐに仕事復帰した賤ヶ岳八重の噂を聞きつけた執行役員の丸杉は、賤ヶ岳に「女性躍進プロジェクト」のモデルケースにピッタリだと言います。
出世欲の塊になっている賤ヶ岳八重がその話に食いつくと、丸杉が、
「躍進しちゃってよ!翔んでる女性になってよ!」
と言います。
翔んでる女性?なにそれ?って感じですよねw
翔んでる女性って言うのは、1977年に流行語になった「翔んでる女」のことを言っています。
翔んでる女の意味は、
・これまでの枠に収まらない女性
・開放的で新しいタイプの女性
・自立を求めて自由に生きる女性
という意味があるようです。
1970年代と言えば、性別を理由とする社会的差別からの開放を訴える「女性解放運動」や女性の天皇制の問題の動きが活発になるなど、女性が社会に大きく進出したと言える年代です。
この言葉を34歳前後の賤ヶ岳八重が知っていたのかは不明ですが、丸杉がコーヒーを飲み終わったマグカップをヘラヘラと洗う場面があるので、きっと意味は理解していないでしょうね。
本当に翔んでる女性なら、会社のお客さんでもない人が飲んだマグカップを喜んで洗いはしないでしょうからね~。
ちなみに、結衣はマグカップを差し出した丸杉に「給湯室、そこですよ」と言っていますw
あなたはどちらが翔んでると思いますか?w
賤ヶ岳八重の双子の名前がかわいい
ちょっとオマケっぽい部分になりますが、賤ヶ岳八重の出産した双子の名前がかわいいのでご紹介。
上述しているように賤ヶ岳八重はの子供は双子なんですが、
双子の子供の名前は”空(そら)”と”海(うみ)”と名付けられています。
この名前だとどちらとも男の子でも女の子でも有りな名前ですよね!
この名前をみて僕が10代にハマっていた「キングダムハーツ」というゲームを思い出してしまいましたw
小説でみた名前なのでドラマで登場するかはまだ不明ですが、双子のかわいい子供も登場するかもしれませんね!
まとめ
賤ヶ岳八重を演じる内田有紀さんは本当にキレイですね~。
あんな人職場にいたら嬉しいですが、緊張して逆に仕事が出来ない可能性も考えられますがw
その内田有紀さん演じる賤ヶ岳八重についても書きましたが、彼女も被害者と言えば被害者です。
それを考えると、ほかのブラック上司やイカれた社員とは、ちょっと見かたが変わってきませんか?
女性も男性も、仕事をやりながらでも無理なく育児をこなせる環境作りや考えがもっと広まるといいなと思う僕でした。
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